陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

ふっきれた

2014-12-05 01:46:26 | 音楽

コートを着る冬。服が見えない。

ならば。

冬は服以外の物に投資すれば良いのでは。と気づいた。
服はシンプルイズベストに着心地重視で。
その代り、マフラー・手袋・タイツ・靴。
そういう小物に気を配ってもおしゃれに見えるのではないかしら。

春が来てお役御免になっても、もこもこ厚手の服よりかさばらないし。
そう考えが落着したら、すっきり気持ちの整理がついた。
もうしばらく服のことを考える必要はないと。
これからは、時間とお金を別のことに使えばいい。 

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ジャズって何でしょうね。

2014-12-04 06:00:55 | 音楽

最近、自分の中で珍しくヒットしているのが「ヨルタモリ」。
バラエティー番組は苦手なんですけど、あれは面白い。トークの途中で突然画面が切り替わってタモリの「芸」が始まります。おもしろいです☆
理屈抜きに面白い。気づいたら笑っちゃってます。

前置きが長くなりましたが、今私バド・パウエルのブルースインザクローゼットってCD聴きながら書いています。
彼のCDはジャズのカテゴリからチョイスしたのですが、タモリ曰く、「ジャズな人はいても、ジャズって音楽のジャンルはない」のだそうです。

なんとなくその感覚わかります。
だけど、私は世間一般にいうところのジャズすら、今はよく知らないので、もう少し「ジャズ」と言われるところの音楽をつらつらと楽しんでいこうと思っています。

(昨夜の走り書きより) 

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モーツァルト バイオリンソナタ

2014-11-29 06:06:01 | 音楽

モーツァルトのヴァイオリンソナタのCDが届きました。

さっそく聞いています。

気分を逆なでしたり、不必要に高揚させることもなく、しっくりくるのがいいなぁ。

曲の流れに心をまかせられます。

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冴えてる演奏・シュトイデ弦楽四重奏団

2014-11-13 06:05:48 | 音楽

弦楽四重奏が大好きな私です。
キタラ小ホールでのコンサートに行ってきました。

モーツァルト、ベートーベンにシューベルト。 
いちばん切れ良く冴えてるな~と圧巻だったのは、ベートーベンの「セリオーソ」でした。
緊迫した雰囲気のある曲なので、なおさらそう聞こえるのかもしれませんが、メンバーそれぞれの楽器から繰り広げられる音が見事なまでの相乗効果。
ソロの演奏やはたまた指揮者のいるオーケストラの演奏と違って、カルテットはどれだけ息があっているか 、またメンバー同士の信頼関係にかかっていると思います。
個人の練習と合わせの練習。本番までの道のりを思うと、途方もないですね、きっと。
そんな積み重ねを咀嚼した結果、冴えた音の連なりとなって聴衆を魅了するのでしょう。

先ほど相乗効果という言葉を使いましたが、シュトイデ弦楽四重奏団は四人の実力が文字通り掛け算の積となって出てくる(表現される)ところが素晴らしいです。
コンサートで実際に聞いてみると、残念かな、足し算になってしまっている(と私が勝手に感じる)演奏もあります。
しかも、合わせようとするあまり、実力が70~80%どまりになっているような。遠慮があるのでしょうか。もっと言えば、上下関係が透けて見えそうな・・。
そんな邪推が働いてしまうコンサート。日本人の演奏者のコンサートで何度かありました。

ともあれ、シュトイデ弦楽四重奏団は素晴らしかったです。
アンコール曲のドボルザーク、「アメリカ」もよかったなぁ。。
大満足で家路につきました。 

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MEDITERRANEO

2014-11-03 06:24:51 | 音楽

クラシック音楽が好きな私ですが、そればかりを聴いているわけではありません。

音楽k好きな方のブログで紹介されていた「MEDITERRANEO」。
地中海音楽が集められていて、エキゾチックです。

話は少しそれてしまいますが、放送大学で「地中海世界の歴史と文化」を見たことがあります。
それまでは世界を考えるのは大陸ごとに、という視点でした。
でも、その授業をテレビで見てからは 地中海を中心に周辺の国々をみわたす、という概念がめばえました。
そうですよね。海は交易の舞台。いろんな国や地域の人たちが品物を交換し合って、文化の交流もあったのです。

クラシック音楽はヨーロッパの物ですが、地中海音楽は、南欧から中東、北アフリカにおよびます。
独特なリズムや音色はつかの間、ここではないどこかにいるような、時空さえも超えてしまったような気分にさせてくれます。 

