久しぶりにごはんのお話です。
「ごはんのお話よりごはんをもらう方がうれしい〜」
この記事を書くきっかけになったのは、コメント欄でやりとりさせていただいたことから
「これは自分自身も整理しておきたいし、他の方の役にも立つかもしれない」と思ったからでした。
いただいたコメントは、愛犬のために作っていらっしゃる手作りごはんのことについてでした。
ニコニヤのごはんのことは自分なりに色々考えてはいるものの、最終的にはけっこう大雑把な私と違って
それはもう丁寧で、よく考えて食材を選んだり、作ったりしていらっしゃる方です。
以下はコメント欄からの抜粋で、手作りごはんに使っている食材について
「動物性食品は牛肉、鶏肉、羊肉、馬肉、魚は鰯や秋刀魚、鱈などを週に1回、
内臓肉は主に馬のものを少量週に2回程度、卵は3週間に2回程度。」
「植物性食品は、白米(オートミールにも挑戦しようと思っています。)、
野菜(ごぼう、さつまいも、カリフラワー、セロリ、アルファルファ、グリンピースなど他にも葉もの野菜も)
果物(りんご、バナナ、キウイなど)、ここに納豆、リンゴ酢、微量の生姜・ニンニク、オイル
ふりかけ(煮干し、干し椎茸、ひじき、昆布、ワカメをミルサーで粉末にしたもの)、卵の殻パウダー、
サプリメント(植物酵素とプロバイオティックから作られたもの)、スピルリナ、お味噌、ゴマ等をトッピング。
間食には上記のようなスープ、干したホタテの貝柱、干した馬のアキレス、ヨーグルト、などです。」
「すごいっ!あたしもそんな美味しそうなごはん食べてみたい!」
そだよね〜。すごいよね〜。おかーさんも食べてみたい。
さて、この方の愛犬は最近獣医さんで胆泥症(たんでいしょう)と診断されたそうです。
これだけ健康のために気をつかっていらっしゃるので、落ち込まれるお気持ちもよくわかります。
でも、どんなに気をつけていても何かが起きることはあるし、マニュアル通りにいかないのが生き物の体ですもんね。
それに、これだけ気をつけていたからこそ、それで済んでいたということもあるだろうし。
胆泥症というのは胆のうに貯蔵される胆汁が何らかの原因でドロドロになってしまった状態。
(原因は内分泌疾患だったり、胆のうが細菌に感染して炎症を起こしたりといろいろ)
胆泥症自体はそれほど深刻な症状ではないし、病気として扱われないことが多いそうです。
でも胆汁がうまく流れないと詰まって炎症を起こしたり破裂したりすることもあるので
ドロドロの胆汁はなんとかしないといけません。
胆汁というのは肝臓で絶えず作られていて、そこから胆のうに行って貯蔵されます。
食事をすると胆のうからキューッと絞り出されて、十二指腸の方に行って排出されます。
なぜ絞り出されるかというと、胆汁には脂肪を乳化させる働きがあるんですね。
食事から摂った脂肪は乳化しないと体内で吸収されないから、食事のたびに胆汁が送り込まれるわけ。
「じゃあ今ニコがなめてるピーナッツバターも、胆汁がニューカして吸収されるんだね」
その通り。
何か食べるたびに胆汁は胆のうから十二指腸に流れていくわけですから、
胆泥症でドロドロになっている胆汁は食事の回数を増やすことで流れやすくなります。
(1日3回くらいに分けて食餌を摂るのが理想だそうです。)
また、胆汁がそのような状態になるということは肝臓も疲れているということです。
消化に必要な胆汁の状態が良くないということは、消化器にも負担がかかっているはず。
だから肝臓にも消化器にも負担をかけないような食餌が必要。
それには低脂肪で高タンパクの食餌が理想。
この方の普段のメニューで言えば、牛肉や羊肉の時は脂身を取り除いたり、焼いて脂を落としたりして
イワシやサンマなどを使った時には、トッピングのフィッシュオイルは除くという感じですね。
それからサツマイモは野菜ではなく、炭水化物のグループと考える方が良いですね。
サツマイモを使ったら、白米もオートミールも無し。
肝臓や消化器をいたわるためには、私ならぜひハーブを取り入れたいところ。
理想的だと思うのは「犬と人のハーブ屋さんPea Tea Puu」のこの商品。
犬のためのハーブ「ベーシック」
ハーブを週に5日使って、その間は煮干しや干し椎茸で作ったふりかけやスピルリナはお休み。
週に2日はハーブを休んで、その日はふりかけやスピルリナを使うというペースで。
「ハーブで血液やリンパ液の流れを良くして、肝臓や腎臓をいたわろうって計画」
ちょっとずいぶん長くなってしまったので、続きはまた明日に。
わかりにくくなかったですか?
