「羨望」って言葉がありますが、その人がその人たるもの、っていうのかな、その人の内面に深くかかわっているものがたまらなく素敵に思うことってありませんか?
とっても博識であるとか、手先が器用だとか。
例えば、「博識である」ってことにフォーカスして私が羨望を抱いてしまうことは。
ただ単にたくさん物事を知っている、ということではないのです。
その知識が、ずーっと若いころに蓄積されたもので、時とともにその人の考え方の一部となるくらい熟成している状態になっている、と感じたときです。
例えば(←なんだか入れ子式に”例えば”が出てきてしまいます^^;)、私は絵画を見るとき、特にヨーロッパのものなどは聖書やギリシャ神話の知識がないと理解できないだろうな~と思います。そう、クラシック音楽もそういうお話をモチーフにしたものがあります。
そういうものをいいとかイマイチ・・と言うその人と、予備知識が薄い私とでは、同じことを言っても意味合いが全然違うと思うのです。
では、そんな状況からその人に近づきたいと、一生懸命今から聖書やギリシャ神話を読んだとしても、たぶん追いつけないのではないかなぁ。。
若いうち、できれば学生のうちにできるだけ「無駄なこと」、「回り道」をしたほうが、話していて面白い人間になれますね。
こういうことは、お金では買えないこと。世の中がひっくり返ろうと、誰かが奪おうとしたって奪えるものではありません。
・・・こんな私ですが、 そんな素晴らしい人と友人となりえたことは、人生のプレゼントなのだろうと思っています☆