SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

最近のニコニヤごはんの炭水化物事情

2019-07-07 23:42:44 | 食餌・健康
今日は久しぶりにニコニヤのごはんの話です。

「よその子のフードの話じゃないのね!」

犬と炭水化物については議論が分かれるところで、犬の食餌を語る場で炭水化物の話が出ると
炎上が起こることすら珍しくありません。

以前に、私の炭水化物に対する考えはこんな感じですと紹介したのがこちら。

ニコニヤには昔から常に炭水化物を与えて来ました。

ニヤが来たばかりの頃、12年くらい前は玄米をよく使っていました。
消化が悪いのでポンッと弾けるくらいまで乾煎りしたのを圧力鍋で炊いて
小分けにして冷凍しておき、肉や野菜と合わせて与えていましたが
あまりにも手間がかかるので、日系スーパーで玄米を挽いて粉にしたものを見つけ
それに水を加えて火にかけて練りクリーム状にしたものも使っていたなあ。

ニコもニヤも若くてお腹も丈夫だったので、パスタも時々使っていたし
熱湯をかけるだけでOKのクスクスも常備していました。
(クスクスはパスタと同じセモリナ粉から作ったごく細かい粒々の食材です。)


白っぽいのは日本のと同じサツマイモ
オレンジ色のはスイートポテトです。 まとめて蒸して冷蔵庫へ。
人間の食事にも、ソテーして付け合わせに使ったりします。

スイートポテトは今も昔もずーっと定番で使っている炭水化物源です。
サツマイモ同様にビタミンC豊富で、ニンジンみたいな色の通りβカロチンも豊富です。
カナダやアメリカのドッグフードでスイートポテトと書かれているのはこのお芋です。

白米はお腹を下した時くらいで、食餌としてはあまり使いませんでした。
たまに小さい小さいおにぎりを作ってオヤツにすることはあったけれど。

そのうちだんだん玄米の登場回数が減り(面倒くさかったんだと思う 笑)
10年くらい前からオートミールをよく使うようになりました。

これは5年くらい前のごはん。
水を加えて炊いたオートミールに、セロリとブロッコリー入り
リンゴ、鶏手羽先(表面だけサッと茹でてハサミでぶつ切り)

ちょうど上のごはんの頃、ニコが9歳になったくらいから小麦をたくさん食べると
皮膚の柔らかいところが赤くなって痒みが出るようになったので
パスタもクスクスも止めて、オートミールが定番になりました。

玄米もオートミールもスイートポテトも、食物繊維が豊富なので
炭水化物の吸収がゆっくりになり、血糖値が急に上昇するのを防ぎます。
オートミールは調理も簡単、さらにビタミンやミネラルも摂取できるので
ずいぶん長い間助けてもらいました。

「オートミールクッキーまた作って!作って!」

でもニコの腎臓の数値が良くないことが判明してから、リンの摂取を控えるようになり
リンを多く含む全粒穀物は全て止めました。

ごめんよニコ、だからオートミールクッキーはもう作らないんだよ。

元々ニコもニヤも、炭水化物を食べないとすぐに体重が減ってしまうので
こんな風に色々な炭水化物を摂っていました。  
今はニコにタンパク質を好きなだけお食べ!というわけには行かないので
お腹を空かせないよう、炭水化物はやっぱり必要です。

白ごはんとスイートポテトをメインに、たまにビーフンなども使っていますが
最近重宝しているのがこれです。

玄米とキヌアのパスタ。

グルテン不耐性で普通のパスタが食べられない人のために
アメリカのスーパーにはパスタもパンもお菓子類も、小麦粉の代わりに
色々なグルテンフリーの粉で作った製品が売られています。
これもそのひとつ。

細ーいマカロニで2〜3分で茹で上がるのでとても便利です。
しかも茹でた後、時間が経つとあっという間にフニャフニャに柔らかくなり
犬にとっては消化しやすい状態になるので、犬ごはん食材としては最高です。
人間が食べるパスタとしては、ちょっと嬉しくないけれど。

ニコニヤが食べる炭水化物は、他にはオヤツのバナナ、米粉で作ったデンタルトリーツなどです。

これからもニコニヤごはんの内容はちょっとずつ変化していくのでしょうが
楽しみながら頭を悩ませていきたいと思っています。


コメント (10)
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