いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

僕がなくした微笑

2005年02月13日 | 考える
テニスに行くため電車に乗っていた。
前の席に母親とその子供二人が乗っていた。
姉と弟。
年のころは7歳と5歳くらいだろうか。
姉は弟の顔を少し見つめ。

ほほえんだ。

そのとき、気づかされた。
僕が失ったものを。
そのほほえみは形容しがたいものだった。
たとえるならば天使のような。

弟の存在を認め、存在自体を喜んでいるような、
そういうほほえみであった。

僕は誰かの顔を見つめ、
微笑むなんてことはもうずいぶんの間していないのだな・・・

子供が持っている、いろんな能力、
(無邪気とか、夢とか、想像力とか)
そういうものをなくして僕は大人になったようだよ。
コメント
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