皆さんの愛犬さんは怖いもの知らず?それともビビリンチョ?
犬の「怖い」という感情は、的確に観察して
適切に対応することがとてもとても大切です。
......なんてことをエラそーに書いている私ですが
ニコが若い頃ゴミ収集車にビビったりしていたことに
もっと上手く対応してやれていたら、と悔やんでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/27/e0febf14d629c87bfbc7c355f6f79e90.jpg)
「おかーさんが反省してるー」
反省することばっかりで、なんかもう落ち込むんだけどさ
落ち込んでるだけじゃ芸がないんで
犬の「怖い」は書く話題を選ぶ時のテーマの1つにしています。
怖がりな性格って必ずしも悪いことではないんです。
同腹の兄弟の中には、大胆な子もいれば、用心深い子もいる。
そうやって役割分担することが群れの生き残り戦略でもあります。
全員がイケイケGOGOな群れってイヤですからね😅
怖がりは用心深さの裏返しでもありますから、必要な資質です。
でも家庭犬に生き残り戦略は必要ないので、適切な対応が大切です。
これは2年前に書いた記事ですが、対応のヒントになるかと思います。
犬が怖がるものの代表と言えば雷や花火などの大きな音ですが
その克服の方法について書いたのがこちら。
いわゆる「ハズバンダリートレーニング」というものです。
単純に「慣れれば怖くない」というものではないので
犬が怖がっているものは絶対に無理強いしないでくださいね。
怖がる犬への対応の間違いから来る行動の中で
最も危険なのは追い詰められた末の攻撃行動です。
花火などへの対応とはまた違うものですが
これは最近の研究結果を紹介した記事です。
怖がっている犬に対して対応方法がわからないなら近づかない
特に子供は絶対に近寄らせない
犬をむやみに怖がらせないことが大切です。
「怖い」への対応で、医薬品に頼るのも一手と書いていますが
その前の段階で何か気持ちの落ち着くものはないか?と言いますと
ハーブの中には鎮静作用を持つものもあります。
バレリアン、スカルキャップ、パッションフラワー、オーツ、ホップなどが代表的。
ブレンドした液体タイプは使いやすいと思います。
......が、正直カミナリや花火対策にはあんまり効果は期待できないと思います。
バレリアンのブレンドされたものはすごくキツイ匂いで
犬も嫌がる可能性があるし、人間にもキツイです(笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/12/9fa464812c18b07e68df612f43d39cc2.jpg)
「自分で話を振って、期待するなってどーゆーこと?」
それはつまり、怖がり対策は日頃のコツコツの積み重ねで対応して
どうにもならない恐怖やストレスは獣医さんに相談して
鎮静作用のあるお薬を処方してもらうのがいいよってこと。
これからの季節、雷や花火に驚いて脱走という話を見聞きすることが増えます。
最も基本的な対応として、怖がる犬は家の奥に入れておくのも重要。
トイレやベッドの下の狭いところが安心するという犬も多いです。
あ!あとね、以前はそうでもなかったのに
最近急に大きな音を怖がるようになったという場合は
体のどこかに痛みがある可能性が高いです。
大きな音が聞こえた時に、体がビクッとすることで痛みが強くなり
音と痛みが条件づけられてしまって、怖くなるというわけです。
最近音を怖がるようになった場合は、病院で全身チェックを!
大きな音の映画や音楽を楽しみたい時には犬は別室で
毛布などかけてできるだけ音を遮ってあげてください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/39/fb2b8301244a7681155b1d9385a36f04.jpg)
「ビビリ犬代表のニコからのお願いです」