6月8~9日、一泊で岐阜県下呂温泉に行ってきました。
宿泊は玄関と本館の建物が登録有形文化財に指定されている湯之島館です。
本館は昭和6年竣工の本格的数寄屋造ですが、当時としてはまだ珍しかったRC造の娯楽室と呼ばれる洋館が併設されています。
山腹に建つ深い木立に囲まれた木造3階建ての宿は、戦前の温泉宿の雰囲気をよく残しており、レトロな洋館にはダンスホールや撞球室、足湯のあるテラス、サンルームなどが当時のままの姿で訪れるものを迎えてくれます。
■本館玄関
■玄関脇の囲炉裏
■本館客室~木造3階建の和風意匠を凝らした旅館建築
■湯之島館/岐阜県下呂市湯之島645番地
竣工:昭和6年(1931)
設計:丹羽英二建築事務所
施工:戸田示造
構造:木造・RC造
撮影:2019/06/08・09
※国登録有形文化財