とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

励まされる本

2006-06-26 09:59:51 | 
(働きながら)子供を育てていると疲れること、いやになることもたくさんある。

ちょっとでも横になって休みたくても、子供たちは許してくれなかったり。
「おかあさん、うんこ出る!」と末っ子が叫べばトイレに連れて行ってお尻を拭き
その次には「牛乳こぼした~!」と半泣きになっている次女に雑巾を持たせ
宿題を終えた長女のノートに目を通そうとしても他の子たちが邪魔をする。
耐えかねて「うるさーーい!お母さんにこれをさせて!」と叱りとばせば
子供は叱られたこと、拒絶されたことにショックを受け、激しく泣き出す。

そうして、私は自己嫌悪に陥る。

  こんな子育ての仕方で、こんな母親で、いいんだろうか。
  体力もなく、狭量な私には、仕事をしながら子供を産んで育てたりするなんて、
  もともと無理なことだったんじゃないだろうか。

とりあえず子供たちに理不尽な怒り方をしたことを謝って泣く子を慰め、
亭主が子供たちを風呂に連れて行ったら、この本を開いてみたりする。

 「働くこと育てること」 落合由利子(写真と文)

白黒の写真。親が働きながら子供を育てる姿を、文章と共に紹介している。
特に、写真がいい。

とりすました笑顔の写真ばかりではない。
散らかった部屋、狭い台所での料理。
部屋にびっしり敷き詰められた布団に寝る親子。
ベランダでうまそうにタバコをふかす若い母。

みんな、こうやって子供を育ててるんだ、と思う。
良いか悪いかは関係なく、これが現実。
理想っぽい親子の姿は一つもなく、それでもサマになっている。
みんな、必死で働き、子供を育てている。
働くことと育てることの原点を思い出させてくれ、励まされる気がする。

すべての働く親にお勧めしたい、本。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夕焼けのビーチで夕食を | トップ | 小1の喧嘩に介入 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事