ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

プリンスのo3ではない普通のビースト100の方はどんな感じ?

2020-05-11 09:58:09 | テニス

プリンス2017ビースト100 RA:67 PL:1025

100インチ,300g,320mm,16/19,24-26-23

 

 

最近使ったラケットの中でも一二を争う程に使い易かったのが

2019ビースト100o3でした。あまりに良かったのでその後フェイスの

サイズが98の方のビーストo3にも手を出してみたら、思っていたのとは

違いボールが飛ばない、というよりはボールの伸びを出しづらく思って

いたよりも手応えがあり過ぎた感じが。

横のガットが通常の19本ではなく20本もあるラケットは油断しては

ダメなのかもしれません。

 

そういえば5月発売予定の最新モデルのピュアアエロVSの一つ前の

モデルも半ボックス形状でストリングパターンが16/20という事で

ボールの伸びが渋かった記憶が。

でも錦織選手使用のラケットのバーン、じゃなくてウルトラ95も

16/20パターンでフレーム厚22mmで面が95インチなのに、あれは

結構楽に打ててスピンもかけやすくボールの伸びも出ていたような。

もしかしてラケットがちょっと長くて27.25インチだから普通のより

パワーがあったという事なのでしょうか。

ラケットの長さによるボール飛びの変化についても一度やってみようと

思います。

 

それはともかく、ビースト100o3がとても良かっただけにo3の

テクノロジーが搭載されていない普通の方はどんな感じなのだろう

という興味が。

比べてみると今回のビースト100のPL(パワーレベル)は1025で

ビースト100o3の方のPLは1040なので、もしそうならビースト98o3

がちょっと想像していたより厳しかった感じの自分にとっては、まさに

ピッタリのラケットではないかと。

 

という事でスペシャルな富士山&新幹線をテーマにした限定版の

ビーストも今月の5月下旬に出るらしいのですがちょっとデザインが

好みの方向ではないので、お手頃な一つ前の2017版の方を

手に入れてみました。

外見をチェックしてみると、なんか見た目は2017年版もそんなに悪く

ない気も。何よりこっちの方が塗装の表面コーティングがしっかり

していてキズに強そうな感じが。

 

プリンスの誇る世界最高品質のテキストリームカーボンの第二世代と

いえば、なんと言っても新たなマテリアルであるトワロンの投入です。

というかプリンスの独自のプリグラでもない、ブレード製法でもないと

いう両方の美味しいとこ取りの成果でもある浮き出たカーボンの網目

模様がとても美しく、且つその恩恵を最大限受けるフレームは他を

圧倒する性能を誇る、というのは世界中のプリンスのファンの誰もが

知っているところでもあります。

 

世界初の試みだったXシリーズのような左右非対称の奇抜な超攻めた

ラケットを出すだけではなく、未だにグラファイトシリーズを使い

続けるような昔の古いものを大事にする人のために惜しげもなく

最新のテクノロジーを投入したグラファイトを出してくれる、という

良心的で唯一無二でもあるメーカーなのに、イマイチ使っている人が

あまり多くない?というのは残念な事です。

 

トワロン搭載の第二世代のテキストリームは美しさと耐久性に優れる?

 

表面コーティングがこの感じなら、ダブルス時に万が一ペアの使う

堅牢なヨネのラケットと接触しても、少なくても一方的に負ける?

事はなさそうな予感も。

次回、自分の好みに合わせて調整をしていきたいと思います。

 

赤き野獣2019ビースト100 o3の現在の姿