「ちょっと何を言ってるかわからない」という場合はご一報ください。
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「ごはんのお話よりごはんをもらう方がうれしい〜」
この記事を書くきっかけになったのは、コメント欄でやりとりさせていただいたことから
「これは自分自身も整理しておきたいし、他の方の役にも立つかもしれない」と思ったからでした。
いただいたコメントは、愛犬のために作っていらっしゃる手作りごはんのことについてでした。
ニコニヤのごはんのことは自分なりに色々考えてはいるものの、最終的にはけっこう大雑把な私と違って
それはもう丁寧で、よく考えて食材を選んだり、作ったりしていらっしゃる方です。
以下はコメント欄からの抜粋で、手作りごはんに使っている食材について
「動物性食品は牛肉、鶏肉、羊肉、馬肉、魚は鰯や秋刀魚、鱈などを週に1回、
内臓肉は主に馬のものを少量週に2回程度、卵は3週間に2回程度。」
「植物性食品は、白米(オートミールにも挑戦しようと思っています。)、
野菜(ごぼう、さつまいも、カリフラワー、セロリ、アルファルファ、グリンピースなど他にも葉もの野菜も)
果物(りんご、バナナ、キウイなど)、ここに納豆、リンゴ酢、微量の生姜・ニンニク、オイル
ふりかけ(煮干し、干し椎茸、ひじき、昆布、ワカメをミルサーで粉末にしたもの)、卵の殻パウダー、
サプリメント(植物酵素とプロバイオティックから作られたもの)、スピルリナ、お味噌、ゴマ等をトッピング。
間食には上記のようなスープ、干したホタテの貝柱、干した馬のアキレス、ヨーグルト、などです。」
「すごいっ!あたしもそんな美味しそうなごはん食べてみたい!」
そだよね〜。すごいよね〜。おかーさんも食べてみたい。
さて、この方の愛犬は最近獣医さんで胆泥症(たんでいしょう)と診断されたそうです。
これだけ健康のために気をつかっていらっしゃるので、落ち込まれるお気持ちもよくわかります。
でも、どんなに気をつけていても何かが起きることはあるし、マニュアル通りにいかないのが生き物の体ですもんね。
それに、これだけ気をつけていたからこそ、それで済んでいたということもあるだろうし。
胆泥症というのは胆のうに貯蔵される胆汁が何らかの原因でドロドロになってしまった状態。
(原因は内分泌疾患だったり、胆のうが細菌に感染して炎症を起こしたりといろいろ)
胆泥症自体はそれほど深刻な症状ではないし、病気として扱われないことが多いそうです。
でも胆汁がうまく流れないと詰まって炎症を起こしたり破裂したりすることもあるので
ドロドロの胆汁はなんとかしないといけません。
胆汁というのは肝臓で絶えず作られていて、そこから胆のうに行って貯蔵されます。
食事をすると胆のうからキューッと絞り出されて、十二指腸の方に行って排出されます。
なぜ絞り出されるかというと、胆汁には脂肪を乳化させる働きがあるんですね。
食事から摂った脂肪は乳化しないと体内で吸収されないから、食事のたびに胆汁が送り込まれるわけ。
「じゃあ今ニコがなめてるピーナッツバターも、胆汁がニューカして吸収されるんだね」
その通り。
何か食べるたびに胆汁は胆のうから十二指腸に流れていくわけですから、
胆泥症でドロドロになっている胆汁は食事の回数を増やすことで流れやすくなります。
(1日3回くらいに分けて食餌を摂るのが理想だそうです。)
また、胆汁がそのような状態になるということは肝臓も疲れているということです。
消化に必要な胆汁の状態が良くないということは、消化器にも負担がかかっているはず。
だから肝臓にも消化器にも負担をかけないような食餌が必要。
それには低脂肪で高タンパクの食餌が理想。
この方の普段のメニューで言えば、牛肉や羊肉の時は脂身を取り除いたり、焼いて脂を落としたりして
イワシやサンマなどを使った時には、トッピングのフィッシュオイルは除くという感じですね。
それからサツマイモは野菜ではなく、炭水化物のグループと考える方が良いですね。
サツマイモを使ったら、白米もオートミールも無し。
肝臓や消化器をいたわるためには、私ならぜひハーブを取り入れたいところ。
理想的だと思うのは「犬と人のハーブ屋さんPea Tea Puu」のこの商品。
犬のためのハーブ「ベーシック」
ハーブを週に5日使って、その間は煮干しや干し椎茸で作ったふりかけやスピルリナはお休み。
週に2日はハーブを休んで、その日はふりかけやスピルリナを使うというペースで。
「ハーブで血液やリンパ液の流れを良くして、肝臓や腎臓をいたわろうって計画」
ちょっとずいぶん長くなってしまったので、続きはまた明日に。
わかりにくくなかったですか?
「ちょっと何を言ってるかわからない」という場合はご一報ください。
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