映画を観たかったのだけど、観れなかったのがずっと心残りだった作品だった。
原作漫画を見つけたので早速購入してみました。
その第一話、なんの説明もないまま脳内会議の場面から始まり、主人公のいちこが行動を起こします。そして、なんの説明もないまま終わってしまう。
そして2話目でようやく脳内会議という言葉が出てくるけど、対した説明もないまま話が進んで行く。
そんな置き去りな状態なのに面白い。2つの世界が同時に進行しているのに、大きな温度差があって、なのに面白い。
2巻まで読んだのだけど、現実世界ではドンドン泥沼な恋愛が進行する。それを常に脳内会議の面々が話し合い、叫び、行動を支配して、結果ダメな方向へと流されていく様が、完全にギャグになっている。
その計算された作りに感服する。でも、面白い。ドロドロしているのに笑える。そんな漫画は初めてだ。
これは映画も観てみたい。キャストが面白そうやったしね。
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