陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

かっこいい!枕橋

2018-11-20 23:03:07 | 旅行
源森川のほとりを散歩しました。
とてもいい天気で、ただただうれしい♪
旅先では川でも、運河でも、水にちなんだところに行くとおおらかな気持ちになれる。いや、ほんとはそれだけじゃない。
う~~ん・・・なんと表現していいかわからない。
とにかく、水のそばに行けるとそれだけでその旅の印象は3割増しになる。そんな感じなのです。

釣りをしているおじさんもいましたよ。
何か小さな魚が釣れたようで、釣り針から外しているところでした。
水上バスも運行しています。
のどかな風景。いいなぁ。。

のんきに歩いていくと、赤い橋が見えてきました。なんか橋げたがかっこいいのです。



扇子の持ち手の部分、要(かなめ)というのかな?その部分を思い出させるような形状です。
もっとクローズアップしてみました。



現在はスマートな橋が多いので、こんな風にパーツを組み合わせながらなおかつ出来上がりが美しいのが新鮮でした。
それに、東京の街にはこんな赤がとてもよく似合いますね。

このかっこいい橋は枕橋と呼ばれています。
もとは源森橋と言われていましたが、水戸邸の割堀に架かる橋とで、男女の枕を2つならべたように見えることから枕橋と呼ばれるようになったそうです。現在は水戸邸の割堀はなくなっているため、1つだけが枕橋と呼ばれています。
(看板の説明を抜粋しました)
「水戸邸」とか、「割堀」など、詳しい歴史がわからないので「ふ~ん…」としか思えないのが、残念ですが。

でも、こんな風に気の向くまま歩いて、自分が「これ、いい!」と思うものを見つけるのが楽しいのです。

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大蛇の鱗を見つけたみたい

2018-11-20 00:28:44 | 旅行
ニッポンに来ました!

東京に来るとそう思う^^
私は日本人で、日本に住んでいるのに。
東京には私の知らないニッポンがある☆

部屋の窓から見える東京スカイツリー


歩いているとき、建物の間から急に見えてくるスカイツリーは大蛇の鱗みたいに見える。
天高く昇っていくような龍みたいにも見える。

こわいくらいドキドキします。
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プリントアウトするのは大事

2018-08-26 14:45:00 | 旅行
タスマニア島に住む友人Pはフォトグラファー。
写真だけで食べていくのはちょっと大変みたいだけど、風景も人物もいきいきとした瞬間を切り取っています。

先日、わが家に泊まって翌日は美瑛町までドライブしました。
たくさんの写真を撮っていました。私も自分のデジカメであちこちでシャッターを押します。
同じ場所から同じものを撮っても出来上がりは雲泥の差でしょう^^;



美瑛町には拓真館というフォトギャラリーがあります。写真家の前田真三氏の作品が展示されている見ごたえのあるギャラリーです。うれしいことに、観覧料は無料ですのでぜひ立ち寄ってみてほしい場所のひとつです。


ひととおり見終わってギャラリーを出た後、建物付近の風景を思い思いに撮影しました。
ご存知のように、美瑛はなだらかな丘がたくさんあってどこにカメラを向けても絵になります。



写真を撮っているうちにふと、写真を撮ってはいるけれどきちんとプリントアウトして部屋に飾ることはしていないなぁ~と思い、Pにそのことを話してみると「プリントアウトすることは大事だよ」と言われました。

フィルムカメラと違って、デジタルカメラはたくさん写してすべて確認できるのがいいところだけれど、たいていそこで終わってしまう。これからは、たくさん写して、その中でいちばんのお気に入りはちゃんと印刷して飾ってみよう☆と、決意したのでした。