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惜しみない拍手を

2014-10-27 21:17:34 | 音楽

先日、クラシックコンサートに行きました。地元の交響楽団の定期演奏会です。

いつも思うのですが、最後の曲といいますか、第4楽章が終わると拍手もそこそこに退席する方が目立ちます。
よっぽど期待外れだった、というわけでもないでしょうに、指揮者・演奏者に対しての礼儀として拍手はするべきと思います。
聞くだけ聞いたらさっさと帰ってしまうなんて失礼だし、音楽に対する愛がないっ!と見ていて不愉快。

定期演奏会はアンコールがありませんので、出口が混雑する前に早く帰ろうと思うのでしょうかね。

金銭的にケチケチしてる人も疲れてしまいますが、時間とか自分のことばっかりに執着心が強いのが垣間見えるのもげんなりします。 

せっかくの演奏会ですから、気持ちに余裕をもって臨みたいものです。

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田部京子さんワールドに心酔

2014-09-27 06:29:58 | 音楽

昨日、札幌交響楽団定期演奏会に行ってまいりました。
モーツァルト ピアノ協奏曲第23番
指揮は児玉宏さん、ピアノは田部京子さん。 

田部京子さんのピアノ演奏に接するのは私にとっては今回が初めてですが、家ではプレイアデス舞曲集をよく聞いていました。
詩の朗読会ではBGMに使わせていただきました。
シンプルな音色で静謐な空間が醸し出される田部ワールド。素敵です。

モーツァルトのピアノ協奏曲第23番は一昨年の6月の定期演奏会でも演奏されており、私にはなじみのある曲です。
トランペットやティンパニは登場せず、まろやかな音楽が心地よい曲。
オーケストラも少数でコンパクトに。
田部さんの繊細なピアノに見事にはまっていました。 
田部京子さんの持ち味が曲の隅々にまで生きていて、「あ こういう曲でもあるんだ☆」と新しい発見がありました。

指揮者の児玉宏さんの音作りも丁寧でした。
後半のブルックナー 交響曲第6番は、札響の長所(金管楽器・打楽器のはつらつとした演奏、がわたしにはチャーミングに聞こえます)を引き出しつつ、曲のメリハリ・強弱をしっかりと表現していました。
ブルックナーは私にはまだ未知の世界なのですが、とても惹かれましたね。
じっくり取り組みたい作曲家のひとりです。

しばらくの間、家では弦楽四重奏やピアノソナタなど室内楽をよく聴いておりましたが、オーケストラの演奏もまたいいものだなぁ・・と改めて思いました。

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ショパンの繊細さに心よりそう

2014-08-23 06:18:40 | 音楽

世間で広く受け入れられているもの、評判が良いことでも、自分にとってはさほど良いと思えないことはありませんか?

私はよくあります。。

ショパンもその一つです。

とはいえ、知らないだけかもしれないし。と、いいなぁとおもう奏者が演奏しているCDなどいくつか持っております。

最近、ふとそれらのCDに手が伸び、聴いてみたところ。。

今の気分にしっくりきています☆

ヘビロテしているのは、アレクサンドル・タロー氏のアルバム『ショパン:ワルツ全集』です。

ひとの心は何が化学変化を起こして好きになったり興味が遠のいたりするかわからないものですねぇ。

 

嘘をつくわけじゃないけど、時間が経ったらウソになってしまうこともあるのでしょう。

さて、私のショパン祭りはいつまでつづくかしら♪

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元気ソング

2014-07-30 06:30:21 | 音楽

もうしばらく聖子ちゃんブームが続いています。

その中でも最近の私の元気ソングは「パイナップル・アイランド」です。

かわいい声とPOPなメロディーがとてもよくあっていて、気分をあげてくれます。

 

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20世紀前半の叙情

2014-07-08 21:25:05 | 音楽

昨夜はザ・ルーテルホールでチェロとピアノの演奏会でした。

20世紀前半に活躍した、日本ではあまり知られていないイギリスの作曲家の曲を集めたプログラムでした。
クラーク、バックス、アイアランド、バントック。
チェロとピアノの室内楽も好きなので、とても楽しみにしていました。

でも・・・。

大いに期待外れでした。
ピアノとチェロの演奏がまったくかみ合っていなくて、それぞれが楽譜通りに音を出しているという印象を受けました。
何というのか、ビミョーな不協和音?もしかして、今のミスタッチ???

