前身は明治7(1874)年に開業した「興益社」で、明治30年に私立「第十銀行」となりました。その後昭和16年に「第十」「有信」の2銀行が合併し、現在の「山梨中央銀行」が誕生しています。
外観は昭和戦前期の地方銀行建築によく見られる古典様式を簡略化したデザイン。
■正面にはオーダーが簡略化された角柱のピラスターが並びます
■細部の装飾は排除された平面的なファサードで、昭和初期の様式建築からモダンデザインへの流れが感じられます
■山梨中央銀行東京支店(旧第十銀行東京支店)/千代田区鍛冶町1-6-10
竣工:昭和4年(1929)
設計:徳永庸
施工:不詳
構造:不詳
撮影:2017/08/11
偶然こちらのブログに辿り着き、面白くて読み進めてしまいました。
私は数年前、名古屋市瑞穂区の名古屋市立大学付近に住んでいて、近所の家が不思議な形をしているのがずっと気になっていましたが、あれは一部洋館になっているからなのですね!
ようやく疑問が解決できて嬉しいです。
ありがとうございます!
ご当地マンホールの記事も沢山ありますが、熱田区の白鳥公園のオアシス広場に行かれた事はございますか?
国際会議場の南側に全国のご当地マンホールが展示されています。
デザイン博の展示の一部だったのでしょうか。
「創造の柱」の南、ガジュマルの木(確か…)の近くにあって、面白いスペースです。
ブログを見ていただきありがとうございます。
瑞穂区~昭和区は戦前の洋風住宅が比較的残っている地域ですが、最近は建て替えや、駐車場、コンビニなったりして激減しています。
なくなる前に一軒でも多くご紹介できればと建築探訪を続けています。
白鳥公園のマンホール展示、知りませんでした。
今度ぜひ寄ってみようと思います。
また街で見つけた面白物件などお知らせください。