本木雅弘主演の映画「おくりびと」を見てきました。
チェリストだった主人公が楽団の解散により故郷へと戻り、勘違いで訪ねた会社に雇われます。そこは納棺を行う葬儀屋です。正確には葬儀屋の下請けで遺体を棺に納めるのが仕事です。
最初に腐乱した死体の処理に立ち会い、落ち込むものの、葬儀のために死者の髪や服装、化粧という装いを整える仕事に、荘厳な気持ちを持って真摯に取り組みます。死者の最後の晴れ姿を演出するのが納棺士なのです。
納棺は儀式であり、その所作は洗練された動作で行われます。徐々に遺体が生きていた頃の様子を取り戻すと、遺族から涙があふれます。そこに遺体となった人の人生が映し出されます。
ところどころ、笑いがあり、そこがまた無理に作ってないので気持ちよく見ることが出来ます。
そして、ある人物の納棺では、劇場のみんなが本当の葬儀に立ち会っているかのように、すすり泣いていました。
気持ちよく笑い、厳かに泣ける、そんな映画でした。
レディスデイとは言え、今回はおばさま方も多く、また、若干いつもより年齢層が高い気がしました。
でも、若い人にこそ見て欲しい映画だと思います。
チェリストだった主人公が楽団の解散により故郷へと戻り、勘違いで訪ねた会社に雇われます。そこは納棺を行う葬儀屋です。正確には葬儀屋の下請けで遺体を棺に納めるのが仕事です。
最初に腐乱した死体の処理に立ち会い、落ち込むものの、葬儀のために死者の髪や服装、化粧という装いを整える仕事に、荘厳な気持ちを持って真摯に取り組みます。死者の最後の晴れ姿を演出するのが納棺士なのです。
納棺は儀式であり、その所作は洗練された動作で行われます。徐々に遺体が生きていた頃の様子を取り戻すと、遺族から涙があふれます。そこに遺体となった人の人生が映し出されます。
ところどころ、笑いがあり、そこがまた無理に作ってないので気持ちよく見ることが出来ます。
そして、ある人物の納棺では、劇場のみんなが本当の葬儀に立ち会っているかのように、すすり泣いていました。
気持ちよく笑い、厳かに泣ける、そんな映画でした。
レディスデイとは言え、今回はおばさま方も多く、また、若干いつもより年齢層が高い気がしました。
でも、若い人にこそ見て欲しい映画だと思います。