アミカン本社から東海道を桑名方面へ北上、JR関西本線の富田駅のすぐ東側にイオンモール四日市北があります。その敷地内に歴史を感じさせる煉瓦造の倉庫が5棟並んで建っています。現在のイオンモールは、東洋紡績富田工場の跡地を利用して建てられたもので、その当時を偲ぶ原綿倉庫が取り壊しをまぬがれ、簡易保育所や飲食店として再利用されています。
大正期の貴重な産業遺産が、地域の人たちが利用する施設として再活用されている姿は、近代化遺産の保存活用のまさにお手本と言えるでしょう。
◆旧東洋紡績富田工場原綿倉庫/三重県四日市市富州原町221-2
竣工:大正6年(1917)
構造:煉瓦造平屋建
撮影:2013/11/17
※国指定登録有形文化財
■国道1号線JR富田駅前の信号から延びる道路沿いに建つ5棟の旧レンガ倉庫
■イオンモール側から見た建物~様々な商業施設によって再利用されています
■道路に面した妻側上部に、紡績工場時代の「〇富」マークがうっすらと残っています
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