'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

第30回いわて牛乳カップ軟式野球交流大会準決勝・決勝

2008-07-05 18:50:19 | sinbou_san

昨夜の夜勤明けで、一関到着10時。いつものように、アロンサッカー場やUドーム脇遊水地公園を徘徊したが、サッカーする若者はいなかった。先週に引き続き、少年野球の見学をと思い、東台球場に向かい駐車場は満杯だったが、近くの工場の駐車場に止め見学した。
 サッカーパンツをはきながら、馬鹿な奴と思いつつ、先週のアクセスキーワードを見ると、いわて牛乳カップが多かった。今回は、御礼を込めて書きます。
 
 準決勝第一試合は、見前タイガース対地元川崎町の門崎野球少年団。ちょうど、スタンドに座った時点で、4対2で試合終了。試合内容は、わからず。ただ、門崎少年団の父兄や祖父母の方が、「よがった。よがった。」と話をしていたのが、とても印象的で、地域に根ざしたチームの象徴のような気がした。駐車場が満杯だった理由に気がついた。

 試合終了後は、子供達を称える言葉や声援が相次ぎ、私自身も地元の人間として嬉しかった。ちょうど小学4年の時に、そして、東磐井郡中学校決勝で門崎小・川崎中に敗退した記憶が甦ったが、それも縁か当時のピッチャーが職場の先輩にあたる。
 冠のとおり交流大会が少年達にとって、子供達のふれあいの場のひとつであってほしいと思う。

 グランド整備している方達も、地元野球少年団の父兄達であり、審判団も年齢が増しているようだったが、これが地域に根ざしている点で、一番いい方向性だと思う。
 高校時代に夏の県大会ベスト4に進んだ時の野球部先輩と話をしましたが、ちょっとした差だったという。

 準決勝2試合目は、いちのへ野球少年団とキッピン野球少年団。遠目から団旗をみても、どこのチームかわからず、大漁旗があるので三陸のチームだと思ったが、カタカナで良くわからなかったが、近くでよく見ると「三陸町吉浜」と書いてあった。あのあわびで有名な「キッピン」野球少年団。

 父兄の応援もしっかりしており、「応援賞」ものだったかな。

 試合内容は、どちらかというと投手戦。キッピンのピッチャーの精神力に脱帽した。不運な打球で何度も崩れるシーンが訪れるが、しっかり後続を抑え失点を少なく抑えた。7回表の涙は印象的だった。
 いちのへの子供達は、打撃も振り切る形で、昨年度優勝の風格が随所に見られた。内容的には、キッピン少年団のチームワークの良さ、小さくともしっかり鍛えられたチームで健闘が光った。

 決勝は、いちのへ野球少年団と見前タイガース。このピッチャーは、大きく育てれは、将来大物になるかなと思いながら、見ていました。元プロ野球選手の欠端も、同じ世代であり福岡高校と同じユニホームのような気がして、岩手県北の野球が盛んな地域性が出ていた気がします。
 それにしても、一回り違った体つきでした。

 見前もだいぶ食い下がったが序盤の失点が痛く、結果として8対5で「いちのへ」が優勝した。ちょうど職場の先輩が、見前タイガースの関係者で応援にきていましたが、ベスト4まで進出してくるチームの子供達はやはり頭がいいよのことでした。
 何をすべきかを理解し動いている。ボールがないところの、カバーリングのための動き。塁に出れば、盗塁するフェイント。スクイズバントの正確性。いろいろ学ぶことができました。

 東北大会も、一関で行われるようです。アロングランドには、また2週間後に東北各地から野球少年が集まってくるのかな。
 先週までの成績は、HPを参考にお願いします。
 明日は、大船渡市での練習試合。大船渡三陸FC対桜町中の見学に行ってきます。頑張って行きましょう。
 http://www.iat.co.jp/Response/iwatemilkcup/2008/index.html