7月1日にカボチャの雌花を載せたので、今日は雄花について書こう。
これまで育てたカボチャは、いずれも雄花が先に咲き出し、雌花は遅れて花がついた。
今回もその例に漏れず、雄花が先行した。そして、今は雄花・雌花ともに咲いているが、数は雄花が多い。

カボチャは雄花、雌花が別々(雌雄異花)だと知られているが、実は発生段階では両性花だ。
それが、成長途上で雄しべの発達が停止すると雌花に、雌しべの発達が停止すると雄花になる。
雄花の構造を観てみよう。

カボチャの雄花は、雄しべが1本しかないように見える。しかし、この大きな雄しべに見えるのは、葯の集合体だ。実際は3本の雄しべが寄り集まっている。
花の中を覗いてみるとよく分かる。 撮影しやすいように花弁を切り取った。

3本の雄しべ(花糸)が寄り集まって。上へ伸びているのが分かる。 もっと拡大して観よう。 虫が入って暴れたので、花粉がたくさん落ちている。

花糸の根元はかなり太い。 もともと分かれているので、花糸の間には隙間がある。

最後に葯を撮っておこう。 花粉は丸く見えるが、実際はとげとげがあるそうだ。 もちろんこのカメラでは分からない。

おまけに、花に集まる虫を載せておこう。 この他に真っ黒なゾウムシのような虫もいたが、今日はこの虫とアリだけ。 カボチャの色に染まっているのが面白い。

ここからは、7月1日に書いた、雌花についての記事です。
スーパーで買ったニュージーランド産のカボチャを、食べた後に種を播いたら花が咲いた。
初めの中は雄花ばかりだったが、昨日初めて雌花が咲いた。


写真は昨日、雨が降り始める前に撮ったものだ。
柱頭の先が4つに裂けている。


先日書いたように、市販のカボチャはほとんどがF1種から作られている。
従って、仮に受粉に成功しても美味しい実が生ることはない。
それを承知で人工授粉をしてみた。さて、どうなることやら。
ちなみに、こちらが雄花。雄しべの写真を撮り忘れたので、いずれ追加しておこう。

閑話休題。
カボチャ料理のお薦め、ベスト3はこちら。
1.冷製カボチャのスープ
2.カボチャコロッケ
3.カボチャの天ぷら
かぼちゃには、ビタミンAの元となるβカロテンが豊富に含まれるのはご存知の通り。
冬至に食べるのはそのためだが、夏に美味しいカボチャで、この夏を元気に過ごそう!
これまで育てたカボチャは、いずれも雄花が先に咲き出し、雌花は遅れて花がついた。
今回もその例に漏れず、雄花が先行した。そして、今は雄花・雌花ともに咲いているが、数は雄花が多い。

カボチャは雄花、雌花が別々(雌雄異花)だと知られているが、実は発生段階では両性花だ。
それが、成長途上で雄しべの発達が停止すると雌花に、雌しべの発達が停止すると雄花になる。
雄花の構造を観てみよう。

カボチャの雄花は、雄しべが1本しかないように見える。しかし、この大きな雄しべに見えるのは、葯の集合体だ。実際は3本の雄しべが寄り集まっている。
花の中を覗いてみるとよく分かる。 撮影しやすいように花弁を切り取った。

3本の雄しべ(花糸)が寄り集まって。上へ伸びているのが分かる。 もっと拡大して観よう。 虫が入って暴れたので、花粉がたくさん落ちている。

花糸の根元はかなり太い。 もともと分かれているので、花糸の間には隙間がある。

最後に葯を撮っておこう。 花粉は丸く見えるが、実際はとげとげがあるそうだ。 もちろんこのカメラでは分からない。

おまけに、花に集まる虫を載せておこう。 この他に真っ黒なゾウムシのような虫もいたが、今日はこの虫とアリだけ。 カボチャの色に染まっているのが面白い。

ここからは、7月1日に書いた、雌花についての記事です。
スーパーで買ったニュージーランド産のカボチャを、食べた後に種を播いたら花が咲いた。
初めの中は雄花ばかりだったが、昨日初めて雌花が咲いた。


写真は昨日、雨が降り始める前に撮ったものだ。
柱頭の先が4つに裂けている。


先日書いたように、市販のカボチャはほとんどがF1種から作られている。
従って、仮に受粉に成功しても美味しい実が生ることはない。
それを承知で人工授粉をしてみた。さて、どうなることやら。
ちなみに、こちらが雄花。雄しべの写真を撮り忘れたので、いずれ追加しておこう。

