ただの備忘記録

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Mac版 Gandam Virtual Modeler Pro のデータを再利用

2014年03月08日 | MacOS/iOS

かなり古いMac用のソフトですが、Shadeの互換プログラムを使ってガンダムの3Dモデルを動かすアプリケーションとデータがありました。いわば、デジタルフィギュアの先駆けとも言える商品でした。
その後、Shadeも買ってその動きを動画として作ったりもしたものです。

MacOSが7とか8の時代の物なので今ではプログラムを動かすことはできません。当時のShadeも処分してしまいましたが、GVMPのROMだけは残してあります。
MSだけでなく、艦艇のモデルも入っており全部で50種類(ホワイトベースはフル版とライト版なので51個)あります。
そこでなんとかデータだけでも再利用できないかとずっと考えてました。

データファイルは例えば「Fザク01.fig」となっており、拡張子が付いています。また、カラーファイルもあるのですが、そちらには拡張子がありません。
幸いShadeは体験版がダウンロードできるのでこれを使ってテストしました。最終目的はiPad版Shadeでモデルを見ることです。

まず、この.figという拡張子のファイルはそのままではShadeでは読み込むことができません。読み込みダイアログではファイルを選択できないのです。
そこで、強引な方法として拡張子を変えてみました。元々互換性のあるデータだったはずなので、実際の中身は同じだろうという推測でした。Shadeの標準データ形式と同じように拡張子を「.shd」に変更して開いてみると見事にデータを開くことができました。iPadに送ったデータも開くことができます。
しかし、一部の色が消えて白くなっており、色に関する情報が抜け落ちているのです。

ROMには「モビルスーツ基本色リスト」というファイルがあります。これが関係ありそうです。MacOSX以前のMacではファイルに拡張子が必要なかったのでこのようになっています。そのため必要な拡張子を調べてみます。
まずはShadeでカラーファイルを書き出ししてみると「.shdclt」という拡張子のファイルが出力されました。そこで、拡張子を付けてやるとカラーリストも読み込むことができました。
しかし、色の問題は解決されません。
しかも、一部のモデルでは顔のへこむ部分が飛び出してしまうという現象もあります。立方体の形で切り出されるはずの指定が実際の形になって表示されてしまっているのでしょうか。

とりあえず、分かったのはここまでです。
あとはShade上で修正が必要なようですが、10年も経つと全く使い方が分からなくなってしまいました。



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