緩和ケアで行こう

へなちょこ緩和ケアナース?!のネガティブ傾向な日記です。

あれから…

2019-07-29 22:53:46 | 

ここのブログも随分とご無沙汰…。

ご無沙汰している間、自分の人生にとって大きな出来事もあり、仕事のスタイルも大きく変わりました。

住む場所が変わったから、仕事のスタイルも変わるのは避けられぬことで…。



今も、何とか???緩和ケア病棟で勤務しています。

緩和ケアに、何とかして携わっていたい…という自分の希望…、いえ、こだわり…???

緩和ケアに携われることを感謝しつつ…。

それにしても、実感。

場所が変わると、こんなにも「緩和ケアの提供スタイル」(安易な言い回しですみません)って変わるものかと。



いろーーーーーんなことがあり、今は以前ほど、緩和ケアが「面白い」と思えておりません。

緩和ケア自体はとても「面白い」ものだと思います。しかしながら、場所によってはそうではないのだと、感じている今日この頃です。

いろいろな葛藤を感じつつも…。

また、ここで呟けたらいいなぁ、と思います。

See you!




うだうだ・・・

2017-11-05 22:16:43 | 

前回の更新から約、1年にもなるんだなぁ、ずいぶん、ここ、放置したまま…。


個人的に、迷路に迷い込んだみたいに、混乱し続けているような、安定を求めて、日々、変わらない生活を渇望しているような…、そんな生活をしておりました。


スペシャリストの道はすっかりと卒業して、ジェネラリストで生きていく道を模索中。



駆り立てられるものが見つからないままに、とりあえず、日々出会う、患者さん一人一人に丁寧にケアをしていきたいと思っている自分ではありますが、

病棟の動乱に揺さぶられるかのように、日々をいたずらに過ごしています。



こんな、自分のブログなんて、だれも来ないだろうと思っていたら、解析をみてびっくり。


どなたか…、とても心優しいどなたか…が、ここを訪れてくださっているのだと思うと、嬉しくて、涙がでます。


立ち寄ってくださった方。

本当にありがとうございます。









まだ、緩和ケアを愛していますが、ジェネラリストで生きていくからには緩和ケアだけで生きてくというのは難しくなるだろうなぁ、というこれから。


さあ、これから、何をして生きていこうかな、くらいのレベルで自分の人生やら、キャリアやらを考えています。


近況でした。








生きてます

2016-06-27 03:02:19 | 

すみません、前回・・・、相当・・・まえーーーにアップした記事に、「更新しません」なんて書いてしまった。

更新しないのは、「スペシャリストの資格の更新」でして、これからも、緩和ケアに従事することを続けていくつもりであります!



