<読書メモ 2014年6月 ③>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
なんだか、乱読したなあ、という月の、その3。
定期的に図書館で手を伸ばす女性作家さんたち。
『夜明けの縁をさ迷う人々』小川洋子
短編集。
『曲芸と野球』しかちゃんと読めなかったけど、
おもしろかったです。
(不思議で、風変わりな、9つの短編集。
図書館で借りたんです。
2週間でぜんぶ読めなかったんでしょうね。図書館あるある。
小川洋子さんは、全作読みたいと思える「好き」感。
そういう意味で、読み急いでないとも言える。
いつか、ぜんぶ読む。と思ってるので)
『ざらざら』川上弘美
ステキ短編集。
この人の文章を読むたびに、
こういうお話しを書けるようになりたいなあと思う。
きっとすごく難しいことだけど。
(恋愛にまつわる23篇の短い物語。
短編というより、ショートショートという感じなので、
手元に置いて気晴らしにちょこちょこ読むのに良い一冊。
新潮文庫の川上弘美作品は、表紙のデザインが
どれも良い感じで好きです)
『45°』長野まゆみ
(メモなし。
ちょっとダークで、不思議で、少々モヤっとする短編集。
各章の記号的なタイトルが、いい感じ意味深。
『11:55』『45°』『/Y』『●』『+-』『W.C.』『2°』『×』『P.』
4篇目は「黒星」。5篇目は「加減」。7篇目は「フォリオ」
8篇目は「閉じる」。9篇目は「ピードット」と読む。
「フォリオ」は二つ折りにした紙の意味で、二世帯住宅のお話し。
「閉じる」は葬儀社の遺品整理のお話し。
「/Y」にはY字になっている三叉の橋がモチーフとして登場します。
どのタイトルも、なんとなーく物語のキーワードになってるのが
おもしろいです。
ピードットはちょっとわからなかったけど、
数学物理でいつも逃げてる点Pなのかな?
いつもの作風と違う感じですが、この短編集は好きです)
『お友だちからお願いします』三浦しをん
エッセイ集。
三浦しをんはエッセイが本当におもしろい。
(いい意味で直木賞作家とは思えない
力の抜けたエッセイ。
ジャージとポテチが似合う感じ。
ほんと好き)
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
なんだか、乱読したなあ、という月の、その3。
定期的に図書館で手を伸ばす女性作家さんたち。
『夜明けの縁をさ迷う人々』小川洋子
短編集。
『曲芸と野球』しかちゃんと読めなかったけど、
おもしろかったです。
(不思議で、風変わりな、9つの短編集。
図書館で借りたんです。
2週間でぜんぶ読めなかったんでしょうね。図書館あるある。
小川洋子さんは、全作読みたいと思える「好き」感。
そういう意味で、読み急いでないとも言える。
いつか、ぜんぶ読む。と思ってるので)
『ざらざら』川上弘美
ステキ短編集。
この人の文章を読むたびに、
こういうお話しを書けるようになりたいなあと思う。
きっとすごく難しいことだけど。
(恋愛にまつわる23篇の短い物語。
短編というより、ショートショートという感じなので、
手元に置いて気晴らしにちょこちょこ読むのに良い一冊。
新潮文庫の川上弘美作品は、表紙のデザインが
どれも良い感じで好きです)
『45°』長野まゆみ
(メモなし。
ちょっとダークで、不思議で、少々モヤっとする短編集。
各章の記号的なタイトルが、いい感じ意味深。
『11:55』『45°』『/Y』『●』『+-』『W.C.』『2°』『×』『P.』
4篇目は「黒星」。5篇目は「加減」。7篇目は「フォリオ」
8篇目は「閉じる」。9篇目は「ピードット」と読む。
「フォリオ」は二つ折りにした紙の意味で、二世帯住宅のお話し。
「閉じる」は葬儀社の遺品整理のお話し。
「/Y」にはY字になっている三叉の橋がモチーフとして登場します。
どのタイトルも、なんとなーく物語のキーワードになってるのが
おもしろいです。
ピードットはちょっとわからなかったけど、
数学物理でいつも逃げてる点Pなのかな?
いつもの作風と違う感じですが、この短編集は好きです)
『お友だちからお願いします』三浦しをん
エッセイ集。
三浦しをんはエッセイが本当におもしろい。
(いい意味で直木賞作家とは思えない
力の抜けたエッセイ。
ジャージとポテチが似合う感じ。
ほんと好き)