今日は、マニアック・ザ・ワールド

空気よ凍れ

状態で、
バイクに興味の無い人を完全に置き去りです。
バイク通勤をしていて思うこと。
当然というか、50ccは非力ということ
交通の流れには乗れないし、登り坂も息継ぎしてしまう。
CL50はノーマルのデザインがすごく気に入ってるんで、
それを壊さずにできる最大の性能を引き出してやりたい
コンセプトは、ノーマルなのに高速移動の性能を持つということで
『ザクの外装をまとったシャアザク』
ノーマルのままで手っ取り早くスピードを変えるのは
スプロケの歯の数を変えること(前=F フロント 後=R リア)。
特にFを1丁(歯の数)変えるのは、Rの3丁分変えるのに匹敵します。
Rだけ変えるのはあまり効果は無いです
スプロケ自体も50ccならオークションで1000円前後で買えるんで、
マフラーやキャブ交換よりずっと手ごろなカスタムですね

チャリと同じで
バイクも前後に歯車があってチェーンを回してるわけですが、
エンジンの回転数を調節するのが2つあって、
一次減速比がクラッチで、二次減速比がスプロケで行います。
Fの歯を増やすか、Rの歯を減らすと加速は遅いけど最高速が伸び、
FとRをその逆の設定にすると加速は速いけど最高速が伸びなくなります。
「Rの歯数÷Fの歯数」が二次減速比で(電卓持ってこ~い

)、
単純に、二次減速比がノーマルより多ければ最高速重視タイプで、
少なければ加速重視タイプになります。
これは個人の好みですけどね。
スピードの向こう側を見たいオレとしては迷わず「最高速重視」で
タイヤの外周の計算式うんぬんはさらにマニアック過ぎるんで省きます
ギア比など、これらの数字を入力すると発生するスピードを自動的に
計算してくれるサイトがあったんですよ。

ネットってホント便利だ

極端にスプロケを高速仕様に変えてしまうと全く走らなくなったり
(チャリでいきなり重いギアで発進する状態)や、
チェーンの交換が必要になるんで、現状でできる範囲で計算です。
ノーマルはFが13丁でRが43丁。
これが全くスプロケを変えない通常のスピードになります。
うん、確かにこんな感じだ。
これに大人の体重が加わるんで1速なんて亀
これをFを15丁でRを41丁に変えてみると・・・
最高速は75km(+13km

)
さらにFを16丁でRを41丁に変えてみると・・・
最高速は80km(+18km

)
ブラボー

...おお、ブラボー
最高速80kmってエンジン大丈夫か

(当然、50ccじゃ速度違反)。
多分、現状のチェーンの長さ内でできる最高の組み合わせじゃないかと。
実際はこれに人間の体重や走行環境が加わるんで、表の通りのスピードを
出すことはできませんが、かなりのチキチキマシンですよ
通常より23%増しで速く動けるようになった、
まさにコンセプト通りの『ザクの外装をまとったシャアザク』。
やってみる価値有りまくりですね。
脳内カスタム楽し