ジェネラリストで生きていくことに、不安も感じつつ、お気楽さも満喫してます。


そして、このままではいけない、という焦りも感じるのは、性分でしょうねー。


ちょっとずつ、また、綴っていこうと思います。


ここにちょいとでも立ち寄ってくださった方々。



本当にありがとうございます。




お休み中・・・・・・・・・

2016-04-07 00:44:11 | 

随分とご無沙汰してしまった…。


今、自分はスペシャリストとしての道をあきらめ、ジェネラリストとしての毎日を歩んでおります。



スペシャリストとして、役割を期待されることもちらほらあるのですが、資格の更新期限を迎えること、つまり、賞味期限切れになるまでは、仕方ないと思って活動しています。

スペシャリストと語るには、とても申し訳なく思う毎日。


日々の業務ではスペシャリストを強く意識することなく、没頭できているのですが、ふと、自分の資格や資格が物言う役割を考えると心が痛む毎日です。


悩んで、何年が経つのでしょう…。







もう、更新はしません。

これだけは確実です。




生まれて初めて、非常停止ボタンを押した

2015-07-06 00:13:30 | 

ジョギングを始めてどれくらいになるかなぁ。


今も、ぼちぼちと続けています。


昼間に走るのは日焼けしちゃうから、ぜーーーったいに嫌っ。


太陽の下で走るだけの体力に自信もないし。





というわけで、走るのは夜。



夜に走っていると、ちょこっとハプニングに遭遇します。



今日は踏切で、非常停止ボタンを押しました。






走っていると、踏切のど真ん中で「カンカン」と音がし始めたので、逃げるように走り切りました。

走りきったところで、がっしゃーーーん!!とすごい音がしました。



振り向くと、原付に乗った女の子が転倒してました。

自分のバイクに乗っていた彼らしき男の子が駆け寄ってました。



転倒した勢いはあったけど、女の子はすぐに立って踏切の外に出たんだけど、原付が。


しゅるしゅるしゅると滑って、踏切の中でバイクが止まった。



あれれ~~~~



なんとなく、女の子、大丈夫かなぁ?なんて思いながら走るのを止めて眺めてたけど、大丈夫そうだから走り去ろうとしたところ。




よーくみたら、バイクが線路の上に止まってる。



あれれれれ~~~~~~~~~~~~~~~




やばいやんっっ!



電車が来たら、電車がえらいことになるーーーっ。



すぐに踏切に戻って遮断機の棒にへばりついて、彼の方に、「非常停止ボタン、押した方がいいよ!!!!」と叫びました。



彼は、「どこにありますかね?」と返事。





へ????どこ??

え?私が探すの?と焦った。


一瞬、怯んだけど、パッとみたら、ボタンがあった!!!!



思いっきり非常停止ボタンを押した。



そしたら、踏切の50m手前くらいで電車が止まった。



あ。思ったよりも早く止まった。と思った。



「カンカンカン」と音がしている中、踏切の中に入って、彼にバイクを動かそうと言って、動かしてもらおうとしたんだけど、その彼も焦って、アクセルふかしちゃうもんだから、バイクがロデオみたいにぶーーーん!と動いてまた、バイクが「こけた」。


彼に「エンジン、切った方がいいよ!!!」と指示をして、押してもらって、バイクは無事に踏切の外に出た。



よかったーーーと安心したんだけど、電車は止まったまま。


こりゃ、あかん、運転手さんに事情を説明しにいかないと!と思って、電車の方にダッシュで走った、走った。



タオルをふりふりして、電車から線路に降りてきた運転手さんに声をかけて、事情を説明。

彼の方が私について走ってきたけど、おろおろしてるから、私が「すみませんでしたー」って謝っておきました~。





運転手さんはとっても優しい方で、「いいですよ、いいですよ」と言ってくださった。


電車が遅れてしまうから、「いいですよ」じゃないんだけど。


優しいお方でした。



彼女にはひどい怪我もなく、無事。


電車も無事。




よかったー。






ところで、踏切の非常停止ボタンというのは、踏切の左にあるのね、と気が付いた。

車から降りて、すぐに押せるように左側にあるんだろうね。



初めて知った。
(無知です)



その後…。



あまりにも胸がどきどきして、心臓が口から飛び出るかと思った。

体が変に緊張してしまったので、今日はそれ以上は走れませんでした。


走って出た汗と、緊張して出た汗と。


汗まみれ。




・・・・・・というハプニングに遭遇しました。



焦った~~~~~~。




疲れた。
もう、寝ます。





遅刻っ

2014-08-24 23:31:49 | 

 今日は、久々、遅刻でした…。




 午後からの勤務でしたが、完全に、時間の感覚がずれていました。
 出勤時間が過ぎていたというのに、電話が鳴るまで、気が付いていませんでした。




 朝早くから起きて、講義資料を作っていたというのに…。
 
 思い込みは恐ろしいです。
 






 こんなことが、年間にすると、たまーに…あります。





 ありえへん的な勘違いをしてしまった私。
 

 遅刻した時に、何とか早く準備をして行かなくちゃ!と思っても、相当焦って、手が震える。
 (ほんまに、焦っていました、だってー。今日は勤務だってちゃんと早朝から準備をしていたのにーぃ)


 当然、勤務に出てくるであろうと思っていた、日勤のスタッフへの申し訳なさ…。


 ほんまに、申し訳ない…。







 できるだけ早く、遅刻に気が付いた時点で準備して仕事についたとしても、「遅刻のしわ寄せ」は、精神的にも、時間的にも、かなり狂いが生じます。





 ロスタイムを挽回しようとすると、どこかにしわ寄せが出てきたりして…。



 それを見かねたスタッフが手を差し伸べてくれますが、その手が心に突き刺さる。


 ぐさっ!
 =申し訳ないっ。



 

 

 
 しばらく、反省…、です。

 



 いや、すっかりきれいに忘れる方がいいんだろうけど…。

 自分の性格が、それを許しません…。

 



