昨日までの3日間、産経新聞で神話のコラムが載ってたんですけど。
今回の話は、思金神(オモイカネ)の話から天孫降臨に至るまでの話で。
最初は天岩戸の話なんですが、そこで引き篭もった天照大神を引っ張り出すまでの計略を立てた知恵の神オモイカネの話になり。
そこで、計略の一端を担う力持ちの神様「天手力男神(アメノタヂカラオ)」
そこからタヂカラオを祀る神社・戸隠神社の話に。
天岩戸の入り口を塞いでいた岩を放り投げて、その岩が山になったと伝えられる戸隠山の周辺にある戸隠神社の話なのですが。
そこの宮司の言葉で「タヂカラオは控えめな神様です。怪力の神様なんですが」と。
ここでコメントが入り、確かにタヂカラオの台詞は古事記に書かれていない。与えられた役目を黙々とこなすだけだ、と続くんですが。
それは何故か?というところで
「おそらく古事記が編纂されたときに、タヂカラオを祖先とする豪族の家が絶えていたのが原因だろう」と。
天孫降臨のときに、ニニギノミコトに付き従って降りて来た神なので、どうでもいい神では決して無いはずですので。
そして、戸隠神社のある長野県に纏わるからか、国譲りの話になりましてね。
ここのところ、色々思うところがあるので面白かったですよ。
どう纏わるのか?と言いますと。
国譲りの逸話の中心人物であるオオクニヌシの息子の一人「タケミナカタ」
彼が、国を譲れと高天原から遣わされてきた神タケミカヅチに、「国を譲れだと?そんなクチは俺との力比べに勝ってから言ってもらおうか!」と言って、腕を掴むのですが。
その腕が、いきなり剣に変化。
出会い頭にタケミナカタはタケミカヅチに腕を切り落とされ、そのまま追いまくられ、逃げに逃げて諏訪の国。
そこで追い詰められて「殺さないで下さい!国譲りを認めます!ここから二度と出て行きません!」と誓うという。
そこが、現在の長野県なのですね。
(名古屋のある愛知県の北側ですね)
前にも言ったと思うけど、ここ、国譲りは「ものすごく強大な軍事力を背景に「我が傘下に入れ。入れば守ってやるし、信仰の自由も認めてやる。しかし、断れば叩き潰す」という選択を迫ったんだろうな」ということを匂わせる記述だと思うんですよね。
特にさ、最初オオクニヌシと対峙するとき、切っ先を上にした剣の上に胡坐をかいていたという記述あるあたり。
自分の凄さを見せ付けて、要求を通そうとする意図がミエミエですわな。
お前、こんな凄い俺に、高天原に楯突くつもり?本気?ねえ本気?と。
産経の記事には、こういう記述が無くてね。
内心、ちょっと突っ込んでました。
おいおい、力比べで終わって無いじゃんよ、と。
……ああ、ちなみに、あっしはだからといって日本をディスるつもりは毛頭無いですよ?
多分、高い確率で自分の祖先は現在の陛下の家系に屈服されられた側だとは思うんですが。
……てね、実家でたまたま家に来ていた祖母相手にそんな話をしていたら、脇で聞いてたパパゴンに
「お前、アホなこと言ってんじゃないぞ。日本建国が成されたような超古代の時代の祖先にまで遡ったら、祖先の数どれだけになると思ってるんだ?そんなん、併合された側に含まれない祖先だけで構成されているような可能性ある家は皇室以外あるわけないだろ」と突っ込まれまして。
確かにそうなんだよねぇ。
でもさ、ちょっと言いたいじゃないですか?
折角、神話を打ち立てた国家がそのまま続いている国に生まれたんだし。
今回の話は、思金神(オモイカネ)の話から天孫降臨に至るまでの話で。
最初は天岩戸の話なんですが、そこで引き篭もった天照大神を引っ張り出すまでの計略を立てた知恵の神オモイカネの話になり。
そこで、計略の一端を担う力持ちの神様「天手力男神(アメノタヂカラオ)」
そこからタヂカラオを祀る神社・戸隠神社の話に。
天岩戸の入り口を塞いでいた岩を放り投げて、その岩が山になったと伝えられる戸隠山の周辺にある戸隠神社の話なのですが。
そこの宮司の言葉で「タヂカラオは控えめな神様です。怪力の神様なんですが」と。
ここでコメントが入り、確かにタヂカラオの台詞は古事記に書かれていない。与えられた役目を黙々とこなすだけだ、と続くんですが。
それは何故か?というところで
「おそらく古事記が編纂されたときに、タヂカラオを祖先とする豪族の家が絶えていたのが原因だろう」と。
天孫降臨のときに、ニニギノミコトに付き従って降りて来た神なので、どうでもいい神では決して無いはずですので。
そして、戸隠神社のある長野県に纏わるからか、国譲りの話になりましてね。
ここのところ、色々思うところがあるので面白かったですよ。
どう纏わるのか?と言いますと。
国譲りの逸話の中心人物であるオオクニヌシの息子の一人「タケミナカタ」
彼が、国を譲れと高天原から遣わされてきた神タケミカヅチに、「国を譲れだと?そんなクチは俺との力比べに勝ってから言ってもらおうか!」と言って、腕を掴むのですが。
その腕が、いきなり剣に変化。
出会い頭にタケミナカタはタケミカヅチに腕を切り落とされ、そのまま追いまくられ、逃げに逃げて諏訪の国。
そこで追い詰められて「殺さないで下さい!国譲りを認めます!ここから二度と出て行きません!」と誓うという。
そこが、現在の長野県なのですね。
(名古屋のある愛知県の北側ですね)
前にも言ったと思うけど、ここ、国譲りは「ものすごく強大な軍事力を背景に「我が傘下に入れ。入れば守ってやるし、信仰の自由も認めてやる。しかし、断れば叩き潰す」という選択を迫ったんだろうな」ということを匂わせる記述だと思うんですよね。
特にさ、最初オオクニヌシと対峙するとき、切っ先を上にした剣の上に胡坐をかいていたという記述あるあたり。
自分の凄さを見せ付けて、要求を通そうとする意図がミエミエですわな。
お前、こんな凄い俺に、高天原に楯突くつもり?本気?ねえ本気?と。
産経の記事には、こういう記述が無くてね。
内心、ちょっと突っ込んでました。
おいおい、力比べで終わって無いじゃんよ、と。
……ああ、ちなみに、あっしはだからといって日本をディスるつもりは毛頭無いですよ?
多分、高い確率で自分の祖先は現在の陛下の家系に屈服されられた側だとは思うんですが。
……てね、実家でたまたま家に来ていた祖母相手にそんな話をしていたら、脇で聞いてたパパゴンに
「お前、アホなこと言ってんじゃないぞ。日本建国が成されたような超古代の時代の祖先にまで遡ったら、祖先の数どれだけになると思ってるんだ?そんなん、併合された側に含まれない祖先だけで構成されているような可能性ある家は皇室以外あるわけないだろ」と突っ込まれまして。
確かにそうなんだよねぇ。
でもさ、ちょっと言いたいじゃないですか?
折角、神話を打ち立てた国家がそのまま続いている国に生まれたんだし。