ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

テクニファイバーのT-ファイト315XTCをカスタムしてみた!

2019-04-25 10:25:39 | テニス

 

元々315gあるのでそんなにオモリを付けなくてよさそう。

 

使ってみた方の評判が非常に良い、テクニファイバーのT-ファイト315XTCを

手に入れました。打感も柔らかくパワーもあってボールも結構飛ぶとか。

ピュアドラVSを使った次の日に肘が重くなるという症状に怯える人間にとって

打感が柔らかい、というのはかなり魅力的です。

 

今回バボラのピュアストライク98よりは少しボールが飛ぶという想定で

カスタムをしてみることにしました。

ガットを何にするか悩んだのですが、まず柔らかい細めのポリを張ってみよう

という事でポリファイバーのブラックヴェノム1.20を張ることにしました。

 

 

届いた状態で最初に重さを計測してみると314g。

 
 
 
まず元グリップを外してオモリを約8gプラス。

 

キモニーの出している薄目のレザーグリップに換装。

 

フェイスの3時9時に約3gのオモリを貼りましたが、まだ少し軽く感じたので

更に上部に向かってオモリを3g追加しました。 

 

ガットはブラックヴェノム1.20を50pで。

 

 

カスタム後の重量は345gとなりました。 

  

軽く素振りしてみるとピュアストライクより振り抜きは良い感じです。

次回打ってみて色々と確認してみます。


ピュアドラVSの壁を越える新しいラケットを投入してみた!

2019-04-24 12:10:08 | テニス

 

Tecnifibre T-FIGHT315XTC
315g,98inch,310mm,16×19,21.5-22.5mm

 

 

現在ピュアドライブVSの地位は安泰となりつつあります。

ピュアストライク98を色々とカスタムをしてはみたものの、やはり守りの場面で

打たされたようなボールだと、どうしても簡単に叩かれてしまいがちです。

でもピュアドラVSだとそういう時にそこそこのボールが返ったりするので侮れません。

試合で勝てるしピュアドラで、となってしまうところなのですが個人的にピュアドラは

肘に優しくないラケットなのは間違いないので、ここで満足せずもっと色々ラケットを

探していくことにしました。

 

そこで目をつけたのは最近テクニファイバーの顔となりつつあるロシアのメドベージェフ

選手が使っているTファイトシリーズ。

テクニファイバーの出しているラケットは主に3ラインあるのですが、Tファイトシリーズ

はその中の薄いフレームのラインのラケットになります。他社のヘッドで例えると

プレステージやラジカルシリーズに相当する感じです。

厚いフレームのTフラッシュシリーズも非常に良いラケットなのですが、また別の機会に。

 

以前テクニファイバーのラケットを取り上げた回で現行モデルのTファイトのデザインを

イマイチと言ってしまいましたが、手にとってよーく見てみるとラケットのヘッドの先端

部分だけツヤ有り塗装になってたりして非常に凝った洗練されたデザインでした。

フランス押しが強すぎると思っていたトリコロールカラー基調も気になりません。

最近テクニファイバーは同じフランスのラコステのグループに買収されたようなので

あの素敵だった昔のカブキ柄デザインはもう復活しないでしょう。

残念なことです。
 
 
 
 
「EZ EYELET 」ガットの結び目のグロメットを守るテクノロジーでこれは素晴らしい。
 
 
 
 
「ATP EMBLEM」輝くATPのエンブレム。でも特に機能に関係なし。
 

 

現在このTファイト315XTCに何のガットを張ったらいいか思案中です。

オモリを使ってカスタマイズもする必要もあるでしょう。

こういうことを色々と考えてる時間もなかなか良いものです。

 

次回も同じテーマでやる予定です。


ピュアドラVSの壁をピュアストは超えられるか?その3

2019-04-23 00:12:23 | テニス

高い壁を超えられた?

 

 

ピュアドラVSの代わりとして2017ピュアストライク98は使えるのか。

オモリを足して再改造し、ガットも張り替えて背水の陣でやってみました。

以下は全て片手打ちバックのものになります。ラケットは全て改造済みです。

 

 
2019ピュアドライブVS ※参考用記録 以前計測時のデータ
使用ストリング ポリスター エナジーターボ1.30  48p
平均ボールスピード118km/h  最高ボールスピード140km/h
球種判定 フラット3球 トップスピン42球

 

 
2017ピュアストライク98(16×19) ※前回計測バージョン
使用ストリング シグナムプロ エクスペリエンス1.24  46p
平均ボールスピード112km/h  最高ボールスピード129km/h
球種判定 フラット39球 トップスピン8球

  

 
2017ピュアストライク98(16×19) ※今回の改造後計測 その1
使用ストリング シグナムプロ ポリデラックス1.22×ファイバーコア130  50p
平均ボールスピード109km/h  最高ボールスピード120km/h
球種判定 フラット8球 トップスピン38球

 