縫いました

2014-04-04 20:04:03 | 

 今日は病棟のお花見のイベントの日でした。


 病棟に寄ったのですが…。
 寄ったのは病棟だけなく、外来受診にも…。



 久しぶりに包丁で指を切ってしまいました。
 結構、ざっくりといってしまったことと、関節付近で傷が安静にできなくて、止血がなかなかできないけど、(ありえませんが)ま、えっか・・・なんて思っていたのですが、病棟のみなさんに、即刻外科を受診するようにとお達しがありまして…。


 縫いました。



 はぁ。
 痛かった。


 



 5針中、3針はすごく痛くて、
 「いたーーーーいっ」と言ってしまいました。

 およよ、麻酔が効いてないじゃんかーーっ。
 ってな感じで、とほほでした。
 


 ま、こんな一日でした。

 

 
 

卒・ガラケー?いえいえ、これからもガラケー

2014-03-19 21:31:51 | 

 私、ガラケー人間。


 スマホやiPhoneに魅力をあまり感じないし、なくても生きていけるし…ってな感じ。
 
 ネットはおうちのパソコンからアクセスできるし…。





 とか考えていたのですが、このところ、ガラケー人口がぐんと減っているようで、サイトでガラケーが使えなくなる機能が増えてきまして…。
 どないしよーって悩みました。
 


 ヨドバシにいって、どうせ買うならiPhoneと思って、いろいろ説明を聞いたけれど、使ってもいないのに、よくわからない…。
 周りの人は断然、iPhoneをすすめてくれるけど。



 結局、ガラケーはそのままで、タブレットを買いました。
 消費税が上がる前の時期だからか、電気屋さんに買いに行くと、10000円のキャッシュバックがあるってことで、それを利用して結構お安く手に入れました。




 荷物が増えることになるんだけど、これはこれで、お外でネットが使えるからええかな、と。



 聞くところによると?ガラケーの販売が、スマホの販売よりも伸びているらしい。
 スマホからガラケーに戻す人もおられるとか。


 
 私は、これからも電話はガラケーで行きます。

 
 


あっかーん

2013-12-17 23:36:53 | 

 このところ、体調不良が続いています。


 なんと、ぎっくり?をやってしまいました。
 腰、腰が…。
 素敵に、素晴らしく痛い。
 
 
 背を丸めて歩いていると、患者さんから「大丈夫?」って気を遣われてしまうくらい…。





 自分としては、
 腹筋運動などなどをして、鍛えていたつもりなのに、こんなにことになってしまって、とてもショック―。
 そして、
 ボディメカニクスなどなど、ちゃんと勉強をして、できるだけ自分にも負担が少ないようにやっていたつもりだったのに…。
 あかんかったんかなぁ。
 





 今は、職場では「おばあちゃん」と呼ばれています。
 (おばあちゃんといわれている方々に失礼な言い方かもしれませんが…)
 ***不本意だぁ***
 







 腰を休めたいけれど、この職業ではそれは無理ですね…。
 バンドも購入しましたが…。
 


 ぼちぼち、腰痛とおつきあいをして、腰痛が「がお~~~~ぉ」って暴れださないように、用心していくしかないなぁ。


 


 
 

いんぐりっしゅっ

2013-11-16 22:50:45 | 

 最近、英語のお勉強を始めました~。




 実は、以前にもやっていたのですが、すっかりご無沙汰してしまって、かなり劣化してしまったことと、もっともっと、論文を素早く読めないかなぁと思って、再度、英語をやってみることにしました。



 英語を勉強するにあたって、独学でやっていきますから、まずは、英語の勉強の仕方をお勉強しました。

 無駄な時間と費用を費やしたくないからねぇ。



 
 実は、語学って結構好き。

 その国に行けば、どんな人でもネイティブはその言葉を話せるんだと思ったら、自分だってある程度は大丈夫だろう、とか、超・楽観的に考えてます。

 それに。

 今時、お仕事で英語の習得レベルを問われることがあるようですが、看護師さんなんて、そんなことが問われることはないし。
 これが、「ノルマ」や「義務」に追われないところで、自分のペースでお勉強できるところが自分の「楽しさ」です。



 学士時代には第二外国語は中国語を選択して、相当、気合を入れてお勉強してました。
 CDが擦り切れるかも~と思うほど、聴き倒して、発音の練習もしました。
 ピンインも、有気音・無気音、nとngの発音とかとか、必死で練習しました。
 それでも不十分。
 でも。

