伊豆沼・内沼とその周辺の水鳥(その② 飛翔編)からの続きです。
翌、2月7日の早朝、まだ暗いうちに伊豆沼に出かけました。気温はマイナス5℃、手袋をしていても指先が冷たく感じます。
もちろんお目当ては、7万羽が越冬しているというマガンが、日の出とともに一斉に飛び立つ姿を観ることです。
栗原市のポータルサイトを再び引用します。
(引用はじめ)
マガンは、伊豆沼を代表する冬の鳥です。毎年数万羽のマガンが越冬のために伊豆沼にやって来ます。夜は沼の水面で寝ますが、朝になると一斉に飛び立ち、沼周辺の田んぼで落ちモミなどを食べます。日の出をバックにマガンの群れが飛び立つ光景や、その羽音はとても印象的です。伊豆沼・内沼のマガンが一斉に飛び立つ時の羽音と鳴き声は荘厳で、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれています。
(引用終わり)
では、6時25分、僅か1分足らずの間に撮った61枚の写真を、続けてご覧いただきましょう。





























































ショウはいきなり始まりました。
西の方から怒涛とともに、一斉にマガンの塊が飛び立ち、そして押し寄せ、空を埋め尽くし、頭の上を通り過ぎていきます。
それは何の秩序もない、それでも目指す先は決まっている、行動でした。
マガンたちは、徐々に秩序を取り戻し、隊列を組み、三々五々、付近の田圃に散らばっていきます。
ピンク色に染まった東の空に、マガンの群れが吸い込まれていきました。
1分足らずでショウが終わりました。
写真は手持ちで撮りました。初めは西の方にカメラを向け、徐々に北へ移し、最後は東の空に向けました。
水平が合っていないものもありますが、ご容赦くださいませ。
この日は動画も撮っていました。ところが大失敗をしました。
ひとつには、ピントが合っていませんでした。動画撮影時のAF機能について、よく理解していませんでした。
もうひとつは、近くで写真を撮ったため、シャッター音がうるさく入っていました。とても皆さまにお見せできるような代物ではありません。
ということで、課題ばかりが積み残った撮影になりました。
これもいい経験と思い、いずれまた挑戦したいと思います。
十分に感動をお伝え出来ず、恐縮です。
こんな報告に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
伊豆沼・内沼とその周辺の水鳥 (完)
2月10日は植物クロスワード(第20回)を投稿します。
20回目となることから、マス目の数を1.5倍に増やしました。テーマは早春の野山の花です。
ぜひ、お楽しみくださいませ。
翌、2月7日の早朝、まだ暗いうちに伊豆沼に出かけました。気温はマイナス5℃、手袋をしていても指先が冷たく感じます。
もちろんお目当ては、7万羽が越冬しているというマガンが、日の出とともに一斉に飛び立つ姿を観ることです。
栗原市のポータルサイトを再び引用します。
(引用はじめ)
マガンは、伊豆沼を代表する冬の鳥です。毎年数万羽のマガンが越冬のために伊豆沼にやって来ます。夜は沼の水面で寝ますが、朝になると一斉に飛び立ち、沼周辺の田んぼで落ちモミなどを食べます。日の出をバックにマガンの群れが飛び立つ光景や、その羽音はとても印象的です。伊豆沼・内沼のマガンが一斉に飛び立つ時の羽音と鳴き声は荘厳で、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれています。
(引用終わり)
では、6時25分、僅か1分足らずの間に撮った61枚の写真を、続けてご覧いただきましょう。





























































ショウはいきなり始まりました。
西の方から怒涛とともに、一斉にマガンの塊が飛び立ち、そして押し寄せ、空を埋め尽くし、頭の上を通り過ぎていきます。
それは何の秩序もない、それでも目指す先は決まっている、行動でした。
マガンたちは、徐々に秩序を取り戻し、隊列を組み、三々五々、付近の田圃に散らばっていきます。
ピンク色に染まった東の空に、マガンの群れが吸い込まれていきました。
1分足らずでショウが終わりました。
写真は手持ちで撮りました。初めは西の方にカメラを向け、徐々に北へ移し、最後は東の空に向けました。
水平が合っていないものもありますが、ご容赦くださいませ。
この日は動画も撮っていました。ところが大失敗をしました。
ひとつには、ピントが合っていませんでした。動画撮影時のAF機能について、よく理解していませんでした。
もうひとつは、近くで写真を撮ったため、シャッター音がうるさく入っていました。とても皆さまにお見せできるような代物ではありません。
ということで、課題ばかりが積み残った撮影になりました。
これもいい経験と思い、いずれまた挑戦したいと思います。
十分に感動をお伝え出来ず、恐縮です。
こんな報告に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
伊豆沼・内沼とその周辺の水鳥 (完)
2月10日は植物クロスワード(第20回)を投稿します。
20回目となることから、マス目の数を1.5倍に増やしました。テーマは早春の野山の花です。
ぜひ、お楽しみくださいませ。
数万羽もいるというマガンの飛び立ち、羽音が凄かったことでしょう。
空がだんだん明るくなっていくのが分かります。
早起きされて、1分足らずの目くるめくような瞬間に出会えて、本当に良かったですね。
お陰様で、こんな素晴らしいお写真を見せて頂くことが出来ました。
動画が上手く撮れなかったそうで、残念でしたね。
シャッター音が入ったそうですが、その部分をカットされたら如何でしょうか。
(なんて分かったようなことを言ってすみません。)
感動は十分伝わりましたよ。
有難うございました。
また、アドバイスも、ありがとうございます。
動画は必ずリベンジしたいと思います。
今回は三脚、カメラをしっかり準備したつもりでしたが、肝心の技術が不足していました。
前日に、それなりにうまく撮れたのは、たまたまだったようです。
伊豆沼から帰った翌日、地元の七次川調整池へ行ってきました。
カメラを持たずに出かけたのですが、オオハクチョウが池の上を飛び、目の前を飛んでいきました。
標準レンズでもフレームいっぱいになりそうな、近さでした。
伊豆沼には伊豆沼の良さがあり、地元の池には地元の池の良さがあると感じた次第です。
日の出とともに一斉に飛び立ち餌場に向かうのですネ。
空が明けて行く様子も同時に見る事が出来て圧巻です!!
