今回初めて内視鏡検査を受けました。
昨年秋に会社で受けた定期健診で便潜血と指摘をされたため、済生会の消化器内科を紹介していただきました。
検査の前日は専用食を食べます。朝は鮭粥、昼は中華粥、夕食はコーンスープでした。間食用のクッキーとジュースもついています。
夜9時には下剤を飲みました。
準備品に紙パンツがあったので、前日にドラッグストアに見に行って介護用のパンツを購入しました。下剤を飲んでいるので夜や検査までの対策です。
朝方に何度か便意があり、やや寝不足です。
最近は食事の量も減っていたので前日は空腹も感じませんでしたが、当日は朝から絶食でお腹が鳴っていました。
検査の当日、9時ごろから検査の準備が始まります。
2時間かけてムーベンという薬を2リットル飲みます。腸の内壁の汚れを取り排泄するための薬で、少しグレープフルーツの香りがします。
それでも美味しいものではありませんから2杯目から飽き始めて、3杯目からは何も感じられなくなります。
1時間ほど経つと便意があり、何度かトイレに行きます。観便を受けるためナースのチェックもあります。
2時間経ってムーベンを飲み切る前に腸の泡を取るための薬剤を追加投入しました。
それでも綺麗にならなかったようで、ムーベンを1杯分追加で飲んで、ようやく合格をいただきました。
この時点で11時半を過ぎており、水分補給が許されましたので、お茶を買いに行きました。
戻ってきたところで、着替えを渡されたためお茶を一口飲んだだけで、待機状態となりました。
12時半、内視鏡検査が始まりました。
肛門に潤滑ゼリーを塗られ、すぐにカメラが入ります。頭が大きいので、そこが通過すると後はスルスルと入っていくようです。
大きな違和感も最初だけで、少し便意に似た感じがあっただけです。
横向きの体勢から上向きになってからはお腹の張りも感じず、楽になりました。
眠気があったので目をつむると目を開けるように言われました。
カメラが奥まで入ったところで、これから空気を入れて外に出しながら検査をしていくということで、私も一緒に画像を見ることができました。
腸の壁のひだも良く見えていて、ところどころに窪みができていているのは老化のためだといわれました。窪みに便がたまることがあるようです。
ポリープは見つかりませんでしたが、炎症があったため組織片を採取し、検査されることになりました。
カメラは20分～30分ほどかけて出ていったと思います。最後はあっけなかったけど、ガスが出てくるので少し我慢のしどころでした。
検査が終わったのは1時半ごろでした。
お腹は空いていましたが、痛みもなく疲れもありませんでした。
しかし、ムーベンを飲む時間が精神的に疲れましたので、次がないようにしたいと思います。
検査後は釜揚げうどんを食べて帰りました。