緩和ケアで行こう

へなちょこ緩和ケアナース?!のネガティブ傾向な日記です。

雑誌投稿、終了

2010-04-26 05:21:44 | 

 うたた寝しちゃって、すっかり、寝そびれてしまって、もう、朝が来ちゃいました。
 よくあること…です。
 生活のリズムが、ばらばらですね…、あかん、あかん。

 
 2月のある日。
 大先輩からお仕事を頂きました。

 お仕事とは、雑誌の特集の一部を執筆すること。
 
 ううう。ありがたや。
 こんな仕事を回してくださる大先輩に、感謝せずにはいられません。

 原稿を提出して、記事になるまで、わずか?1回の修正で終わりましたが、修正してくださる内容を見てみても、かなりお勉強になりました。
 記事の内容には、目的やら、コンセプトがあって、それに合わせて書かないといけなかったのですが、自分はそれに応えている「つもり」であっても、修正が返って来ると、「ああ、こうやって応えるんだ」と感心してしまいました。
 感心している場合じゃない…ってことはわかっているのですが…。

 
 とても難しい内容を執筆したわけではないのですが、文字数の制限範囲内で相手にいかに「大切なこと」を伝えるか、ということはとても勉強になりました。



 めでたく、自分が投稿した雑誌が手元に届きました。
 雑誌投稿はお初ではないけど、やっぱり、出来上がってくると、嬉しい!
 

 今回の、お初は、今までいやだーと思っていた顔写真を載せたこと。
 最近の看護の雑誌って、著者の写真を載せてるのが多いような気がする…。今まではぜーったいに載せないぞーと思っていたけど、メジャーな雑誌だったから、載せちゃった。
 現金です。

 そして、おかーちゃんにも、「雑誌に載ったよー」って記事のコピーを送って、「ちゃんと仕事してます」を、アピール…。
 

 さてと。
 出勤の準備をするとします。
 

 

 

番人さん

2010-04-18 18:41:41 | 触れ合ってくださる人々
 
 今回は、うちの病院の事務長のお話。

 うちの事務長さんは、病院にある庭園をこよなく愛する人です。
 どれくらい愛しているかって、きっと、事務長さんは、私が思う以上に、庭園を愛しているのだと思います。

 事務長は、出勤しているときには、毎日、昼休みになると、庭園を偵察?しながら歩きます。
 雨の日だって、傘をさして歩いています。
 庭園に面するところに緩和ケア病棟があるので、患者さんやご家族も、少し長く入院していると、「庭を歩いている人がいる」と気づきます。

 庭の話をしている事務長さんの表情や口調を見ていると、目を細めたくなります。


 それで、私は、事務長さんを、「番人さん」と呼んでいます。

 
 ええ、ええ。ひっそりとニックネームをつけているのではなく、当の本人を目の前に、「番人さーん」と呼ばせていただいています。

 これって、結構、「えらいこっちゃ」みたいですが…。
 ええんです、ホンマに、庭を愛していることを心から認め、庭の最高責任者として、立派ですぅ!という尊敬の意を込めての呼び方ですから…。
 
 私、本当に、番人さんをすごいなーと尊敬しておりますから。

 
 先日も、患者さんとご家族とともに、とても素敵な桜吹雪を堪能させていただきました。
 仕事をしながら、お花見なんて、なんて素敵なんでしょ。


 私も…。
 番人さんが庭を愛しているように、私も庭を愛してみようと決心しまして、ある試みをしております。
 いつかは、その試みを、番人さんにプレゼントしようと考えてます。


 庭の藤棚の藤が、「さあ、活躍しまっせ~」といわんばかりに、素敵な姿を見せてくれています。
 藤棚を作ろう!と提案したのは、番人さんだそうです。

 
 何とか、余裕を作って、藤棚の下で佇んで、素敵な景色を楽しんで、それを番人さんに報告することで、それとなーく、感謝の気持ちを伝えたいと思います。