先日迷っていたロシア語の電子辞書、購入することに決めました。
なぜ電子辞書を使うのかとシンプルに考えた結果、利便性と時間を優先させることにしたのです。
あの小さな機械の中に何冊もの辞書が入っているのはなんといっても魅力です。
また、ロシア語は語尾変化をします。文中の変化した単語の意味を調べるのは結構時間がかかります。
かなりカンを働かせないとわからない単語の原型がわからない。辞書に載っているのは原型なので、語幹が違うとまったく違う単語にたどり着いてしまいます。いくつもの単語がこんな調子だと、調べるだけでかなりの時間と労力を費やすことになるのです。
限られた時間と集中力をこういう風に使うのはもったいない。
便利なものがあるのなら、使えばいいだけのこと。
辞書を買う、という発想なら高価です。
でも、利便性・時間を加味すれば元は取れるし、それ以上の相乗効果はあるはず、と思いました。
いろいろ調べてみると、カシオのロシア語モデルを最初にヨドバシカメラの店頭で見たときは¥38,800でした。購入価格はその値段でも、ポイント還元されますので、ポイントが10%だったとすると、実質¥34,920です。
さらに、ほかの量販店も調べてみると、1~2千円安く手に入りそうなところもありますが、最安値はamazonの¥34,190でした。
新品だとこれが限界のようです。できれば通販ではなく、店舗で購入したいので、ポイントなしの現金払いで安く買えないか交渉してみようと思いました。
自宅徒歩圏内にケーズデンキとヤマダ電機があります。
ヤマダ電機はポイントカードを持っていないし、ほんのちょっと遠いので、ケーズデンキに行ってみました。
電子辞書の売り場を見てみると、英語以外の電子辞書は中国語しかありません。
店員さんにたずねてみると、店頭にないのでメーカーに問い合わせて、あれば取り寄せになるとのこと。
ちょっと日数がかかりそうです。どうしようか・・。とりあえず、値段をきいてみました。
すると、値段は¥39,000。
わ!高い!
今まででいちばん高いですね。と言うと、安くておいくらでしたか?ときかれました。
「amazonで¥34,190でした」というと、少し待たされて、「税込みで¥34,000でしたら、お話しできます」と言われました。
税込みでその金額なら‟買い"と思い取り寄せてもらうことにしました。
手元に届くまで7~10日間くらいかかりますが、そのくらいなら待っても問題ありません。和訳ばかりしているわけではありませんのでね。
金額交渉して買い物をするなんて、ここしばらくなかったことですが、なかなか楽しいですね。
電化製品はオープン価格でほんとの値段がわからないので、買うと決めたらある程度調べたほうがいいなとも思いました。
また、考え方はそれぞれですが、情報にかかわるものは中古より新品、新製品を購入したほうがいいかもと思います。調べているときamazonで中古の電子辞書もありましたが、差額10,000円くらいなのでスルーしました。これから何年も使い続けることを考えたら、そのくらいは元がとれるはずです(そうでなければ!)。万が一不都合があって、保証もなく結局新しく買いなおさなければならなくなったら、もっと高くつきますもんね。時間ももったいない。
もう、結局お金より時間です。そんな風に思うってことは年をとったということですねぇ。。