michi の てくてく日記

歩きニスト. 76 years old。


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  16年
年目。

「父を葬る」高山文彦著。

2009年08月15日 21時43分50秒 | Weblog
幻戯書房。

宮崎県高千穂の山深い谷に住む 親。
父が弱り それを看取る母。
その様子を淡々と 綴って、私小説に仕上げてある。

人が亡くなる時、亡くなる人もタイヘンだが 周りの人々は更にタイヘン!~~ということを体験したばかりの私である。


目を背けたいことはたくさんある筈だが こつこつ筆を執る高山氏。
アケボノツツジが 美しい町~~~そういう描写にほっとする。

男を喪う、母。 という表現にはドキッ!
来週、つい最近ご主人を亡くされた方とランチの約束がある。男を喪う~~~そんな事は 尋ねられない~~~なぁ。
マイ母とはそんな生々しい話は交わさない。


しかし~~~私自身の死にまとわる物語を小説や記録されるのは、お断り。 身近に Writerが居ない、有り難さ。
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「告白」湊かなえ著。双葉社

2009年08月15日 16時24分44秒 | Weblog
ミステリーの上半期大賞をGetした作品だったと記憶している。

公立中学を舞台に まぁ大変な心理の行き交いが有り、勿論 何人もの人が殺され~~~出来る子、馬鹿な子、それぞれに苦労している。

こんな簡単に殺人が為されては堪らない~~~。

しかし作品としては 少し込み入り過ぎだが、よく出来ている。

面白かった。


本日は敗戦記念日。
今、気がついた。黙祷もしていない。
よくないなぁ。

「復讐も受けず 蝉時雨ん中」

山頭火ばりに今 作ってみた。
この場合、復讐は中国韓国。

命を永らえている己を 短命の蝉と対比させ~~~

読み終えた本は 復讐がテーマ。
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