「朝早くからごめんなさいね~」
と、新盆お見舞いの訪問を受ける。
「・・・・・・、申し訳ないけど、17日のせがきは、仕事があるので失礼します。
ふじは上げさせてください。」
せがき・・・ふじ・・・
何度も聞くし、説明もされるのですが、はぁ(?)のNeko★
漢字でどう書くのか?調べてみました。(おそ・・・・)
★せがき・・・施餓鬼
★ふじ・・・諷誦(ふじゅ)~何回聞いても「ふじ」としか聞こえないのですが
【諷誦代】というのし袋も売っているみたいです。
一般的には1000円と決まっているそうです。
この辺は、17日に行われるという新盆会諷誦文供養~
諷誦文(ふじゅもん)供養とは、
故人に法華経の経文や日蓮大聖人の御教えを棒げ、僧侶が法要の中でその文章(名前)
を読み上げ、追善法要を営むこと。
お寺に行ってこの法要を済ませたあと、場所を代えて会食をするのですが・・・
どうもこの諷誦文供養のことを、「施餓鬼(せがき)」とおっしゃっているようです。
昔はかなりの大人数で、会食も自宅だった??のだろうけど
ご葬儀同様~棚飾りも業者さんにお任せする家庭が増え、出席も親族以外は、
向かい三軒両隣のご近所のみ!という決まりのようです。それも、古くからの~旧市街のお宅のみで
一応、声は掛ける・・・という塩梅です。
お盆の休みは、大体8月12、13日~15、16日(曜日によって変わります)
毎年、お盆に帰省していても
「仕事があるから~」
と、お迎え火の13日だけ、送り火の16日は義父任せでした。
当然、ご近所のお付き合いも、義父任せです。
義父が、これまでしてきたことのお返しを今、受けている状態です。
旦那様は、学校を卒業してからは、こちらには全く住んでいないので、
ご近所の顔ぶれもずいぶん変わったそうです。
おばあちゃん子で、お年寄りに人気があった(笑)という旦那様ですが
彼を子供の頃からの呼び方される方も、少なくなっています。。。(2~3人?)
お気の毒なのは、Neko★に色々?質問を受けるお見舞いの方ですぅ~(笑)すみません~
「土地によって、微妙に違います。」
と、専門の方(業者さん)に言われれば、知らないを武器にご近所様に聞くしかない!
あちらから、来てくださるわけですしね
飛んで火にいる~?いえいえ、日頃お付き合いのないNeko★にとっても
絶好の社交場です・・・・聞いたことは( ..)φメモメモ
こういう昔からの行事を大切にしている人達にとっての施餓鬼の意味は
人間(生き物)は自分だけで生きているわけではない。
自分の周りのみの利益を考えるだけでは、決して利益を得られない。
一人勝ちの行き着く先は自滅?
にもかかわらず、自分のことを考えずには生きてゆけない。
ことを、思い知るための儀式だろうと。【お借りしてきた文章です】
最近、ご長寿の方の所在不明、行方不明?のニュースを聞くにつけ、ご近所どころか、家族・親族内まで
無関心でいる?不思議・・・・
こういうお付き合いや、ご近所の目もなくなってきたからに他ならないのでは?
正直お金もかかるし、面倒なことだ・・・と思う反面、
せめて先に亡くなられた方々の年忌に当たる年や、新しく亡くなられた方があるときくらい?
ご先祖様や、今の生活を心から感謝したいものだと思います。。。
ThankYou
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