SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

ニヤとてんかん

2015-10-08 23:42:32 | 食餌・健康
今朝早くにニヤが軽い癲癇の発作を起こしました。
記録のために書いておきます。

朝6時、まだ外は暗い時間にニヤがモゾモゾして目が覚めました。
「ニヤ、トイレ?」と声をかけたら、普段ならピョンっとベッドを飛び降りるのに何か変。
そこで寝ぼけてた頭がちょっと働き始めたと思ったら、ニヤが聞いたこともないような声で
「ヒィーヒィーッ」と鳴きました。犬というよりリスやネズミみたいな高い声。
でも大きな声ではなくて、弱々しい声だったのでオットは気づかず寝ておりました。
ニコが目を覚ましたけれど「いかん、これは何かおかしい。」と思ってニヤを抱いて洗面所へ。
ニコが付いてくるとややこしいので、隔離の意味もあって別室に行きました。

明るいところでニヤを床に下ろすと動きがすごく緩慢で、いつもは立っている耳も尻尾も倒れています。
ちょっとおぼつかない足取りで円を描いて歩き始めたのを見て「あ、癲癇かも」と思いました。
最初は胃拡張や胃捻転かとお腹を確認したけれど膨れている様子も、吐きそうな様子もなかったのでね。

抱っこしてみたら、足をピーンと突っ張って硬直しているような感じ。
顔を覗き込んだら、目は開いてるけれど何も見ていないような虚ろな感じでした。
体は小刻みにプルプル震えていました。

2~3分経過したところで「あ!動画撮ろう」と思いついてカメラを取ってきました。
後から病院で見てもらうために録画しようと思ったんですね。


「病院に連れてこられちゃった。」

録画して少し経つと、ニヤがここで初めて目が覚めたような様子を見せました。
目の焦点もちゃんと合っているし、足取りもしっかりしました。
でもベッドには戻らずソファーの上に行きたがったので、好きにさせて見守ることにしました。
ヨーグルトをちょっとだけ指につけて差し出したら、いつも通りの勢いで平らげたのでホッと一安心。

そこでようやくオットが起きてきて、あったことを説明したんですが、どうにも伝わらない。
癲癇の発作というと、完全に硬直してブルブル痙攣して泡を吹くというイメージしかなかったようです。

この後、ニコと一緒に外に出したらいつも通りに普通に歩いて普通に用も足したので散歩に行ってみたら
いつもと全く同じように普通にスタスタ歩いていました。
帰ってきて朝食も普段通りの食欲で完食。ただしいつもよりも柔らかいもの中心のメニューで。


「おかーさんがニヤばっかりかまってておもしろくない。つまんない。」

病院が開く時間になったので電話して、症状を簡単に説明してから連れて行きました。
電話を取った受付の人の話では「円を描いて歩く症状があったなら必ず病院へ」とのことでした。

病院では録画していった動画を見てもらい、朝の様子を事細かく説明したら
「マイルドな癲癇の発作ですね。原因を特定するためにまずは血液検査、その後場合によってはレントゲン。
原因が分かれば投薬開始となります。原因がわからなくても、もしもう発作が起こらないようなら様子見。
原因も分からず、大きな発作が起きた場合には専門医を紹介します。」とのことでした。


「センモンイとかいらないのに。」

診察した時点ではニヤは完全に普通の状態ですねと言われました。
病院に行く前はずっと寝てたんですけれどね。

今まで他の方のブログを読んだり、そこから派生して色々調べたりしていたお陰で
すぐに「癲癇かも」と思い当たったし、落ち着いて対処できたように思います。

私もニヤのことを書くことで誰かのお役に立つことがあるかもしれないので
発作の時の動画を貼っておきますね。


ちょっと分かりにくいですが、足元のおぼつかない感じや、力のない目はわかると思います。

心配はもちろん心配なのですが、一方で「なるようにしかならない」と開き直った気持ちもあります。
この後また、検査の結果などご報告しますね。

ニヤは今はいつもと変わらぬ様子でスヤスヤ寝ています。
体も元気にしているのでご安心ください。


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「おかーさんが面倒見てくれるからダイジョブ!」
コメント (14)
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