こんな病棟、捨てたらぁ~~~~~っ



そう思うことは常。いえ。しばしばということにしておきましょうか。
実は、自分が今、所属している病院、病棟というのは、自分が今まで経験してきた病院、つまり組織風土とは全くちがうものを有しております。
「ありえへん!!!!」ということもよく、あります。
私自身が、「普通は…。」なんて考えているから、自分がスタッフに対して厳しくなるし、スタッフからの不満を聴くばかりになるし。
たとえば…。
「勉強会って、せなあかんの?」
「時間外に勉強会って無理です」
ってことで、昨年の緩和ケア病棟の勉強会の年間計画は見事に玉砕でした。
時間外にやるなんてありえないということで、出席率の悪さと「でられない」ということでスタッフに却下されてしまいました。
何より、勉強会のために協力を求めていた緩和ケア医から「こんな出席率でやる意味がないっ」と匙を投げられてしまったというのが現状。
年間計画を年度初めにスタッフ全員に伝えていたけれど、「私が知らないところで勉強会がされている」なんて???な意見もでてくる状態で…。
病棟は、とにかく、不満の塊。
それは、長年、不満が立派な産物になってしまうかのような歴史がありました。
患者さんのケアを中心に考えるよりも、まず、私たちをみてほしいっ。
そんなニーズの高い病棟です。
確かに、スタッフの努力を認めることはとても大切なことですが、患者さんから看護師の対応の苦情がでてくるような状態で、スタッフを支持することばかりのスタンスはとれません。
そうそう。
こんな困窮する状態の時って、ほんとに解釈の行き違いが多い。
さきほど、書いた、「スタッフの努力を認めることはとても大切なことですが、患者さんから看護師の対応の苦情がでてくるような状態で、スタッフを支持することばかりのスタンスはとれません。」と、私がスタッフに本当に話したとしましょう。
けれど、今のうちのスタッフなら、「スタッフを支持することはできない」というメッセージだけが伝わってしまう可能性、大っ。


もちろん、そんなことになるのは、本当にさまざまな原因があるとは自覚していますが…。
前途多難な、うちの病棟です。
それでもね。
ちょっと。
ほんのちょっと。
蒔いた種は芽を出しつつあるんですがね。

ほんまに、疲れますわ。