確かに改造の効果はありました。改造後はフラットと判定されるボールが

大幅に減り、逆にスピンと判定されたのが圧倒的に増えています。

改造後は前より安定してスピンもかかり、ボールも良くなったと思ったのですが

実はスピードが平均で3km/h、最高で9km/hも落ちてしまっていました。

ただボールの質など総合的には良くなった感触があったので今回は更にもっと

オモリをラケット先端部分に足して計測してみました。

 

 
2017ピュアストライク98(16×19) ※今回の改造後に更に改造し計測 その2
使用ストリング シグナムプロ ポリデラックス1.22×ファイバーコア130  50p
平均ボールスピード118km/h  最高ボールスピード139km/h
球種判定 フラット4球 トップスピン44球

 

 

オモリを付けすぎたかもと思いましたが、データで見るとやっとピュアドラVSと

ほぼ並ぶような、2017ピュアストで一番良い数値が出ました。

実際の打っている時の感触はピュアドラVSよりも楽できなくてキツイところも

ありますがそれが逆に楽しいと思えるところもあり、良い感じに仕上がった

と思います。

これで当初予定通りピュアドラVSの少しローパワーで肘にも少し優しいラケット

として確立できたので、両ラケット使いわけて併用していこうかなと思いました。

 

バボラのラケットが続いたので次回は少し趣を変えてみようと思います。


ピュアドラVSの壁をピュアストは超えられるか?その2

2019-04-21 10:13:53 | テニス

 

 ガットをハイブリッド張りに変更。

 

 

最近はピュアドラVSを使っているのですが、個人的に肘への負担が大きい

ようで次の日に肘が少し重く感じます。

そこでピュアドラVSより肘に優しくローパワーでコントロールも良く

スピンもそこそこ、という都合の良いラケットはないかということで

2017年モデルの方のピュアストライク98を使うことにしました。

そして前回、他のラケットとセンサーを使ってデータを比較したところ

ピュアスト2017だけ著しく劣っていたことが判明しました。

 

そこで軽すぎたスイングウェイトを見直し、ガットも見た目の色重視の

ポリをやめてもっと飛ぶガットに張り替えて、一から出直します。

今回はピュアストをもう少し改造し、ピュアドラVSの存在を脅かすような

ラケットにしてみたいと思います。

 

まずガットは緑色のフレームに合わせてシグナムプロのエクスペリエンス

1.24を張っていたのですが、ピュアドラVSに対抗するとなるとこのガットでは

パワーが足りません。フレームのパワーが少ない分ガットで補わなくては

ならないのでハイブリッド張りにしてパワーとスピンも追求することにしました。

 

今回新たに張ったガットは縦メインにシグナムプロのポリデラックス1.22を

横クロスに同じくシグナムプロのファイバーコア1.30にしました。

ポリデラックスは色は白で地味ですが、懐かしのバボラのプロハリケーンに似た

ガットでパワーとスピンを考えて細めのにしてみました。

ファイバーコアはマルチの非常に柔らかいガットで表面のコーティングも滑らか

なのでポリとの相性も良く、高いスナップバック効果も期待出来そうです。

 

 

今回は4つで約2gのオモリを追加します。

 

スイングウェイトを増やすべくフェイス上部の方に貼ります。

 

 

改造後の重量は342gに。

 

改造後は前よりラケットトップ部が重くなったのでヘッドが効いて

振り抜きやすくなった気がします。メーカーは違いますが錦織選手の

ウィルソンのバーンに近いバランスのような感じでしょうか。

 

次回テニスセンサーを使って今回の改造の効果があったかを検証してみます。


ピュアドラVSの壁を2017ピュアストは超えられるか?

2019-04-20 09:23:47 | テニス

スイングウェイトは大事。

 

 

前回、ピュアドラVS、2013ピュアストと比較をしてみて

一番テニスセンサーのデータが良くなかった2017ピュアスト。

特に2013のピュアストとはガットも同じでオモリなども含めて

ほぼ同じ内容のカスタマイズをしていました。

何が原因であのような結果になったのでしょうか。

 

原因はすぐ分かりました。

2013のピュアストはグリップサイズが1という珍しいのを手に入れていたので

普段グリップ2のラケットを改造する時に使っているキモニーの薄い

レザーグリップではなく普通の厚手のレザーグリップを巻いていたのでした。

結構前のことなのでそれをすっかり忘れていました。

 

そこで改めて両方のラケットの重さを比べてみたら2013ピュアストが351gで

2013ピュアストが341gと約10gの重量差がありました。

この重さの違いがスイングウェイトの差となって2本のラケットのデータに

大きな差が出たようです。

 

現状では2017ピュアストはまだオモリが足りずにスイングウェイトが

軽すぎてパワーが出せてないようなので、もう少しオモリを足してみます。

更に今張ってあるシグナムエクスペリエンス1.24だと見栄えは良いのですが

ピュアドラVS並みのパワーは難しいので、この際ガットも普通のマルチのに

するか、ハイブリッド張りにでもしてもう少しボールの飛びも良くして

みたいと思います。

 
次回もこのテーマで続きます。