最初に、「犬のココカラ」の新しい記事のリンクを貼っておきますね。
何かを指さしたら犬がそこに注目するって、なかなかすごいことです。
ニコはごく当たり前のように指さしを理解したので、私も犬が指さしジェスチャーを理解することに対して
特に何の疑問も持たずにいたものでした。
「ニコはそういうの理解するの得意なんだ!キリッ😤 」
それがニヤが来て、指さしジェスチャーがほとんど通じないことに気づいた時はちょっとした衝撃でした。
「おうちに来る前は誰もそんなことして見せなかったのよ!あたしのせいじゃないの!」
もちろんニヤのせいじゃない。
それにニヤはニコが苦手なことが出来たりもするし、それはそれでいいんだよ。
ニコは指さしに限らずジェスチャーの指示を理解して覚えるのがとても早くて得意です。
ニヤは知らない人にも犬にも積極的に挨拶して仲良くなるのが得意です。
ニコは小動物にはあまり興味がないんだけど、近づく時には姿勢を低くして声も出さず
忍び足で静かに近づくことが出来ます。多分その気になれば狩りができる。
ニヤはトカゲでもリスでも小さい生き物をみると反射的に動くけれど、大きな声で吠えるから絶対に逃げられる😂
犬種の特性もあるのでしょうが、得意分野や苦手分野が違うのはおもしろいですよね。
ところで上にリンクを貼った記事の中で触れているのですが、インドのストリートで暮らしている野良犬も
人間に近づいて来ることができる犬のうち8割くらいは指差しジェスチャーを理解したそうです。
野良犬だから当然訓練など受けたことがないのですが、野良犬だからこその観察眼の鋭さ、
そこから来る理解力の高さもあるのかもしれないですね。
この野良犬に関する研究はインドの研究者が実験して論文を発表したものです。
犬に関する研究って大半が欧米諸国の研究者による家庭犬を対象にしたものですが
それだけでは分からないことが見えて来そうで、インドの野良犬研究は興味深いです。
「ニコは冷蔵庫のドアが開く音とか、ビニール袋を開ける音を聞き分けるのも得意!」
「ニコちゃん、キリッとして見せてもおかーさんのせいで顔が切れちゃってるよ」