ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

映画「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」

2014年06月29日 | 日記

http://saintseiya2014.com/

原作好きには堪らない一作ですが、黄金十二宮の焼き直しは今更という感じで見るのをためらっていました。
しかし、車田正美が製作総指揮として関わり、これまでの不満点を全部吹き飛ばしてくれるものでした。

そもそも、青銅聖闘士がアテナのためにがんばってるのに、黄金聖闘士は盲目的になりすぎています。中でもシャカともあろう者が真のアテナに気づかないとはどういうことだと思っていました。また、青銅聖闘士の道の正しさに気づいた後でさえ、あまりに無責任でした。何より黄金聖闘士として活躍する姿が全くないのです。
ところが、今作は違います。そもそも十二宮も突破しないでサクサクと展開します。いやでも、良いんです。とてもテンポ良く話が進み、納得の行く展開でした。
ちゃんと黄金聖闘士の見せ場もあり、木戸沙織がサンクチュアリに赴く意味合いも大きかった。何より、ミロが美女だった。デスマスクはちょっとあれは面白すぎです。

旧来のファンには新しい喜びを、新しいファンには壮大なファンタジーを与えてくれます。
フルCGの映像は非常に美しくリアルで、ファイナルファンタジーを思い起こすような巨大感でした。

ちょっとおかしかったのは、先を目指してたはずなのに、氷河が宝瓶宮から戻ってきたことと、アフロディーテがまったく何もしてないってこと。
あと、あの展開なら城戸光政は死なないで説明役をこなして欲しかったかな。

今度機会があったら、娘と一緒に見に行きたいな。
あれ、娘の好きな瞬は活躍してたっけ?


映画「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」

2014年06月29日 | 日記

MOVIX川口で「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」を見てきました。

原作のファンですから、もちろん内容は知ってましたが、ウル覚えでした。見てるうちに徐々にトリックに気づきましたが、しっかり楽しめました。
もちろん、原作では最後の解答まで何が起こったのか分からないのです。

一番楽しみにしていたルーブル美術館のシーンは短時間で、内部の映像は展示室の1カ所だけかもしれません。それも10分もありません。

主人公の凜田莉子に綾瀬はるか。彼女は好きだけどなんだか違うな。見た目から優しすぎて、切れ者に見えない。でも、ちょっと田舎っぽい匂いがあるので、原作のイラストイメージを離れると原作の性格には近いかも。
小笠原悠斗には松坂桃李。原作よりも頼りない感じに描かれていて、ぴったりの役になってました。

内容の方は、ルーブル美術館の臨時学芸員としてモナ・リザの真贋鑑定をするというもの。
壮大なトリックが仕組まれて、凜田莉子は廃業に追い込まれます。その窮地を救うのは・・・。
これ以上はなんも言えません。すべてトリックに関わるのですよこの話。

初めて観る人には不思議なミステリーかも知れませんが、原作の魅力がしっかり出ていたのではないでしょうか?