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市電

2018-07-31 09:08:32 | 旅行
地元、札幌のお話ですけれど、先日、市電に乗ったのです。
約5か月ぶり。久しぶりです。



この日も30℃を超えて暑い日でした。
市電のなかは冷房がなくて、窓全開。
座ると窓からの風に髪の毛が縦横無尽になぶられるのです。
それでも、こういうのは風情があってよいものです。
窓が閉め切られて冷房が効いているより、生暖かい風でも空気が動いている感じの方が気持ちがいい。

一緒に乗っていた友人が「市電もよく残ってるね」と言いましたが、ほんとにそう。
残っていてよかったもののひとつです。
渋滞時のことを優先して考えると、市電は邪魔者扱いされそうですが、なくなってしまうと街が殺風景だろうなぁと思う。
観光資源としてだけでなく、やっぱり生活の足として利用している人たちもいますしね。
観光客のためだけではないところがいい。

たとえば、観光客として小さな町を訪れたとします。
そのとき、そこで暮らしている人たちの何気ない生活手段も興味深いものですよね。
時間の流れ方も違って見えます。
地元の人たちがどれだけその土地、その場所に愛着をもって暮らしているかを感じ取ることも「いいところだなぁ~」と思ってもらえるきっかけのひとつかもしれない。
・・と思います。
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持ってきて良かった!メンソレータム

2018-07-03 12:55:01 | 旅行
シベリアの夏はとても暑く、一日の天気も変わりやすい。
ジリジリと太陽が照り付けていたかと思うと、だんだん雲が広がってきて土砂降りの雨が降ったりするのです。その雨も、10分もすれば止んでまた太陽が顔を出す・・と言う具合です。

雨上りは特に蚊が出やすく、あちこち刺されてしまいます。
「わー、来ないで来ないで!」と手で追い払うとバシバシ蚊が手にあたるのがわかるくらいです。
私は虫よけスプレーは使いませんが、ロシア人の学生が「バニラエッセンスの香りは虫よけになりますよ」と教えてくれました。あんなおいしそうな香りがね~。まだ試していません。

虫刺されでよく使っているのが、昔ながらのメンソレータムの軟膏です。



通販の画像をお借りしました。

これは虫刺され用の薬ではないようですが、刺されてすぐに薄く塗り込んでおくと、それ以上ひどくなることはありません。

子どものころ、唇が荒れたときはこれを塗りなさい、と父がおしえてくれました。
まだ世の中にリップクリームが出回っていなかった頃のおはなし(笑)。

使い慣れている薬はそれ自体が精神安定剤のようなお守り代わりになります。


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お洗濯、お洗濯!そして麻のロングスカート

2018-07-02 12:32:28 | 旅行
もう2か月以上も洗濯機なしの生活です。
毎日お洗濯。
小さな洗面器に洗剤をちょっぴり垂らしてハンカチ、下着からブラウス、ニット…なんでも手洗いです。

ふだんから衣類にかぎらず、食器など、洗い物をためるのは好きではないのと、少量でも洗い物を済ませるとスッキリした気分になるので、洗濯・洗い物は楽しいですね。

夏になってからは暑くて毎日汗をかくので、洗濯物がよくたまる!
翌朝目覚めたらゆるゆると前日着ていたものの洗濯を始めます。
綿や麻のものでない限り、バスタオルにクルクルと巻いて水分をとってから干します。
干す場所は部屋から洗面所・トイレに通じるちょっとした廊下のような細長いスペースで、陰干し状態になります。小さなもの、薄いものならお昼には乾いています。
バスタオルやチノパンなどの厚地のものは裏側が湿っているので、ひっくり返して干し直すと、夜には乾きます。

洋服、靴下、下着など、身に着けるものは3枚もあれば十分です。物理的にはね(笑)。

ロシアでは、体にぴったりしたデザインの洋服を着る人が多いです。暑くないのかなぁ~。
日本ではゆるっとしたシルエットが多いですよね。
特に夏は風を通すので、涼しいし、汗をかいたり雨にあたって少々濡れてもすぐ乾くので便利です。
日本から持ってきた麻のロングスカートはとても重宝しています。
シワ加工になっているので、ザブザブ手洗いしたらギュッと絞って干すだけです。
アイロンいらず^^

