ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

高荷義之展(弥生美術館)

2014年10月26日 | 日記

産経新聞の記事を読んで、高荷義之氏の展覧会に興味を持ちました。

産経新聞:「プラモデル箱絵」、超絶技巧の画材は「小学校用の絵の具」だった!…第一人者、高荷義之さん絵

小松崎茂氏の弟子で、プラモデルの箱絵で活躍された方です。ガンダムでは、逆襲のシャアやF91の絵もあります。

蕨駅を出発し、地下鉄の根津駅まで移動しました。上野動物園、不忍池まで歩いたところで、方角が違うことに気づいて、弥生美術館に向かいました。東京大学の赤門の反対側にあります。

美術館の建物は小さいながら瀟洒な雰囲気です。隣の竹久夢二美術館と共同券になっていました。入場料は900円。
観覧者はまだ少ないようです。
高荷氏の展示は15畳くらいの閲覧室を2つ使っています。

箱絵の原画と実際のプラモデルの箱が展示されています。およそ、作品を依頼した企業毎に展示がまとまっており、年代順に作品を見ていくことが出来ます。
少年サンデーの表紙や、空想科学物の特集記事でもイラストを描かれていたようです。
原画は大きくて見応えがありますし、実際に当時の印刷物などを見られるのも面白かったところです。

3階には高畠華宵コレクションがあり、少女漫画のような繊細な少女の絵ですが、これもなかなか良かったです。
元々はこちらの作品を主要展示物として開館した美術館だったようです。

弥生美術館 公式サイト

その後は、根津駅まで戻って腹ごしらえをして、千駄木や谷中といういわゆる谷根千(やねせん)界隈の散策をしてきました。
大きな通りから根津観音通り商店街の看板を見つけて、かなり古ぼけた建物が連なっている路地に入ってみました。
Ingressで近所のスポットを見ながら右往左往していると、あちこちにお寺があります。むしろ、谷中辺りではお寺がずらりと並んでおりました。
スポットのあるままに歩いていると、谷中銀座商店街に出ました。そこは狭い路地に人がひしめき合っています。
そこを通り抜けて、近くの公園で休憩しました。ふと、近くにもう1つスポットがあったので行ってみると、講談社発祥の地というモニュメントがありました。今は社宅になっています。

そうして、2時間ほど歩き回り、千駄木駅から帰って来ました。
川口駅で電車を下車して、図書館に寄ってきました。広くて綺麗な図書館です。ビルの5階から7階にあり、見晴らしはとても良かったです。