独特な音楽だということはわかりましたが、その範疇におさまりきらない何かちぐはぐな感じが気持ち悪かったです。 

前半が終了して休憩をはさみ、さて後半。
ステージに登場したチェロ奏者が、後半の演奏を始める前に裏話的なトークをしてくれました。

「前半は重い曲が続いてつらい思いをされた方も多かったと思います。こう言うと後半は明るくなるのかと思うかもしれませんが、後半も暗いです」
会場内、笑い。私も笑ってました。
「先日、わたくし60歳の誕生日を迎えまして・・」
客席から拍手が起きる。私はしませんでした。
「60歳になって初めての演奏会です。で、よせばいいのに、本日のプログラムはすべて初めて弾く曲なんです。それで、とても緊張しています」

私は「はぁ~?!」 。私、演奏会で何が腹が立つって、いい大人の演奏家がまだおこちゃまの発表会の感覚で演奏会をするのがほんと嫌なんです。
この演奏会は、チェロ、ピアノとも奏者が地元で活躍されているお二人なので、お知り合いの方や師弟関係の方々などが多く聴きにいらしていたのかとは思いますが、それなりに入場料もとって演奏するわけですから、プロ意識を持ってほしいですね。
はっきり申し上げて、演奏会にトークは不要です。 
楽譜の中に作曲家の意図をくみ取り、自分の解釈を交えてどのように昇華して演奏=表現するのか。それに尽きるような気がします。

昨夜はプログラムの分だけ聴き終えて拍手をした後、アンコールを待たずに早々に会場を後にしました。

こういう思いをすると、つくづく何かを鑑賞するのは自分のお金を払ってするべきだと実感しますね。
だって、もし誰かに誘われたり、いただいたチケットだったら、自分の感情が自分でも素直に感じ取れないんじゃないかしら。

ま、これもひとつの感想です。
自分の貴重な時間とお金を天秤にかけると、いい演奏会だったほうが行った甲斐があるというものですが、こういう残念な思いをすることも、年に数回あるわけです^^;
でも、無駄だとは思わないんですよね。負け惜しみじゃないですよ。 
ただ、今回の演奏会の奏者だった方の演奏会にまた行くかというと、ちょっと敬遠してしまいます。 
あまり知られていない作曲家の曲はまた別の機会があれば聴きに行くつもりです。 

 

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新垣隆 ピアノ演奏会

2014-06-28 03:04:13 | 音楽

気になる演奏会があります。

8月19日開催の新垣隆氏のピアノ演奏会です。

新垣氏といえば、「HIROSHIMA」のゴーストライターですね。私はこの曲に接したことはありません。正直、興味がわきませんでした。

世間で評判になるにつれ、きまりが悪くなったのか、話のつじつまが合わなくなったのか、実は佐村河内さんが作った曲ではありませんでした、ということが明るみに出て、新垣氏の存在も知ることになったわけです。

私は新垣氏のピアノを演奏会で聴いてみたいです。昨日Kitaraに行ったとき、チケットを買おうと思い、念のため演奏会当日の予定を確認しましたら・・。

だめでした。ロシア語のレッスンがありました。はぁ~ 。これだから手帳は手放せません。

また今度、いつか機会があれば聴きに行くとしましょう。

それにしても、新垣氏。変なことから脚光を浴びるようになりましたが、本当に実力があれば、ファンが増えて、まっとうな評価を得られると思います。
クラシック音楽界は息の長い活動が可能な場、だと思いますから。 

 

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レクイエムはヴェルディの魅力がてんこ盛り

2014-06-27 22:53:37 | 音楽

札幌交響楽団 第570回定期演奏会

レクイエムっていろいろありますが、今回はヴェルディ作曲のレクイエムです。

あの、奈落のそこに突き落とされるような迫力のある音楽。聴けばだれしも、「あー、聞いたことある」と思うはずです。

過日、モーツァルトのオペラを聴いて声楽の魅力に目覚めた私。本日のレクイエムの合唱もオーケストラでは表現しきれない迫力に魅せられてしまいました。音楽の強弱がしっかりしていて、とても丁寧に音作りをされたのだろうと思います。実は私、尾高忠明さんの指揮はあまり馴染めずに聴くことが多かったのですが、今日の演奏会は圧巻でした。オーケストラと合唱団。これだけの人数を束ねて一つの曲を作り上げるって、私なんぞは想像もつかないほどの知識や経験、テクニックを要することでしょうね。

85分間という演奏時間。あっという間でした。 

明日も聴きに行きたいくらいです。強弱の激しい曲は我が家でCD再生しても、よさは堪能できません。
いい演奏会でした。 

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モーツァルトはオペラがいい!

