シジュウカラの子育ても終盤に入った。
雄・雌が休むことなく雛に餌を運んでいる。
雛の鳴き声も大きくなって、家の中までよく聞こえてくるようになった。
まるで、止め忘れた目覚まし時計のように、親が去った後もしばらく鳴いている。
運んでくる餌の種類も豊富だ。昆虫の成虫(中には2cmほどの蝶もいた)、昆虫の幼虫(青虫や黒っぽい虫)、ミミズ、クモといったものを運んでくる。1時間に20回ほどは運んでいるようだ。巣への侵入は雄・雌ともに西側からだが、雄は巣を通り越して東側のコニファーの枝に止まり、そこからすぐに巣箱に入るのに対し、雌は西側のバラの枝に止まって時間をかけて巣へ入って行く。
巣から出る時は、どちらも雛の排せつ物をくわえていく。どこへ運ぶかは分からないが、巣の周囲を汚すことはしない。
雨の日だって決して休むことはない。雌・雄の奮闘は後1週間ほど続きそうだ。巣立ちの予定日は7月17日である。
これまでの子育て記録については、こちらをご覧ください。
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