岩手県内でお花見を普通にしているのは、展勝地ぐらいでしょうか。北上市に入ると混雑で1キロ進むのは大変でした。妹と祖母の墓に行き線香をあげて、江刺方面から北上市を目指しましたが、橋も壊れ北上市内まで渡れませんでした。何とか渋滞に巻き込まれつつも、市内の自動車販売店まで到着。
次男が自動車を購入し、12ヶ月点検とタイヤ交換にわざわざ来ましたが、北上展勝地の桜は満開でしたね。雨が降って、観光客も少ない気もしましたが、桜の名勝「展勝地」ですね。
点検をしている最中に、花巻志戸平温泉まで。いつもと比べて、水風呂が狭すぎで残念でしたが、露天風呂には自然の安らぎを感じましたし、風呂もいろいろあり温泉地に来た気がしました。そして、駐車場を案内する営業さんとシャンプーの質に料金も満足しました。
点検をしている最中に、花巻志戸平温泉まで。いつもと比べて、水風呂が狭すぎで残念「昔は、遊園地もあったよね」と。来る途中の松倉温泉も閉めたようで、不景気が温泉街にもしのびよってますね。昔は、花巻温泉か示戸平でしょう。そんな気がします。そのうちに、鳴子にも行ってみたい気もしますが。
北上に帰る途中に、ラーメン店。コンビニでおにぎり2個と何かを食べるぐらいだったら、隣に寄ってみようかと。
花巻スポーツキャンプ村を通って北上に向かいましたが、正直なところ5月だと言うのにこんな天気?。
高村光太郎も何を思うのか?
あの頃
人を信ずることは人を救ふ。
かなり不良性のあつたわたくしを
智恵子は頭から信じてかかつた。
いきなり内懐(うちふところ)に飛びこまれて
わたくしは自分の不良性を失つた。
わたくし自身も知らない何ものかが
こんな自分の中にあることを知らされて
わたくしはたじろいだ。
少しめんくらつて立ちなほり、
智恵子のまじめな純粋な
息をもつかない肉薄に
或日はつと気がついた。
わたくしの眼から珍しい涙がながれ、
わたくしはあらためて智恵子に向つた。
智恵子はにこやかにわたくしを迎へ、
その清浄な甘い香りでわたくしを包んだ。
わたくしはその甘美に酔つて一切を忘れた。
わたくしの猛獣性をさへ物ともしない
この天の族なる一女性の不可思議力に
無頼のわたくしは初めて自己の位置を知つた。
信じることですね、明日の未来に向かって。
頑張って行きましょう。