今日は老人の日。昔は敬老の日と言っていたけれど、近年変わりました。
敬老の日のほうがよかったな。”老人を敬う”ほうが素敵です。
たしか、中国語で「老」の字は、年を重ねて熟達しているというような意味があって、ネガティブな意味はなかったはずですが。
でも、日本ではどちらかというとよくない意味にとられがちです。
話は逸れますが、日本語には相手からの行為に感謝の気持ちを込める文法があります。
~てもらう・~てくれる。
無意識にこれらの表現を使って会話していることは本当に多いです。
日本人の中には、感謝の心、有難さを感じる心が根付いているんだなと思います。
毎年9月15日に、カレンダーや暦を見て”敬老の日”と書いてあるのと”老人の日”と書いてあるのとでは、どちらが高齢者に対する目に思いやりがこもるでしょうか。
子どもの日、母の日、父の日は、立場を表す名詞に日をつけるだけ。それなら、老人の日もアリでしょう。
そのような考え方もあるかもしれませんが、長年頑張ってきた人生の先輩を敬って”敬老の日”とするほうが、やはり素敵なのに…と思います。
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