夏はパンツよりロングスカートが涼しいし、女性らしさも出せるのでおススメです。
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鳥たちのさえずり

2018-07-01 10:51:36 | 旅行
トムスクでの宿泊は久しぶりにホテルを使いました。
ホテルの建物は、シベリアの古い建物を改装したものです。



ロシアの建物は信じられないくらい天井が高い!だから、面積は同じでもすごく「空間」を広く感じることができます。そして、天井が高い分、窓も細長~い。光もたくさん入ってきます。
とてもゆったりした気分になれるのです。



部屋はダブル。
ウッディな内装にブルーのアクセントがシックで落ち着いた印象です。



バス&トイレも清潔感があってひろびろ~
バスタブ🛁があるのがうれしい。実際には、日本のように底が平らでないのでちょっと使いづらいんですが、それでもあるのとないのとでは大違いです。

部屋にはエアコンがありましたが、冷風が出るほどのものではなく・・。
ロシアは寒さ対策はバッチリなんですが、暑さ対策は・・・。
仕方がないので、湿度調整的につけておき、窓を開けて風を通し、カーテンを閉めて太陽熱を遮断しておきました。

窓の外のすぐそばには木の枝が広がっていて、鳥のさえずりがずーっと聞こえてきます。
日が長いので、夜10時過ぎまでずーっと ” チュンチュク、チュンチュク… ”
でも、10時半くらいには聞こえなくなります。おうちに帰っちゃったのかも。
朝は薄明るくなる午前3時過ぎから ” チュンチュク、チュンチュク… ”
音楽好きな私ですが、鳥のさえずりを聞いているだけで大満足です^^

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ロシアの “100円ショップ”

2018-06-30 10:09:13 | 旅行
トムスクという小さな町に来ています。
ホテルの近くを散歩していると、日本でいう ”100円ショップ” のような単一価格のお店がありました。



店内には、51ルーブル(約100円)という張り紙がしてあります。
ちょっと気になるので入ってみました。

陳列されている商品は、園芸用品、パーティーグッズ、文房具、お菓子、飲み物、その他季節商品。
キッチン用品などの便利グッズもありました。

すべて51ルーブルというわけではなく、品物によってはそれ以上だったり、以下だったりします。
私は330㎖のミネラルウォーターを買いました。街歩きの水分補給にちょうどいい。
これは8.5ルーブル(約51ルーブルのミネラルウォーターは2ℓでした)。

お会計で50ルーブル紙幣と50コペイカのコインを出すと、レジのおばさんに「10ルーブルはないの?」と聞かれました。
ロシアでは、日本のように釣銭を十分用意していないのでこういうやり取りはよくあります。でも、小銭が少なかったので「ニエート(持っていません)」と言うと、何度も「ないの?」と聞かれて、私もちょっとイラっとしてしまいました(苦笑)。
ほんとは10ルーブル1枚あったんですけどね。バスの小銭を作っておきたかったのでお釣りが欲しかったんです(バスはトムスクでは18ルーブル)。
お釣りをもらう時にも、10ルーブルをつまんで「これがないかときいているんだ」というようなことを言うので「ニエート!」持ってないんですっ!とくりかえしました。
んもう~~かんべんしてよ、おばさん!