閑話休題。
カボチャ料理のお薦め、ベスト3はこちら。
1.冷製カボチャのスープ
2.カボチャコロッケ
3.カボチャの天ぷら
かぼちゃには、ビタミンAの元となるβカロテンが豊富に含まれるのはご存知の通り。
冬至に食べるのはそのためだが、夏に美味しいカボチャで、この夏を元気に過ごそう!
市販の南瓜からの種、大きくなって欲しいですね。
南瓜料理、どれも美味しそう。
夏にスープは作るのですがこの所揚げ物は一切していない。 横着な人生にならないように今年は挑戦してみようかしら。
こんばんは。
仕事をしている頃はカボチャを育てていました。
雄花と雌花を見るためです。
もう10年ほどカボチャの花、見ていませんでした。
とても懐かしいです。
実らないのでしょうか?
市販のカボチャからどんどんカボチャが作れたら、種苗会社は儲けがなくなってしまいますね。
F1種は優性の遺伝子により、揃って良いものが出来るが、F2になると劣勢の遺伝子が顔を出すので良い作物が出来ない、ということですか?
難しい話でよく分かりませんが、このカボチャは実っても美味しくないみたいですね。
かぼちゃは天ぷらも煮物も大好きです。
昨日煮たカボチャ、まだ冷蔵庫に残っています。
そろそろ国産のカボチャも出回るころですね。
北海道のカボチャが出てきて、値段が下がるのは秋口です。
カボチャは揚げ物が美味しいですが、イチ押しは冷製スープです。
ネットにたくさんレシピが載っています。
ミキサーさえあれば簡単に作れます。
ハンドミキサーでも大丈夫です。
カボチャは雌株、雄株がはっきり分かるので、小学5年生の理科で使われるようですね。
毎年、栽培されておられましたか。ご苦労様でした。
私がこれまで食べた中では、群馬にいた頃、育てたカボチャがとても美味しかったです。
その頃は、種子も自家採取が普通だったように思います。
味は、ホクホクしていました。
今でも、群馬の農家の友達からいただくカボチャは、その時の味です。
F1種子でも実ると思いますが、味は美味しくないと思います。
種子にも知的財産権がありますが、実際は守られませんので、種苗会社は自主的に防衛するしかありません。
F1は必要悪だと思います。
雨が強くなってきました。
さて、F1種の件、さざんかさんがお書きくださった通りです。
私も現役のころ、アグリビジネスに関係していた時期がありました。
カボチャを扱ったことはありませんが、北海道にカボチャ農家が多いのは覚えています。
カボチャの煮ものも美味しいですね。
煮物は出汁が勝負ですね。スープも同様ですが、冷製スープはコンソメだけで充分です。バターを加えるのもありですが。
素材そのものの味が美味しいのは、天ぷらだと思います。
今の季節、冷たい煮物も美味しいですね。
カボチャの花大きくて立派!
葉っぱやツルがざらざらしてちょっと触りたくないけれど引き寄せられるね。
うちはコンポストを利用していますがカボチャの芽がでて来てそのまま植えたことがあります。
とってもホクホクで美味しいカボチャが出来ましたよ。
まぐれだったのかな?
下北には「一球入魂」というブランドカボチャがあります。
一本のツルに一個だけ生らせる物でとてもホクホクで美味しい。でも値段もいい。
コメントありがとうございます。
美味しいカボチャができましたか。いいですねぇ!
私も群馬に居た時、育てたのとは別に、畑の隅に捨てたカボチャのワタから採れた実がとても美味しかったですよ。
ずいぶん昔のことですけど。。
「一球入魂」美味しそうですね。立派なカボチャですね。
shu@群馬
カボチャのお花を良く観たことがありませんでした🤣
とてもきれいですね。
カボチャが美味しいとかスープにしても、天ぷらや煮物にしても美味しいですよね!
我が家はレモンとお砂糖を少し入れて、レモン煮にします。サツマイモがある時は一緒に煮ます。
サツマもカボチャも色がきれいな煮物になりますね。
群馬時代、私も良くカボチャを食べていました😄
スマホからで失礼します。
サツマイモのレモン煮はよく作ります。孫たちも大好きです。
今度、カボチャを一緒にやってみましょう。
そういえば、最近、カボチャを丸ごと買うことがなくなりました。
スーパーでは切り売りだからです。
道の駅では丸ごと売ってますね。
早く国産カボチャが出ないかなあ。
待ち遠しいです。
shu@新潟県