凄い光景をキャッチされましたネ!
その昔上映されたヒッチコックの「鳥」を思い出してしまいましたが・・・
スケールは何倍も上ですネ。
十二分に感動が伝わりましたヨ。
カメラを動かす、指の冷たさ、ご苦労ありますよね。
お陰様で、数万羽のマガンのショー、
楽しませていただきました。
shuさんが、堪能されたも伝わってきます。
私もハクチョウは見に行きましたが、
その頃は、あぁ寒い、早く帰ろう~で、
こんなシーン、見たことなかったです。
三々五々、付近の田圃に、散らばっていく。
伊豆沼周辺、田園が多いの知っています。
田植えが始まるとグリーンの絨毯のようになり、
刈り取りが終わると、一面の土色、そして、雪景色になるのも覚えています。
代わりに今時期、渡り鳥の餌場になるんですね^^
大きな道路に、温度が表示される標識があるのも覚えています。
この時期、毎日マイナス気温なんですよね。
寒い中の写真、ありがとうございます。
こんばんは。
すごい光景ですね!
こんな光景に出会ったら、シャッター切りまくりですよね。
どこかで見た光景だと思いましたが、ヒッチコックの映画『鳥』でした。
あの場面に匹敵するすごい写真です!
7万羽のマガンが一斉に飛び立つ現場にいた凄さが写真から
伝わってきます。凄いです。圧巻です。壮観です。感動です。
どんな言葉を使っても、私にはこの光景を表すことができません。
1分足らずの間、シャッターを押し続け61枚の写真に収めるのも
大変だったと思います。音が聞こえないのが残念ですが、shuさん
は日本の音風景100選に選ばれた伊豆沼・内沼を体験されました。
動画が残らなかったのは残念ですが、次回に期待しています。(^.^)
貴重な記録を見せていただきありがとうございました。
ものすごいマガンの群れですね!!!
たくさんの疑問が。
このマガン、夜の間は池で過ごしているようですが、何万羽も寝られるくらい大きな池なのでしょうか。
(すごい密度?)
一分で通り過ぎるとのことですが、どのくらいの速さで飛べるのでしょう。
飛び立った後はどこに出勤?
いつも同じ小集団が同じ場所に行くのでしょうか。
その仲間はどうやって決まる?
何より1分間足らずに61枚の写真がすごいです。
1枚1秒弱ですね〜
いやー、実際見たら感動で殺到しそうです。
寒い時期に寒い地方に水鳥を見に行かれたのですね。
ガンは名前は良く聞くのですが、実物はあまり見たことがないし、鳥撮りをしている仲間の口からもあまりその名を聞きません。調べると、島根以西では見られないとありますので、たぶん四国には渡ってこないのでしょうね。かなり大型の鳥のようですね。
その大型の鳥が何万羽と一斉に飛び立つのですから、羽ばたく音や鳴き声だけでも相当の迫力でしょう。
これだけ多いと、鳥同士がぶつかるなんて言うことはないのでしょうか?
栗原市と言えば、甥っ子が古民家を買って住んでいるようなので、栗駒山登山とセットで、一度見に行きたいものです。って書きましたが、その頃の栗駒山はとても登れないですね。
こちら四国では早くも高知に花が咲き、花散策が始まりました。
私が2月5日に伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターを訪ねた際に、職員の方からお聞きしたところでは、マガンが7万羽越冬中とのことでした。
マガンは昨年11月に10万羽いたのですが、3万羽が別の所へ移ったようです。
今度訪ねる際は、11月の末にしようと思います。
ヒッチコックの鳥ですが、映画の中で数多く飛んでいるのはカモメの仲間で、カリフォルニアカモメだそうです。
カリフォルニアカモメは全長が53cm、マガンはそれよりも大きくて72cmありますから、さらに迫力があります。
今回、1分足らずでしたが、とても感動しました。
皆さまに動画で観ていただけず、申し訳なく思います。
シャッターを切る時も手袋ははめたままでしたが、それでも手が凍えました。
ホテルに戻って、お湯で温めると、じーんと指先が生き返っていく感じでした。
attsu1さんはご存知ですが、周辺はササニシキの大産地ですよね。
築館インター付近まで行ってもマガンがいましたので、けっこう広い範囲で餌を採っているようですね。
田植えが始ま前に水田に水が張られると、栗駒山が田圃に写るでしょうね。
そんな景色も観てみたいものです。