この ”100円ショップ” はそこそこお客さんが入っていました。ちょっとした雑貨やお菓子などが買えるのはやっぱり便利だからでしょうね。
そういえば、ビールも1本51ルーブルでした。日本人からすると安い!と思いますが、スーパーではもっと安く買えるんですよ。


ずばり、トムスクのビール。スーパーで48ルーブルでした。
せっかくだから飲まなくちゃね☆
見た目よりコクがあっておいしかったです。
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トムスクの街を見下ろして

2018-06-29 08:30:11 | 旅行
シベリアの町、トムスクに来ています。
トムスクは大学、寮が多く「学生の町」です。
小さな町でここに住んでいる方は、隅から隅まで歩いてまわることができると言います。



ロシアは寒い国ですから、寒い時期に傷めつけられたところを夏に修復工事しています。
日本の感覚だと夏は観光シーズンで、きれいなところを見せたいと工事は冬の直前に行われたりしますが、ロシアの秋は短いですからね。
これもお国柄。

ロシアの宗教は主に「ロシア正教」ですが、ここにはめずらしくカトリック教会があります。

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パンと塩でお出迎え

2018-06-27 18:58:47 | 旅行
ロシアのパーティーのおもてなしをご紹介いたします。



折りたたまれた綺麗なテーブルクロスの上にあるのは、パンと塩。
皮がちょっと固くてパイのような形をしています。飾りがついていますが、いたってシンプルなパンです。



パンのてっぺんにはくぼみがあり、そこに塩を入れます。

お客様がいらしたら、このパンを召し上がっていただくのです。
主食であるパンと、昔は貴重だった塩をふるまうことが最大のおもてなしだったのです。

パンをすすめられた客人は一口分をちぎって、塩をつけていただきます。

このパーティーではロシアの民族衣装を着た若い男女がアコーディオンの音楽とともに出迎えてくれました。


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街歩きの死角

2018-06-26 14:19:48 | 旅行
ここ数日、毎日のように歩いているクラスヌィプロスペクト。プロスペクトとはロシア語で通りを意味します。全長40Kmもある、ロシアでも一番長い通りです。

このクラスヌィプロスペクトに面した国立美術館は、大きな企画展示室だけではなく、小さな展覧会や関連イベントも開催されます。一昨年はじめてノボシビルスクを訪れて以来、よく行く場所のひとつです。

もうよく見慣れた美術館の外観。でも、よーく見てみると、建物の上にちいさな銅像が対になって立っていることに気がつきました。

↑この写真は、5月に美術館の前で撮った写真ですが、銅像がちゃんと写っています。
でも、そのときはきがつかなかった!

そして、昨日、ちょっと遠くから歩いているときに気が付いたのです。
銅像のひとつにズームイン!


人物と一緒に歯車のようなものも見えます。
何か意味がありそうです。
一緒にいたノボシビルスク住人に尋ねてみたところ、「36年住んでいて、今気がつきました…」とのこと☆
あまりにも大きな建物なので、みんな上まで見ていなかったんですね。

おしゃべりに夢中になっていたり、急いでいたり、寒い季節うつむき加減で歩いていたり・・。

意外と見落としていることがあります。

近くから遠くから、何気なく見たときに新しい発見があります。

だから、お散歩が好きです。

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まちの日

2018-06-25 11:04:30 | 旅行
ノボシビルスク市では、毎年6月第4週日曜日は「まちの日」です。
今年はノボシビルスク市創立125周年の記念の年。
昨日はレーニン広場、オビ川のプロムナードにおよそ600万人の人出があったそうです!
そのなかに私たちもいたわけです☆

近所の通りも歩行者天国になっています。


市内中心部に近づくと、三菱自動車のテストドライブのエリアがありました。



ロシアでは日本車がよく走っています。故障しにくいのが人気です。
カーナビが日本語のものもよくあります(笑)。
右ハンドル、左ハンドルどちらもアリです。



急な斜面や、丸太をガタガタと交互に組んだところを走行させていました。



レーニン広場の近くに来ると、セキュリティーを通らなければなりません。


モノモノしいチェックはありませんが、要所要所に警備員や警察官もいます。
でも、いたって平和です。
屋外ステージでは歌や踊りのステージ。



夜はあちこちで打ち上げ花火がありました。



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シベリアの夏

2018-06-24 13:22:12 | 旅行
シベリアの気候は大陸性気候。
シベリアは極寒の地というイメージが先行してしまうけど、夏は昼間30℃なんてざらです。
湿度が低いので日本より過ごしやすいのですが、昨日、今日はちょっと蒸している気もします。

