勧進帳安宅の関３人の像

夜6 50分現在、まだ列車に乗っている。

亭主はホタテを肴にビールを飲んでいる～～～。

直江津→→富山 特急はくたか。
真っ暗。
今夜の宿は富山駅近くのホテル。食事無し。

朝から 京都→→福井→→石川→→富山→→新潟と移動。

親不知子不知 の息を飲む海岸線を 亭主に味わってもらおうと 直江津まで乗った。
私も久しぶり。
高速が走り 随分ムードが違っていた。

そんな訳で こんなに遅い時刻になってしまった。


奥の細道
ルートなのに～～不勉強でせっかくの場所を 見過ごしている私である。


しかし充分楽しんではいるのだ。


10代の おしまいで 前進座の勧進帳を見て以来 何度も見ている 安宅の関だが この像の迫力には圧倒された。

本日のハイライト！

オリンピックは何処に決まる？

明日未明 決定発表予定。
マドリッド
サンパウロ
シカゴ
そして～～～わが国の首都トーキョー！

希望は 勿論 東京だが～～多分 シカゴに決まるであろう。

あのトウキョーオリンピックの思い出は 山程ある。 急に 丹下健三建築が現れた 驚き！
晴天の開会式。
今の子供たちにオリンピックをプレゼントしたい！少し位 税金が増えてもいい！

でも～～～シカゴでしょうね。

と 話しながら 北陸本線しらさぎ特急車内で 笹すしをいただく。

雨が本降りになった。

秋雨。

小浜オバマは多彩！若狭路

小浜線 小浜駅で30分停車。

駅構内のPostに人魚姫！ この地には 人魚伝説もあるらしい～～～。

義経と弁慶が 若狭路を命からがら逃げ延びたのは 涙ながらに 歌舞伎で観たり 子供の頃から 安宅の関の話を 読んだりしたものだ。

「砂の器」、 中居君バージョンでなく 私は加藤剛！
満開の桜の下 若狭の浜を追われる乞食父子～～思い返すだけで ジーンとする。

山川登美子記念館～～～あ～～次回は ここにも行きたい！


ワンマン列車は 紫苑咲く田舎道を 各駅停車で進んでいく。

～～しかし どこの家も 瓦がきれいで大きいなあ～～～立派。

軍艦の名前が通りに付く街

東舞鶴で列車待ち合わせ時間が ２時間弱あった。
この辺りＪＲでも自動ドアには非ず！
ボタンを押す。 危険はないのだろうか～～～


街を歩く。
三笠通り、ん？ 敷島通り、あら 朝日通り………


舞鶴といえば 「岸壁の母」が 即 浮かぶ私だが～～～

それ以前に ～～亭主のレクチャーを 受ける～～～帝国海軍の鎮守府が置かれ～～山本権兵衛 が 東郷平八郎を～～～そこへ秋山某 が、坂の上の雲の～～えっ？あれは松山でしょ？～～～～～～～とレクチャーは１時間続く。

それで どうしてここに戦艦の名前の通りが 何本　もあるんだっけ！？


亭主が 感しながら 買った海軍の珈琲をパチリ！

海の防人って、あったがだいたい防人は海じゃないかな 海の国、日本だから～～～。


小雨がふりだした。

山椒大夫の舞台だわ～～

タンゴ鉄道に 揺られている。
世阿弥が 丹後物狂 を能に仕立てていたのだ！

山椒大夫の あんじゅ塚 もある～～～ 酒呑童子もこの辺り～～～～源頼光か～～あの絵が浮かぶ、やっつけて腕を切る！こわ～～い、といつも思っていた。

せいだか泡立ち草が けっこうはびこっている～～～～～～

キョロキョロ忙しい私。

ローカル線大好き。 次は水上勉が始まります。

初めてやって来た！天橋立

日本三景の一つ 天橋立に面した宿に居る。


嬉しい～～～～だって初めての場所だから～～～。

雪舟の描く 「天橋立図」は 畏敬の念を持ち 眺めていたが なぜか現地に立つことがなかった。

北近畿タンゴ鉄道に、とことこ揺られながら たっぷり時間をかけて天橋立駅に到着。 その足で 廻旋橋から しばらく 松の中を歩いた。
ここの松は豊かである。マツクイムシにやられていない～～～（感心）

しかし 全体を掴むには 高い所に上がらねば無理。
雪舟は何処から描いた？？
心ならずも 宿に入る。 神々の遊び湯 と称し イザナミの湯 イザナギの湯～～～13も湯がある。すっかり 神話の世界。なのに～～～食事はホォアグラや松茸が出たり、贅の限りを尽くしている。

えっ天橋立って修学旅行生が泊まるのかと 思ったがどうも 違うみたい。

ゆっくりこの地を歩き回りたいが～～～～丹後半島を抜け出すのは 結構 時間がかかる～～～。