散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

昨日記140923火 (中本具幸展 読書)

2014年09月24日 18時14分42秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ 平均/最低% =29.2  17.8  58  30
昨日は、終日家にいてゴロゴロしていた。
夕方から、思い立って、長堀橋近くのギャラリーPADに中本氏の展覧会を観に出かけた。
自転車で出かけたが、初めていくギャラリ-だったが、うっかり案内状を持って行くのを忘れて、焦ったが、無事に見つけることが出来た。
長堀橋に行くには上町台地を超えて行かねばならず、少し汗をかく。

中本氏は奈良のギャラリーCLASSのオーナーでもあり、たまにオープニングパーティーに行ったりしてお世話になっている。
中本氏ともしばらくはなしギャラリーを後にした。
帰りに、いつも行く店によりアイスコーヒーを飲みながら、「芭蕉は何時から芭蕉になったか」という、2012年4月のNHKカルチャーラジオのテキストを読み終えた。
俳諧から俳句になる流れや、芭蕉の果たした仕事の大きさがよく理解できた。
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昨日記140922月 (国立民族学博物館 シンポジウム「イメージの力」)

2014年09月24日 17時16分17秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ 平均/最低% =29.7  19.9   55  25
22日の月曜日は、万博公園にある国立民族学博物館であった、公開シンポジウム「イメージの力・再考」に参加した。
シンポジウムは13時30分から開始だ。
先着順で、申込不要ということだったが、平日なので早くいかなくても大丈夫だろうと思っていたが、一部の案内には、整理券を10時から発行するとあったので、どうしたものかと考えた。
実は、国立国際美術館の催し物でも10時整理券配布の催し者があったが、催し物は始まった時も半分程度しか観客は来てなかった。
そんな経験もあるので、出来るだけ早くいって民博内を見てシンポジウムに参加することにした。
ところが、多分ここ20年以上万博公園に行ったことがない。
行き方が分からないのでネットで調べて行った。
民博に着いたのは、12時を過ぎていた。
更に民博内での、食事のできる休憩書を探し、持ってきた市販のおにぎりを食べ、その後30-40分程特別展のイメージの力を見た。
様々な仮面類やモニュメント類は、ものすごい存在感や、迫力を持っていた。
美術的にも、非常に面白いし独創的だ。

講演会は、民族藝術学会名誉会長で、現代美術界でも影響力のある、木村重信氏の挨拶で始まった。
「イメージの力を再考する」というテーマで、司会が、吉田憲司(国立民族学博物館教授[博物館人類学])で始まった。
報告が次の3名からあった。
「イメージの力の発見―先史岩面画からのアプローチ」
 小川勝(鳴門教育大学教授[美術史学])
「イメージの働きを考える―チンパンジーとヒトの描画研究からのアプローチ」
 齋藤亜矢(中部学院大学准教授[芸術認知科学])
「イメージの働きを考える―人間の視覚認知からのアプローチ」
 松本絵理子(神戸大学大学院准教授[認知心理学])

それぞれの内容は、非常に面白かった。
チンパンジーは、紙に描くことが出来、人間の2-3歳程度の能力があるのかもしれない。
ただ、チンパンジーには、想像力は無さそうで、表象(イメージ・シンボル)を描かないという。
視覚認知の面から、動物や人間にとって怒りを認識することが重要らしいという話もあった。
笑いについては、ニホンザルは笑わないという。
ニホンザルは、目を合わすと怒るが、チンパンジーは、目を合わせることは友好の表れという。
その他脳科学的手法も含め、言語と視覚の関係も含め興味ある話が多かった。
そうした話は、哲学の記号論の議論ともよく馴染む問題だと思う。

シンポジウムの帰りは、万博公園で太陽の塔の真下にも行った。
帰宅後は、食事準備が出来ていなかったので、温野菜セットを4-5セット作るのに時間がかかった。
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