今週のアニメの東京喰種ですけど。
トーカちゃんの語りシーンの追加、蛇足では?
悪鬼だと思い込んでいた真戸さんが結婚していて、愛する妻、もしかしたら子供すら居たかもしれないという事実を突きつけられて。
自分は真戸さんを憎くて殺害したが、同時に彼が抱えていた人間の心の一部も殺したんだ、ということを今更ながらに実感したと。
これさ、原作では一切語らなかったから良かったんですけどね。
こういうと差別的になるからあまり言いたくないんですが。
ゆとり仕様?
ちょっと思い出したのが、大昔テレビでやってた漫画千一夜、とかいう番組で。
注目されている漫画を、コメンテーターが数人で語り合う番組なんですがね。
それでね、あるとき、ベルセルクが出たんですわ。お題に。
で、コメンテーターが「この作品は作者の人生が篭ってる。この作品を書くために作者は漫画家になったんじゃないだろうか」とか「基本構造は大昔の番長漫画に似てる。勝つ理由が精神論だ」とか。
色々語ってたんですが。
視聴者からのハガキを読み上げるコーナーで、こんなのがありまして。
主人公ガッツの親友であるグリフィスが、気の迷いで高みから転落。
一介の傭兵団の団長から、王の信頼も厚い重要人物にまで成り上がったのに。
ガッツに去られたショックで気が動転。やっちゃならんことをやってしまい、成功者から罪人に転落し。
拷問につぐ拷問で、かつては持っていた高い身体能力をほぼ全て失う羽目に。
後で助け出されるのですが、そのときには女性をレイプする体力も無いような男として情けない状態に。
で、全てに絶望し、そんな状態になってしまったグリフィスにガッツが慰めるためか、気遣うためか、励ますためか、触れようとしたときに。
「今、お前に触れられたら、俺はお前を……」
ここに続く言葉で熱い議論が起きる事を期待しています。
って。
はぁ~~~?
いやさ、ここのシーン好きですよ?
ベルセルクの屈指の名シーンに入るんじゃないかとすら思いますわ。
実は、狂戦士の鎧が出てきた後からの話は読んでないんですけどね!(おい
でもさ、分かるでしょう?
このシーン、グリフィスが心に溜めていた想いって。
かつては誰もが尊敬し、羨望し、頼ってくれたまさに超人で英雄。
人類の頂点に立つべきと言っても過言ではないような人物だったわけですよグリフィスは。
でも、一時の気の迷いで転落し、他人の庇護無しには生きていけないような、弱者中の弱者に転落してしまったわけですわ。
王から乞食に転落したわけですね。
この落差は辛いですよ。
で、せめてもの自信を持つために、最低ですけど、ヒロインのキャスカをレイプしようとしたけれど。
もはやレイプひとつまともにできない体たらく。
正真正銘のド底辺ですわ。
で、そんなとき。
頭は良くないけど、かつての自分の親友で、高い身体能力を持ち、未来に希望を持っているガッツが、自分のために駆け寄ってくる。
みじめすぎるでしょ。
だから、後に続く言葉なんか、予想できるじゃないですか。
嫉妬心から来る、憎悪の言葉に決まってるわけで。
このハガキが読まれたとき「最近の子はこんなことも分からんのか」と思ったもんですが、パネラーも口々に「いや、ここで議論は起きんでしょう」「普通分かりますよ」って呆れるようなコメントを出してましたわ。
で。
今回のトーカちゃんの語りの部分に、似たものを感じましたね。
あそこは原作どおり「察しろ」という風にして欲しかったですわ。
トーカちゃんの語りシーンの追加、蛇足では?
悪鬼だと思い込んでいた真戸さんが結婚していて、愛する妻、もしかしたら子供すら居たかもしれないという事実を突きつけられて。
自分は真戸さんを憎くて殺害したが、同時に彼が抱えていた人間の心の一部も殺したんだ、ということを今更ながらに実感したと。
これさ、原作では一切語らなかったから良かったんですけどね。
こういうと差別的になるからあまり言いたくないんですが。
ゆとり仕様?
ちょっと思い出したのが、大昔テレビでやってた漫画千一夜、とかいう番組で。
注目されている漫画を、コメンテーターが数人で語り合う番組なんですがね。
それでね、あるとき、ベルセルクが出たんですわ。お題に。
で、コメンテーターが「この作品は作者の人生が篭ってる。この作品を書くために作者は漫画家になったんじゃないだろうか」とか「基本構造は大昔の番長漫画に似てる。勝つ理由が精神論だ」とか。
色々語ってたんですが。
視聴者からのハガキを読み上げるコーナーで、こんなのがありまして。
主人公ガッツの親友であるグリフィスが、気の迷いで高みから転落。
一介の傭兵団の団長から、王の信頼も厚い重要人物にまで成り上がったのに。
ガッツに去られたショックで気が動転。やっちゃならんことをやってしまい、成功者から罪人に転落し。
拷問につぐ拷問で、かつては持っていた高い身体能力をほぼ全て失う羽目に。
後で助け出されるのですが、そのときには女性をレイプする体力も無いような男として情けない状態に。
で、全てに絶望し、そんな状態になってしまったグリフィスにガッツが慰めるためか、気遣うためか、励ますためか、触れようとしたときに。
「今、お前に触れられたら、俺はお前を……」
ここに続く言葉で熱い議論が起きる事を期待しています。
って。
はぁ~~~?
いやさ、ここのシーン好きですよ?
ベルセルクの屈指の名シーンに入るんじゃないかとすら思いますわ。
実は、狂戦士の鎧が出てきた後からの話は読んでないんですけどね!(おい
でもさ、分かるでしょう?
このシーン、グリフィスが心に溜めていた想いって。
かつては誰もが尊敬し、羨望し、頼ってくれたまさに超人で英雄。
人類の頂点に立つべきと言っても過言ではないような人物だったわけですよグリフィスは。
でも、一時の気の迷いで転落し、他人の庇護無しには生きていけないような、弱者中の弱者に転落してしまったわけですわ。
王から乞食に転落したわけですね。
この落差は辛いですよ。
で、せめてもの自信を持つために、最低ですけど、ヒロインのキャスカをレイプしようとしたけれど。
もはやレイプひとつまともにできない体たらく。
正真正銘のド底辺ですわ。
で、そんなとき。
頭は良くないけど、かつての自分の親友で、高い身体能力を持ち、未来に希望を持っているガッツが、自分のために駆け寄ってくる。
みじめすぎるでしょ。
だから、後に続く言葉なんか、予想できるじゃないですか。
嫉妬心から来る、憎悪の言葉に決まってるわけで。
このハガキが読まれたとき「最近の子はこんなことも分からんのか」と思ったもんですが、パネラーも口々に「いや、ここで議論は起きんでしょう」「普通分かりますよ」って呆れるようなコメントを出してましたわ。
で。
今回のトーカちゃんの語りの部分に、似たものを感じましたね。
あそこは原作どおり「察しろ」という風にして欲しかったですわ。