2014-06-07 09:56:27 | 音楽

クラシック音楽が好きな私ですが、ちょっと敬遠してしまう作曲家がモーツァルトなんです。
意外ですか?
モーツァルトを嫌いな人はいないと思います。私も嫌いではないけど、あまり聴かないです。CDはいろいろ持っているんですけどね。

なぜ、敬遠してしまうのか?それは、あまりにも単純明快・万人受けする聴き心地の良い曲だから。と私には思えてしまうからなんです。
私が好きなのは、チャイコフスキー、ドボルザーク。レスピーギもいいですね。尊敬するのはショスタコーヴィチ。
聴いていて、どこかクセがあるような引っ掛かりがあるような。でもそこが魅力に なってくる曲。そんなのが好きです。

そんなひねくれた私が、「おっ!モーツァルトもいいかも☆」と思うのがオペラなんですよね。
昨日、キタラの パイプオルガンのコンサートに行ってきたのですが、歌劇「魔笛」”復讐の心は地獄のようにわが胸に燃え” がとても華やかで素敵でした。
聴いていて笑顔になっていましたね^^。

そういえば、昨年の5大オペラのコンサートも何の予備知識もなく出かけていったのですが、楽しめましたもん。
「恋って素晴らしい!」って陽気になれるコンサートでした。

このワクワク感をつかまえておきたくて、amazonで「魔笛」が入っているCDを探してしまいました。
またしても増えていくCD・・・まっ、いいか! 

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セルゲイ・クドリャコフ ピアノリサイタル

2014-04-07 19:21:00 | 音楽

明日、PHILIA HALLで篠崎史紀&セルゲイ・クドリャコフさんのコンサートがありますね。行かれる方は楽しんできてください。うらやましいなぁ。。

先月、セルゲイ・クドリャコフさんのピアノリサイタルで生の演奏を聴いて大ファンになってしまいました。
素晴らしくパワフルで、グランドピアノが咆哮しているかのようでした。かと思えば、ピアニッシモの微かな音色も説得力を持って胸に迫ってきました。
ピアノって打楽器だったっけ?って思うことがあるんですよね、セルゲイさんみたいな演奏を聴くと。

アンコール曲ではプロコイエフのロミオとジュリエットより「モンターギュ家とキャピュレット家」をガンガンやってくれました。オーケストラで合わせよう、合わせようと演奏するのとは全く違った趣で、胸のすく思いでした。
明日のコンサートではこの曲があるようです。あ~~何度でも聴きたいです。

セルゲイさんはもう少しスマートになったら、きっとかっこいいだろうな、なんて最初は思っていましたが、とんでもない!あのパワフルな演奏は、今のセルゲイさんでなくては成り立ちませんっ!
どうぞ、セルゲイさんはセルゲイさんのままで。

また機会があれば、なんとしてでもコンサートに足を運びたいものです。

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アンドレア・ヴィーグ ハープコンサート

2014-03-24 17:49:23 | 音楽

本日13:00からKitara小ホールにて。

ハープってとても優雅な形と繊細な音色ですよね。ハープの独奏ってどんな感じだろうと興味津々で聴きに行きました。
昨年秋、宮崎陽江さんと札響との競演があったのですが、アンコールで「タイスの瞑想曲」を演奏してくれたんですね。そのとき、ピアノの代わりにハープが使われていて、ハープはピアノを縦にした楽器なんだな~と思い、興味を持ち始めました。
本日のプログラムにハープのルーツについて書かれています。

ハープの歴史は古く(ルーツは狩のときの弓をはじいて音を出したものだったと考えられています)・・・その後、黒鍵の音を簡単に出すことができる鍵盤楽器が主流になるとその座を奪われてしまいました。

私の席は最前列だったので、手元がとてもよく見えました。音をつむぎだして、目にはみえない綺麗なタペストリーが出来上がるかのようでした。
ドビュッシーのアラベスク、月の光はピアノとは一味違った音運びが素敵でした。

プログラムにもうひとつ目をひくエピソードがあります。18世紀の王侯時代、マリー・アントワネットが弾いたこともあり、パリのサロンで流行。それで改良が進み、ペダルを使って自在に音を変える楽器に進化したんだそうです。マリー・アントワネットはすごい!彼女のおかげでハープが現在まで廃れずに残ったかもしれません。

今日の格言。
「贅沢は人類の希望である」 by陶子

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