 おかげさんで、第二外国語って、単位をとるためにあるような感じがありますが、私が気合いを入れてお勉強をしていたので、先生にとてもかわいがってもらいました。

 しかーし。
 中国語は、英語よりもさらにさらに、使う機会がなく…。


 今では簡単な自己紹介しかできなくなってしまいました…。
 きっと、発音も最悪になっているだろうに。







 しかーし、しかーし、英語は。


 よくよく考えてみれば、身の回りに英語はごろごろ転がっている。
 
 病名や病態、治療などの単語も、ちょっとずつ覚えていくと、仕事をしながらトレーニングになるのがとても嬉しい。





 目標は、論文を素早く読めることだけど、それプラスっ、TOEICのスコアを以前のレベルに戻すことかなぁ。



 ぼちぼち、いきま~す。

 


 

 
 

もやもやもやもやもや…もやもやもや・・・・・・・

2013-09-10 05:14:03 | 
 緩和ケアに携わってそれなりの時間が過ぎている、今日この頃…。

 そして、「こんな資格を持っています」という立場で緩和ケアに携わって5年が過ぎました。



 今、本当に悩んで悩んで悩みまくっています。
 

 どうしてこんなに悩みまくっているのでしょうね…。


 自分でも自分の性格がとってもいやになるくらい。



 どうも、今の資格が重たくて、自分らしさがどんどんなくなっていっているような気がして仕方ありません。




 今のままじゃなくても、緩和ケアはできるやん。
 そう思っていますが、なかなかここから前に進むことができません。


 緩和ケアが好きなくせに、それだけじゃだめなような気がして、「いったい、アンタは何をしたいの?」と悶々としてしまっています。



 一度、緩和ケアから離れてみようかな…。

 

 

 今日一日も、仲間に支えられて、とても楽しい時間をもらった。
 よく笑った。
 よく食べた。


 笑った。
 食べた…。


 でも、このまま、今のままでいっちゃうと、だめな気がする。
 

 時間がどんどん過ぎていく…。
 あっという間に秋が来ちゃった。


 

 

きたきた…、失速な日々

2013-08-05 22:37:20 | 

 何だか、ときどき…。
 いえいえ。
 定期的にやってきます。
 私のネガティブ病。



 この頃、自分のケアって、ほんまもんなんだろか?と思えて仕方ありません。

 
 もちろん、こんな気持ちになるのは、自分の心の色によるものとはよくわかっています。
 どうやったら、こんな気持ちから抜け出せるんだろう…。



 思えば、私っていつもこんな考えを持ち続けて、悩み続けているような気がします。


 こんな気持ちの時には。
 いろいろなことがとても面倒になる。
 いろいろなことを雑にこなしてしまう。
 いろいろなことに自信がなくなってしまう。
 


 緩和ケアってね…。
 
 人に伝える機会もあるというのに、こんな気持ちでお話をしているときには、うまく伝えているような感じだけど、実のところ、自分はちゃんと目の前のことに向き合えていないんだよね…って心で囁いてしまう。



 
 こんな気持ちでケアをしていても、自分にとっても、周りの人たちにとっても、患者さんにとっても、ご家族にとってもいいことなんかありゃしない…。
 



 先日。
 ご自分の誕生日を迎える2日前にお別れがやってきた患者さんがいらっしゃいました。

 すてきなスーツを身にまとった患者さんに声をかけました…。


 「こんな嘘くさい私でごめんなさい。今までありがとうございました。」



 
 なんたって、
 こんな自分自身から逃げるわけにはいきませんからね。
 一時、忘れることはできても、結局は向き合わないといけないから…。


 
 もがきながら。
 しっかりと向き合っていきます。

 しゃーない。
 これが私だからねぇ。

 

 

