柚月裕子『盤上の向日葵』。
第15回本屋大賞(2018)で2位にランクイン。
売り文句が「将棋界を舞台にした『砂の器』」です。
社会派ミステリってことか?
小説は、現代と過去を行き来する構成。
現代は、刑事がとある遺体遺棄事件を追う様子。
冒頭から犯人らしき人物が特定されています。
過去は、その人物の幼少期からの人間ドラマ。
全体構成としては、豪快などんでん返しとかはなく、
丁寧に人間ドラマを描いています。
貧困家庭問題と社会からの救済の折り合わなさを
懇々と説く感じは、『砂の器』っぽいのかな。
ちょっと長いと思ったけど。
刑事さんの泥臭い調査は『砂の器』感満載ですね。
ベテラン刑事と若手刑事が組んで
あちこち弾丸出張して(泊まる余裕はない)、
せめて駅弁を!つってもそもそ食べてる感じ、いいですね!
まあまあおもしろく読みましたが、
『砂の器』と言うのは荷が重い気もします。
店頭映えもあると思うけど。
ラストもあれで良いのか、ちょっと疑問。
なんとなく社会派ミステリというよりは、
刑事ものというか”刑事ドラマ枠の実写化向き小説”っぽい印象でした。
と思ったら、BSでドラマ化されてるんですね。
ジュウケイが竹中直人なのは、私の想像と違ったけど、
いいね!そう来たか!
石破刑事が大友康平なのもいいですね。
トレンチコートと駅弁が似合いそうである。
第15回本屋大賞(2018)で2位にランクイン。
売り文句が「将棋界を舞台にした『砂の器』」です。
社会派ミステリってことか?
小説は、現代と過去を行き来する構成。
現代は、刑事がとある遺体遺棄事件を追う様子。
冒頭から犯人らしき人物が特定されています。
過去は、その人物の幼少期からの人間ドラマ。
全体構成としては、豪快などんでん返しとかはなく、
丁寧に人間ドラマを描いています。
貧困家庭問題と社会からの救済の折り合わなさを
懇々と説く感じは、『砂の器』っぽいのかな。
ちょっと長いと思ったけど。
刑事さんの泥臭い調査は『砂の器』感満載ですね。
ベテラン刑事と若手刑事が組んで
あちこち弾丸出張して(泊まる余裕はない)、
せめて駅弁を!つってもそもそ食べてる感じ、いいですね!
まあまあおもしろく読みましたが、
『砂の器』と言うのは荷が重い気もします。
店頭映えもあると思うけど。
ラストもあれで良いのか、ちょっと疑問。
なんとなく社会派ミステリというよりは、
刑事ものというか”刑事ドラマ枠の実写化向き小説”っぽい印象でした。
と思ったら、BSでドラマ化されてるんですね。
ジュウケイが竹中直人なのは、私の想像と違ったけど、
いいね!そう来たか!
石破刑事が大友康平なのもいいですね。
トレンチコートと駅弁が似合いそうである。