緩和ケアで行こう

へなちょこ緩和ケアナース?!のネガティブ傾向な日記です。

ごまたまごを割ろうとした!

2011-02-27 20:50:15 | offの日

 週末はとても暖かかったですねー。
 夜に16度なんて…。

 週末に、大急ぎで??実家に帰ってきました。

 ま、母親はなんとか生活しておりました。
 まだまだ不自由なところがたくさんあるので、今回の私の帰省の目的は、ヘルパーさんになること??、そして、母親の状態の偵察でございました。
 


 いやいや…、私が実家に帰ったことなんて、大した話題ではないのですが…。


 私が知人におすそ分けしてもらったお土産の「ごまたまご」(江戸の土産ねー)を、母親にも数個、もって帰ったのですがー。

 母親ときたら…。


 ごまたまごが何かを全く知らず…。


 私に言いました。


 「これ、たまごと思たら、ちゃうんやなー。ほんまに、剥いてみたんやけどー。」

 
 


 母親はかなり視力障害があるのですが…。

 でも。
 しかも、たまごにしては、鶏卵よりも小さくて、うずらのたまごにしては大きくて。触ってみたら、わかるやろー。
 しかも、たまごよりも断然、軟らかいやんかーーーっ。
 

 
 思い出すと、「いひひーーっ」と笑える出来事でした。

 

あっかーん!

2011-02-20 23:42:22 | 日々

 毎日、ノルマの波に飲み込まれそうーー。
 

 何とか、がんばって、週末には必ず、実家に帰るぞーーーっ。
 
 やらないといけないことに追われると、気持ちに余裕がなくなってきているのを、いやっちゅうほど、自覚しているけれど…。
 
 そんな時に限って、「不誠実だー」と感じる対応を受けると、相当、へこみます。
 

 よくよく、考えると、そういうことは、自分も、相手に知らず知らずにやってしまっていることかもしれない…。

 余裕はないのだけど、できるだけ冷静に考えようとすると、自分を振り返ってしまうのでありました。

 ってことは。
 まだ、余裕があるってことかな???
 

 うっそーー。
 いやーーん。
 

学会での出会い

2011-02-15 02:35:25 | 触れ合ってくださる人々

 がん看護学会に参加してきました。

 発表も無事に終わり、束の間ですが、ほっとしてます。

 学会に行くと、いつもながら、いろんな人との出会いや再会があります。
 今回も同じですが、発表したとあって、今まで以上にいろんな人とお話ができたと思います。

 抄録をみて、私が発表だと知った友人が声をかけてくれたり、恩師に近況報告ができたり、依頼されている講義の「メガトン級の」プレッシャーを頂いたり…。それから、ご近所の病院の認定看護師さんが挨拶に来てくださったり…。
 
 さらに、認定看護師の教育をしていたこともあって、未だに私を「先生」と呼んでくださる方がいらっしゃるのは、本当に「こんな私なのに~~~~!」という思いもあって、照れるやら、申し訳ないやら、です。

 
 今回の学会で最も心に残った出会いは…。

 それは、以前、勤務していた病院の看護師さんとの出会いです。今は、退職して、大学院に進学し、スペシャリストを目指しているのだそうです。
 
 そして、その彼女は、私が緩和ケアチームで活動している時代に、チームがカンファレンスを開いた時に、メンバーとして参加してくれていたそうで、今もそれが印象に残っていると話してくださいました。


 へ~~~~~~~~~。
 


 あの頃を思い出します。自分に余裕がなくて、自分のスペシャリストを目指す道をどう歩んだらいいのかわからず、とてもしんどかった時代でした。
 自信は、今以上になくて、行き場がない思いを持っていました。

 
 自分には、まだまだ修行が足りないと思っています。
 すべての出会う方と一緒にお仕事をできるわけではありませんが、一人でも多くの方が緩和の面白さや大切さを知り、実践に活かせてもらえたらという気持ちは、自尊心が低い私ですが、今も昔もかわりません。