ゴールデンボンバー、万歳っ

2013-07-23 00:33:03 | 

 最近、ゴールデンボンバーにはまってます。

 職場の同僚からライブに行ってみませんかって誘ってもらったのがきっかけ。
 
 ライブに、行きましたよ。
 一人で(たまたま1枚ゲットできた土地に出向いたので)。
 


 まー、すんごい熱気とノリっ。
 頭ふりふり、踊ってノリノリ。
 みなさまのノリに合わすには、まだまだお勉強が必要だということがわかりました…。




 
 最近、車の中でもゴールデンボンバーの曲を聴いているのですが、なんか、大きな音で聴かないとゴールデンボンバーらしくないから、結構大きな音で聴いてます…。
 きっと、外から聴いたら、私の車は「どんどん・・・どんどんっ、どどどんどんっ」とすごい音を鳴らして走っているのでしょうね…。
 さすがに、窓を開けるときには音量を下げますが…。

 いい年こいて、何をやっているのやら。
 


 
 さて。
 今度…、9月の大阪城ホールのライブにまたもや参戦するつもりでおります。
 これも、チケットをとってもらったのだけどね。


 そして、
 キリショーさんが来ているTシャツをゲットしようと計画中…。
 あれ、気に入った。

 
 今回は職場のスタッフも一緒に行くことになっているから、さらに楽しみが増して、うっはうっはしているポンでありました。

 

 

夢占い

2013-06-08 09:25:48 | 

最近、
夢占いを見るようにしてて…。

見た夢をすぐに忘れてしまうから、
起きたら携帯ですぐにチェック。

で、
今日の夢は…。

なんと、
足の裏に違和感があって、
見てみたら、
足の裏に指が生えていた、というもの。

げげ。
気持ち悪くて、どうやって誰に相談しようかと迷っていた夢でありました。



で、占いの内容は…。

「夢の中で足に異常があれば、足止めを食らった状態、自分自身の理由で先に進めない状態」だそうな。

えー。
わたしゃ、しっかりと先に進んでおりますぞ。


・・・・・・・・。
いやいや……。
心当たりがあるでしょ、ポンさん…。



そうです、そうです…。



いやいや。
まだまだなのですね、
私。


古巣へ

2013-06-07 21:41:50 | 

 今日は、転居前の自治体の役所に用事があったので、久しぶりに古巣である、元、自分が勤務していた緩和ケア病棟に顔を出しました。


 退職して相当経つというのに、持って帰ることができていないものがあったというのもあって、病棟を訪問しました。

 病棟のスタッフに会うつもりはありませんでした。
 病棟に入らずに用事を済まそうと思っていました。



 どうも、古巣に対するイメージが…。
 温かいものもあれば、鋭い棘が心の中心部をぐっさりと刺してえぐられるようなイメージもありまして…。
 病棟に入ること自体が怖かったというのが自分の感覚でした。



 今の自分をしっかりと育てていただいた場所だというのに、なんて残念なことなんでしょう。
 
 自分の中では、どうしてもトラウマのような感じの場面が、人が…、忘れられず、病院に近づけば近づくほど、病棟に行こうかどうか、とても迷いました。




 たまたま。
 駐車場に車を止めようとしたら、私がかつて所属していた部署とは違った部署の上司に出会いました。

 上司は目を細めて私を歓迎してくれました。
 「ひかれるかと思ったでー」と冗談まで行ってくれて。


 そして、ほんの少しの間でしたが、他愛もない内容でしたが、お話をする時間をいただきました。



 本当に嬉しかったです。



 これで、少し、勇気がでた私。



 古巣である緩和ケア病棟に足を踏み入れました。




 ドアをくぐった途端、緊張しました。



 古巣の環境は変わっていませんでした。
 

 日勤のメンバーと久しぶりだねーなんていいながら少しお話をしながら、感じたことがありました。





 私は、もう、ここのスタッフじゃない。





 当たり前のことですけどね。
 でも、何か、後ろ髪をひかれるようなものが常にあったのですが、何か、ぷつんと切れたものがありました。


 切れたという表現はあまりいい言い方ではないかもしれません。

 完全に切れることはないにせよ…。
 自分の中の、どこかが…、ぷつんと切れました。





 ここには大切な意味があるような気がしました。




 古巣の景色の中にある、痛いものに触れたから、というのも大きな要因でした。


 やっぱり、私、ちっとも成長していないじゃないの。
 そんな気持ちと。
 そこんところとしっかりと決別すべきタイミングだったんじゃないの。
 そんな気持ちがあります。



 


 結論としましては。



 あまり、痛い部分まで過去を振り向かないようにしようと思いました。
 これから、自分に用意されている「道」を前を向いて歩んでいこうと思いました。


 
 ああ。
 他愛もない内容でした。
 すみません。