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二人の兄の病 20190306

2019年03月06日 21時16分48秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
先ほどまでNHKの7時のニュースと「ためしてガッテン」を見ていた。
まだこれから副食を調理して、夕食を作ってるところで忙しく、多くは書けないが要旨だけでも書いておきたい。

私には2人の兄がいた。
奇しくも、先ほどNHKを見ていて、池江璃花子選手の白血病の経過のニュースと、レビー小体型パーキンソン病の話を聞いて、2人の兄のことメモしようと思った。

実は池江選手の報道の時に、関連した話として若くして亡くなったという兄のことを書くつもりだったが、ニュースをネタにブログを読んでもらうことが、売名行為と同じ構造で嫌だったのでやめた。
それに以前にも長男のことに触れて描いたような記憶がある。

先ほどのニュースでは、池江選手自身のツイッターの投稿で、非常に苦しんでいる(想像していたより数千倍もしんどい)との本人の投稿があったとの報道だ。
多分、抗がん剤か放射線治療の副作用によるものであろうと思われる。
私の長男の兄は、私が2歳の時に白血病で亡くなった。
当時、疎開先の福山の工業専門学校に通っていたが、広島と福山は離れているので原爆の影響があったかどうかはわからない。
母親の話では、私をよく可愛がっていたといっていたが、私には2歳の時で記憶はない。
その兄が、白血病でどのように死んだかは知らないが、たぶん白血病の性質からして、細菌やウイルスの感染症が全身に広まり死ぬであろうことは想像がつく。
池江選手とはしんどさの種類が違うだろうが、ものすごくしんどい思いをしながら亡くなったのだろうと思うと、悲しくなる。

そして次男の兄は、レビー小体型パーキンソン病との診断だった。
はじめはパーキンソン病だったが、幻視が加わるようになった。
見舞いに行くと、カーテンの陰に人がいるので、追い払ってくれと言ったりした。
次男の兄が亡くなったのは、十数年以上前の話だ。
パーキンソン病自体が当時不治の病で、脳内に電極を埋めて刺激する方法で病状を抑制する方法が開発されたりしたので、兄に手術を受けることを薦めたが、実験台になるのは嫌だと言って手術せず、病状は悪化して亡くなった。
その時レビー小体の幻視がどんなものかわからず、兄の苦しみも理解できなかったが、先ほどTVのVR画像を見てその恐怖が分かった。
しかも、パーキンソン病とレビー小体認知症は同じ原因で、脳神経にある物質が蓄積し、80代になると3人に一人はその原因物質が脳神経組織にたまるという。
レビー小体症の患者は90万人いるという。

二人の兄について触れたいことはまだいろいろあるが、今回偶然同じ時間に二人の兄が罹った病がTVで話題になったので、何かの縁と思いメモを書いた。

同時に、池江璃花子選手の白血病が早く完治することを心から祈る。


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