 このところ、ほんの少しですが、自分が何らかの形でかかわったことで、緩和をやってみたい、と思えたという人に出会っています。
 ひとりでも多くの方に、緩和に興味を持ってもらえたら、と思っています。

 なぜなら、緩和は、特別なものではなく、医療や看護の基本だと思っているからです。

 緩和といえば、今はがん患者さんが対象だと思われがちですが、この先、どの疾患の患者さんにもこの考え方が浸透していくものだ、そうなっていくべきだと思っています。

 
 やっぱり…。
 こういう出会いが、不甲斐ない自分に、何とかぼちぼちと今の活動を続ける「エネルギー」を与えてくれているのだ…、とつくづく思います。
 自分とかかわってくださる皆々様に感謝…。

 

 
 

雪!!

2011-02-11 23:42:07 | 患者さん

 今日は、全国的に、雪!!
 


 今日は、私は本来ならお休みですが、一般病棟に気になる患者さんがいたので、出勤してました。

 ひと仕事を終えて、せっかくだから、ということで、雪だるまを作成?することにしました。

 ある患者さんの娘ちゃんも、雪だるま作成に参戦!
 

 患者さんに雪だるまをみてもらうために、2体?ほどを作りました。
 あるご家族は写メを撮って喜んでくれてました。

 

 で。
 その娘ちゃん。
 娘ちゃんのお父さんは入院中。
 とても、心身ともに、調子が優れない。

 そんなこともあって、娘ちゃんに、お父さんのために雪だるまを作ろうと提案しようと思ったのですが、もう、既に胴体を作っていました。
 よし、これは、仕上げるしかないなーと思い、娘ちゃんと一緒に作りました。

 
 雪だるまを作りながら、お父さんの調子が悪くて、お父さんとの会話もままならない、この娘ちゃんの気持ちはどんな感じだろう?とずっと気になっていました。
 
 雪だるまを作っていると、娘ちゃんは学校のことや家のことなど、息が切れるんじゃないの?と思うくらい、たくさん「こんなことがあった」とお話をしてくれました。
 私も、「そうかー」「すごいねー」「それで、それで?」と、いっぱい、お話を聴きました。


 お父さんは大変だけど、子どもは子どもなりに、普段の生活をちゃんとできているのを確認できて、とても安心しました。



 雪だるまは完成しました。

 私の思いつきで、雪だるまは「豚ちゃん風」。

 娘ちゃんが楽しそうに作ってくれた豚ちゃん雪だるま。



 「お父さんがみてくれたらいいねー」と願いながら作った雪だるま。



 お母さんの話によると、お父さんは雪だるまを見てくれたそうです。

 実は、雪だるまを見れた、ということだけでも、そのお父さんにしてはすごいことなのでした。

 

 休日出勤でぼやいていたのですが、雪の日がくれたいろんな人へのプレゼントだと思いました。
 何よりも…。私がめっちゃ、雪だるま作成を楽しんでおりましたが~~。
 


患者さんも大切、スタッフも大切

2011-02-08 23:20:41 | 

 このところ、あまりにも忙しくて。
 例えるなら、息継ぎができない状態?
 

 

 忙しいと、目の前のこなさなければならないことに必死になる。
 こなさなければならないことが、患者さんのことなら、尚のこと。

 
 でも。

 その間に、自分の忙しさからくる、なんとも手のつけようのない「忙しいオーラ」は、周りのスタッフにあまり、いい影響を及ぼさない。

 だって。
 自分が忙しいなら、周りのスタッフだって、多忙を極めているはずだから。




 こんな時に限って、齟齬をきたすことは多い。

 
 だからこそ。
 急がいしときだからこそ。

 声をかけ合うってことは、とても大切。
 
 声をかけ合うことが足りないと、うまくいかないことが、うじょうじょでてくる。
 しかも、後々まで、スタッフの「心の傷」になることも多々ある。



 自分が忙しい時こそ、患者さんに気を配る。
 いえ、患者さんのことは、スタッフがちゃんとみてくれているのだから。

 

 自分が忙しい時こそ、スタッフにも目配りをきかせるべきだ。


 そう、思うことが多々あります。