緩和ケアで行こう

へなちょこ緩和ケアナース?!のネガティブ傾向な日記です。

素敵な思い出

2016-09-27 14:05:05 | 患者さん

これは、須藤さん(仮名)が作ったもの。


あまりにも素敵なので、写真を撮らせてもらいました。




須藤さんはとてもゴージャスな生活をされているお方で、その生活スタイルにはついていけないところがありましたが、決して傲慢になることなく、自分の信念を貫き通しつつ、ポンのいうことにもちゃんと耳を傾けてくださる方でした。

人間としてもとても尊敬できるお方でした。





ADLが保たれている時間が比較的長かったので、一緒にロビーにいって、景色を眺めながら色んなお話をしたなぁ。





人生の大先輩にもかかわらず、私が友達に話すような感じでトークしても、ちゃんとついてきてくださって。


私のお話に大爆笑してくださって、「病気になってから、こんなに笑うことができるなんて、思わなかった」と感動までしてくださって。

その感動している様をみて、私の方こそ、その感受性の豊かさにびっくらこきました。






須藤さんが亡くなられた後、ご家族が病棟にご挨拶に来てくださって、須藤さんの手作りの造花の花束をいただきました。

素敵だから、おうちのインターホンの受話器に括りつけました~



ありがとう。





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