最近の私の一日は、午前中に家事、買い物、ウォーキング、午後からはほとんど二階の自室で気ままな時間を過ごしています。
おうち時間の充実に欠かせないのが音楽です。
パソコンに落とした手持ちのCDやLPの音源、YouTubeにアップされている70年代くらいまでのロック、ジャズ、ポップス、歌謡曲、フォーク、ニューミュージックなどなどお気に入りの楽曲を聴きながら、初冬の暖かい日差しの中で過ごす時間は、今の私にとっては至福のひと時です。
PCのデジタル音源を、40年前のアンプ、スピーカーにつないで楽しむ。デジタルとアナログの融合で、私のような古いオーディオを愛用している人間にも快適な音楽環境が構築できます。
今でもしっかりアルバムを聴きたいときは、まだ現役のレコードプレーヤーに針を落とします。最近またアナログレコードが見直されているようで、レコードを聴いて育った昭和世代にはうれしい限りです。
レコードならではの一枚ごとに裏返しかけなおす手間のかかるルーティンと、存在感抜群の大きな紙ジャケットはスマホ世代の若者には、かえって新鮮な体験だったのかもしれませんね。
しかし楽曲をBGMとしてランダムに流すのにはCDやレコードは使い勝手が悪く、膨大な曲数をデジタル音源として管理再生できるPCに勝るものはありません。
私にとっておうち時間の充実には、今やデジタル音源のPC再生は欠かせない存在なのです。
しかしYouTubeはすごいですね。
学生当時に手に入らなかったような希少なレコードも、検索すればたちどころにヒットし、楽曲もその場で聴ける。
昭和のアナログ時代に青春時代を送った私の世代にはまさに隔世の感があり、ちょっと便利すぎて怖いくらいです。
レコードを探して、友人と輸入盤屋をさまよった学生時代が、今となってはいとおしく感じます。