この日国民健康保険料の督促状が届いた。
介護保険や国保は年金から天引きされている。
2重払いではないかと思った。
平成から令和に代わったのでが原因の、コンピュータのミスが起きたのではないか、とも疑った。
とりあえず、区役所に電話した。
すると後期高齢者になる年は、年度初めから誕生日までの国保の扱いと後期高齢者になってからの扱いが違うため、国保料金は、年金から天引きせず別納になるとのことだった。
先日念のため年金を調べると、確かに国保相当分の年金が増えていた。
仕方なく、近くのコンビニで国保料金を納付した。
それ以外は、ほぼ終日TVを見て過ごす。
夏バテはしていないが、何となく惰性で生きているという感じだ。
そうした中には、参議院選の結果が良くなかったとの思いも影響している。
それ以外に、7月20日(土)に吉本の宮迫田村記者会見があり、7月22日(月)には吉本興業の岡本社長の長時間の記者会見があり、ワイドショーでは、そのニュースであふれかえっていたので、結果的に終日TVを見ることになった。
今や、TVのさまざまな番組に吉本芸人が出ない時間はない。
最近はNHKにも、多くの吉本芸人が出演している。
そうした中で、近年吉本と政治のかかわりは強くなっている。
以前吉本が、全都道府県に定住する芸人を送り込むと発表したときに驚いた。
今考えると、各都道府県に地方の行政・政治とチャンネルを作ることが目的のように見える。
大阪維新府政・市政が万博誘致に成功し、カジノに取り組むとき、一緒に事業を推進するメンバーの中に吉本が入っている。
吉本は様々なエンターテインメント事業をしていて、今や演芸だけではなく、劇場運営やそれに付随する、TVや映画ゲーム向けのコンテンツの企画作成も行う複合産業体で、教育産業分野にも進出しているという。
大阪城公園の木を切り倒し作った大型劇場にも、吉本が関係しているといわれている。
維新と吉本はズブズブの関係と報道したマスコミもある。(マスコミ報道の真偽のほどは不明)
ただ、吉本が政治・行政に深く絡んでいることは疑いない。
こうした構造を考えると、吉本の情報発信力と影響力は非常に大きいことが見えてくる。
例えば、大阪ローカルでは土曜日の午前に吉本芸人が多数出演している情報番組がある。
そこでは国内外の政治・経済・軍事・情報が、トップレベルの専門家を交えて取り上げられ解説され、芸人が質問し意見を述べている。
その中の専門家には、政府や自治体の委員やアドバイザーや大学教授も含まれる。
その話題の中には、軍事的政治的危機感を必要以上に強調したりすることも多い。
番組の専門家の多くが日本政府とかかわりを持っていて、維新や安倍政権とかかわりの深い人が多い。
私は、生の情報(例:自衛隊のスクランブル回数 最新兵器の内容 中国やロシアの実情)がよく出てくるので、参考意見としてよく見ている。
しかし、違う意見の専門家はおらず、問題の取り上げ方によれば、安倍政権や維新の宣伝機関になりかねない危うさを含んでいる。
市民の多くが、TVを通じ吉本芸人に慣れ親しんでいる。
それだけに、吉本が特定の政党と裏で組んでいたりすると、世論に大きな影響を与えることになるので、吉本自体の透明性が求められる。
芸人の契約問題である吉本問題と並行して、政治と吉本との絡みも注目し議論されるべきと思う。(特に野党は敏感になるべきと思う)
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