陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

資本主義と社会主義の行きつく先がとっても似ていて驚いた

2017-02-06 06:47:43 | 雑感
昨年の秋、縁あってロシアのノボシビルスクに行きました。
現地では日本語を話すガイドさんにあちこち市内観光に連れて行っていただきました。感謝。
目的地から目的地まで歩いていく道すがら、彼女(ガイドさん)は
「あの大きな建物は、ソ連時代に使われていた集合住宅です。社会主義政策の下では、みんなが協力して決められた仕事をしていました。だから、『一つの家庭ごとに家を持つ必要はないですね?一緒に暮らした方がいいですね。』という考え方になって(政策の1つとして?)台所が共同の大きな建物に暮らしていました」
と教えてくれました。
1人の時間は大事!と思う個人主義者の私としては、もうビックリ!
でも、まあ社会主義の世の中ってそうなっていくのか・・なんだか息苦しいなぁなんて、自分なりに納得しておりました。

そして、数か月がたったある日 ”物を減らして身軽に暮らす” という趣旨のブログを読んでいましたら、そのブログ主さんがシェアハウス住まいをされているんですね。
「シェアハウスだと、台所用品が少ないし、毎日料理を作らなくても良い」と。

最初の動機は全く違いますが、暮らし方がそのまま同じ・・とくくってしまうのは少々乱暴でしょうか。
私は、シェアハウス住まいが良いか悪いかどちらかを問いたいわけではありません。
ただ、息苦しくなるほど個人が管理された時代と、自由に資本主義を謳歌した結果たどり着くスタイルが酷似している、ということに驚愕しました。

物が少ない方が身軽で、シンプルな暮らし方をしていこうと思っていますが、やっぱりプライベートは完全に自分だけ(自分の家族だけ)がいいです。

あ、ドラマ「カルテット」では、弦楽四重奏のメンバーが同じ家に住んでいますね。あれは、期間限定でしょうかね。
そういうのなら大丈夫かな。それでも私は数日しかもたないかも・・。

自由が保障される世の中であってほしい。
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