地下歩行空間を歩いていると、小さな女の子(三つか四つくらいかな)がピンク地に白の水玉の雨合羽をピッチリと着てターっと走ってきました。その後ろからその子のお母さんが「ほら、ぶつからから!」と言いながら小走りで追いかけてきます。
雨合羽をピッチリと着て、というのは、女の子はフードをピッチリとかぶっていたんです(笑)。髪の毛が見えないくらいに。そこへもってきてターっと一心不乱に走ってくるのがとても子供らしくて頼もしさすら感じたのでした。
そんな女の子を見て「いちご姫」とひとりごちた私。ふと「いちごの王様」を思い出しました。
そうそう、こんな風にフードをかぶっていたわ^^
この画像はサンリオのHPからいただきました。
ウィキペディアによるといちごの王様はサンリオの創業者である辻信太郎氏のニックネームだということです。
サンリオという、キティちゃんで有名な会社を作ったのは辻氏の戦争体験のよるところが大きいようですね。
「争いからは何も生まれない。世界のすべての人たちがみんな仲良くなるにはどうしたらいいのだろう」と考え続けた結果、「何より大切なのはお互いのコミュニケーションだ。そのきっかけとなるような小さな贈り物をするのがよいのではないか」と「スモールギフト・ビッグスマイル」を合言葉に会社を設立されたそうです。
温かい志、Happyを追い求める気持ちから始まった会社だからこそ、息の長い経営がなされているのでしょう。
今はサンリオでお買い物をすることはそうないけれど、子どもの頃、いえ大人になってもしばらくはサンリオグッズが大好きでした☆
今でも使い続けているものもあります。
先日お亡くなりになったジャニー喜多川氏も戦争を体験された方でした。
私の子どもの頃からある、キラキラしたもの・可愛らしいもの。実は戦争体験がもとでこの世に出てきたというのは感慨深く、考えさせられます。
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