名残の月

美しい月が ゆるゆると東から西の空へ孤を描き移っていく。

眠るのが惜しくて夜通し起きている～～～と いえばカッコつくが 実際は原稿が仕上がらず悪戦苦闘している。


我ながら情けない。

プロの人と比べるのはおこがましいのは百も承知ではあるが～～～原稿書きが遅い。

昨夜の月をパチリしたものをパチリ！

真夜中２時のは黄色味を帯びている。


もう床に就きます。 神無月も終わり霜月へ。

気新光照甲骨文字

本日俳句の集まり。
★秋の暮れ行けずじまいの集古館 （美）
★可也山を知り尽くしたる石蕗の花 （愛）

★空澄むや 芭蕉の道へ思ひ成る（里）

★那須野原落穂拾ひの烏二羽（弘）
★いちにちのだんまりの果て白鳥座 michi


今村北州さんの掛け軸にある字に触発され キモチを新しくして ことばの道を進みましょう、と。

昨夜は十三夜。 福岡では真夜中 よい月を仰げました。
月に１度の俳句会は あっというまに巡り来ます。 継続は力なり。たゆまぬ歩みを。
～～～などと 平気で言う私。

手作り弁当を頂きながら～～

Ｆさんお手製の弁当を頂きながら 即席俳句会。

★椎茸や故郷思ふ甘き味（美）

★即席の汁椀輝く秋句会（愛）

★すしめしを飾り装ふ紅葉鯛（里）

★柚子香る汁汁椀添へし五目飯（弘）

★柚子の香や 心尽くしといふことば michi

しちめんそう七面草

今回のソウル旅では インチョン空港周りの干潟七面草の風景に心を奪われた。
国内でも佐賀の東与賀町、筑後川河口に保護されているが、まるで別種の植物かと みまごう美しい景色である。

秋にソウルに出向いたのはインチョン空港が出来た後だけでも 4回目だろうか。
年々素晴らしくなっていく～～～～

あの景色を見るだけでも旅費がチャラになる位だが 植物好きでない人にはキムチ１片の価値もない！ そこがまた 世の中の面白いところである。

アカザ科。

集合写真の時は隅っこに居る主義

昨夜は ソウル土産の岩のりと コチジャンの牛肉和えに 梨ジュース等で飲んだ。

10月17、18、19日で出向いた因幡万葉旅の記念写真が届いていた。

主催のＫ氏がよく世話が行き届き この様に送ってみえる。 5枚もあるわ～～～～と 笑いながら見る。

私達は写真撮りの折りには 常に目立たない場所に立つ。 ことさら隠れることもないが 目立ちたいとは思わぬ故。

ところが～～～どうしたことでしょう～～～～柿本人麻呂の歌碑の前では 二人してベストポジションにいる。

つのさはふ 石見の海の 言さへく 韓の先なる…………
万葉2 巻 135。

枕詞が連綿と登場する長い歌。

おかしいなぁ どうしてこんな処に屈んだのだろう～～～と二人共、笑いが止まらなかった。



まっ、たまには～～～ね。

梨のジュースは日本にはないので30本入りを市場で買ったこともあったが 今回はコンビニで。