
ヤマボウシはミズキ科ミズキ属の落葉高木です。別名をヤマグワといいます。
本州、四国、九州に分布し、庭木としても人気のある樹木です。
名前の由来は、頭状の花序を僧兵の頭に、総苞片を白い頭巾に見立てたというのが一説です。



花期は5~7月で、葉の展開後に開花します。
花弁のように見えるのは総苞片で、その中心に淡黄緑色の小さな花が20~30個密集してつきます。
花弁と雄しべは4個、花柱は1個です。


発芽しやすいので実生で増やすことができるそうです。
我が家のヤマボウシは16年前に植栽したもので、一昨年の台風ですべての葉を落とし、直後に大きく剪定しましたが、無事に復活しました。