ノボシビルスク市内を走るバス。



前のドアが開いたまま走っています^^; 暑いので風を通しているのでしょう。
車、バスでエアコンがついていないものもまだまだ多いのです。
それにしても、日本じゃありえませんね。

近所の原っぱでは、タンポポが綿毛に変わり、日本でもよく見かける名前を知らない草に花が咲いています。



こんなピンクのきれいな花が咲くんだね☆
こういう花を冠のように編んで頭にのせている若い女の子たちを見かけましたよ。
金髪にとてもよく似合っていました。
「Красивая!(きれいですね)」と声をかけると「Спасибо!(ありがとう)」と返してくれました。

ライラックも終わりに近づいてきましたが、日陰のところではまだきれいに花を咲かせているものもあり、香りにうっとり。

緑も花も、虫や鳥もみ~んな太陽の下で生き生きしています。
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水着は必需品!行動範囲がグンと広がります

2018-06-03 12:53:04 | 旅行
ロシアは寒い国・・?
いいえ、熱い(←暑い、ではありません)国です!

現在私が滞在しているノボシビルスク市はシベリアにあります。
シベリアといえば、極寒の地。でも、だからこそ、人々は春が訪れると五感で春を感じとり、夏になれば思い切り太陽の日差しを楽しむのです。

昨日はノボシビルスク市は30℃にも達したそうです。
ちょうど週末。市内の劇場前の広場ではイベントがありました。



仮装して楽しんでいる人たちや



何かサークルのパフォーマンスを披露していたり。



剣道やフェンシング、ジャグリングなどもありました。

私はベリーダンスのサークルの人たちの輪に入って踊ってみました☆
みんな思い思いに楽しんでいるので、私も素直に楽しんでしまいました。

そのイベントには1時間ほどいて、その後地下鉄駅の待ち合わせ場所へ急ぎます。
今日のメインイベント、バンニャに行くのです。
郊外にある、サウナがあるコテージです。水着とタオル、サンダルを持参します。

水着は持ってきていなかったので、こちらのショッピングセンターで買いました。
水着はいろんなお店でたくさん売っています。
ビキニタイプで、上下別売りもふつうにしていますので、コーディネートを考えるのも楽しいです。

さて、地下鉄とバスを乗り継いで、林の中を15分ほど歩き、ログハウスのような建物のバンニャに到着。
受付をすませて、中に入るとこんな感じ。



私たちは6人で行きましたが、この広さなら12~3人いても余裕です。
とっても広々~。


ここでサウナを熱くするため、薪をくべます。もう準備万端整っていました。
この壁の裏側がサウナです。

水着に着替えて、シャワーを浴びてサウナへGO!

初バンニャの私たち(もうひとりは日本語教師のDさん)のために、地元ロシア人がフエルト製の帽子をプレゼントしてくれました。
この帽子はサウナの熱から頭髪を守るためのもの。サウナの中はとても熱いので、帽子をかぶった方がいいのです。そうはいっても、彼ら(ロシア人)はそういう帽子はかぶっていませんでしたけどね。
それから、メガネ、アクセサリー類も外します。金属が熱くなって火傷してしまいますから。

ロシアのサウナは日本のサウナより湿度がなく、カラッとしているように感じました。
それにしても、久しぶりに汗をかくのはなんと心地よいことよ!
しばらく寒い日が続き、しかもセントラルヒーティングが終了してしまったので、ずーっとうすら寒い思いをしていたのです。あ~しあわせ。

