いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

ここじゃないどこかへ

2005年02月20日 | 考える
やることのない休日に、かつては
一人でドライブに行った。
好きな音楽をかけ、孤独と向き合わずに
ただ、時間が過ぎればと思っていた。
しかし、もともとあてどのないドライブは
何かが空しく、未来にはつながらない浪費の疲労であった。

それから時間がたち、
今度はやることのない休日に映画を観るようになった。
近所のビデオ店に毎週通い、それこそ
もう観るものがないくらい映画を観た。

逃避したかったのだ。
一人きりの現実を何とか回避したかった。
忘れたかったのだろう。

どこにも出かけず、部屋から一人きりで外を見上げると
そのころのことを思い出すのだ。

ここじゃないどこかへ-
僕が幸せになれるはずの場所へ。

しかし、それは自分の行動でだけしか
手に入れられない。

結局ここじゃないどこかへなんてありえないのだ。
自分がいやなことでも進んでやっているうちに
幸せなこともやってくる。

まず動くことだ。
そのとき、方向を間違うな。
明るいほうへ進むのだ。
決して「孤独」のほうへ進んではならない。

みんなと一緒にできること、
人と触れ合えるようなこと。
そういう方向に進んでゆくのだ。
コメント (2)
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