それでも、長時間サウナにい続けるのはよくありません。
サウナから出て、部屋やテラスにでて一休みします。
出たり入ったりして、おしゃべりも楽しむのです。

テラスには水風呂もあります。


水はとーーっても冷たいので、急に入るのはキケンですが、少しずつ体を慣らして大丈夫そうだったら入ってみるといいです。
でも、無理は禁物。

テラスに椅子を出してみんなで紅茶を飲みながらおしゃべりしたり、空を見上げていると、ほんとにリラックスできます。森林浴です。

体のほてりがおさまったら、またサウナへ。
樫の木の葉つきの小枝を束ねたもので体をバシバシします(笑)。
これぞ、ロシアのサウナ!
良く知られているのは、白樺の小枝ですが、このときは樫の木でした。

サウナの中には、よく家庭で漬物を漬けるときに使うような大きさの石が積みあがっています。
そこに水をかけると「ジューーッ」と瞬時に水が蒸発して湿度が上がり、温度も上がります。
小枝の葉にも水を浸して、空中で水の付いた葉を振ると、一気に体感温度があがります。と同時に葉の香りがサウナ中に広がるのです。
サウナの階段状になっている椅子に寝そべって、かわりばんこにバシバシ。
葉っぱは水に浸しているのに、サウナの中があまりにも熱いせいで、葉っぱもすごく熱いんです。
だから、バシバシされると熱いです。
バシバシといっても、葉っぱがワサワサついているので痛くないですよ。
これをうつぶせ状態とあおむけ状態でやってもらいました。
バシバシするのは男性じゃないと無理かもしれません。
葉っぱがワサワサついた小枝は意外と重いし、熱いサウナの中でそれを動かし続けるのは、けっこうハードです。

そのバシバシのおかげで、サウナの後は、肩、背中、腰が軽くなりました。
サウナ、気に入りました~☆

ロシアでは、こうやってリラックスしながら友情や愛情をはぐくむんだなぁ~。
こういう感じ、好きだな☆

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なんちゃってのお吸い物ですが・・

2018-06-01 11:20:47 | 旅行
ロシアでは、5月から6月にかけて学年末になります。
小学校は5月の末に卒業式があり、大学では5月の末から6月にかけて試験があります。

私が滞在している文化交流センターでも、5月いっぱいで一年間のレッスンは終わりになります。
昨日は最後のレッスン日でしたが、お疲れさまをかねたパーティーをしました。

ちょっとした軽食やおやつを出してみんなでおしゃべりです。
私は日本から持ってきた昆布だしのパックを使って、お吸い物を作りました。
だしをとって、ロシアのスーパーで売っているシメジのようなきのこを細かく刻んで入れ、塩を少々入れて味を調えただけです。あとはカップに注いでから、三つ葉の代わりにペトルーシュカというパセリと小さな高野豆腐を入れて食べてもらいました。

「どうかな?」とドキドキでしたが、みんなおいしいと喜んでくれましたよ。
ロシアに来てから1か月ちょっとの間だしの香りにまったく触れていなかったので、作っているとき、久しぶりのその匂いはちょっと”異質”に感じてしまいました。
実際、昆布だけではなく、鰹節やあごだしも少々含まれていたので、魚のにおいがちょっと気になったのです。ロシア人に受け入れられるかな…と。

でも、出来上がりはきのこやパセリの香りと調和して気にならなくなりました。

とても気に入ってくれてレシピを尋ねた女の子もいました。
彼女は、パーティーが終わってから「レシピを書いてください」とノートを持ってきました。

書いてあげましたよ、日本語で^^
沸騰する直前に火を止め、静かに取り出す・・とかわかるかなぁ。
むずかしいかもしれないけど、あえてそのまま書きました。これも勉強になるでしょう。
彼女は文化交流の一環で日本に来ることが決まっていますので、もし時間が取れたら一緒に作りましょうね、と約束しました。

日本では当たり前のことが海外では珍しく、新鮮に映ることがたくさんありますね。
日本語の教科書には載っていないことを教えてあげたいです。
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